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タイトル: SCP-XXX-JP -(人を呪わば穴二つ)
著者: ©Kozue-Moku
作成年: 2021
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの”儀式”によって死亡したと思われる人物の死亡が確認され次第、直ちにその死亡を隠蔽し、”儀式”を行った人物を特定しBクラス記憶処理を行ってください。また、担当職員は可能な限り多くのネット掲示板を見回り、”儀式”に関する言及が無いか調査してください。もし、”儀式”に関する言及が発見されたときは、その言及を直ちに削除、投稿者の特定を行いBクラス記憶処理を行ってください。
説明: SCP-XXX-JPは古代中国の呪法である巫蠱1や真言密教の特徴を併せ持った”儀式”とその”儀式”を行ったことによって起きる事象の総称です。20██年、日本での原因不明の変死事件が相次ぎ、同時期とあるオカルトのネット掲示板で「人を呪い殺せる儀式」という書き込みが発見され財団がSCP-XXX-JPを発見するに至りました。”儀式”は対象となる人物(以下被呪者と呼称)を1人決めて行うものであり、”儀式”を人間が行うとその”儀式”で対象とされた被呪者は48時間以内に必ず変死2を遂げます。儀式の手順は以下の通りです。
手順1:壺を用意し、中に数十匹の毒虫3を入れる。4
手順2:手順1で用意した壺を中の毒虫達が共食いをし最後の1匹になるまで放置する。最後の1匹になったらその虫から毒を搾り取る。
手順3:管(Carex dispalata)で人形を作り、先ほど搾った毒と墨汁を混ぜ、混ぜてできた液体を用いて菅人形に被呪者となる人物の名前、年齢を記入する。
手順4:手順3で作成した人形に向かい、「おん・おりきりてい・めいりてい・めいわやしやれい・そわか」5と21回唱える。
手順5: 21回唱え終わったら、人形を焼き捨てる。
Dクラス職員を用いた実験により”儀式”について書き込まれたウェブサイト自体に一切の異常性も発見されず、”儀式”を行うかどうかは完全に個人の判断であることが判明しています。また、”儀式”は通常の人間のみに効果が見られ、収容が困難な他の異常存在を終了するのに用いることには失敗しています。
補遺: 以下は”儀式”を行ったことで自らの通う高校の同級生を死亡させた堀内氏へのインタビュー記録です。
インタビュアー:松行博士
インタビュー対象:堀内氏
インタビュー開始
松行博士: あなたが”儀式”について知ったのはどのような経緯からですか?
堀内氏: …たまたまネット掲示板を見て回ってた時なんです。いつもは全く見ないんですけど、その日何故かオカルト掲示板を見たんです…そこの掲示板に「人を呪い殺せる儀式」って書き込みがあったのを見つけたんです。
松行博士: それであなたは”儀式”を行った?
堀内氏: はい…██6からは高校に入学した時から虐められていました…半信半疑でしたがこれだけで██を殺せるならやってやろうと思い…うちの家の裏に山があってそこから毒虫なんていくらでも捕まえれました。
松行博士: そしてあなたが”儀式”を行った2日後に██氏が亡くなった。
堀内氏: えぇ。あの時のことは絶対に忘れません。やっとです…やっと私があいつから虐められることは無くなったんです。…なのに…
松行博士: なのに?
堀内氏: …皆の目がおかしいんです…皆私を疑うような目で見る。いや、分かってます。本当はそんなことない。私の事なんてなんとも思っていない。でも…皆が私を見るときの目が…怖いんです…恐ろしいんです…
松行博士: …
堀内氏: 確かにあの日誰にも見られないように呪いの儀式を行ったんです…なのに…わからない…皆に私がしたことがばれているのか、ばれていないのか…せっかくあいつが死んだんだ!なのに…くそっ!なんでだよ…こんなはずじゃなかったのに…
松行博士: …インタビューを終了します。
インタビュー終了後、堀内氏にはBクラス記憶処理が行われました。
補遺2: 近年、”儀式”についての言及がインターネット上で発見される事例が増加傾向にあり、それに伴って”儀式”による被害も増加しています。これによりSCP-XXX-JPはEuclidからKeterへの再分類が行われました。担当職員はインターネットの監視、”儀式”についての言及を行った、または”儀式”を行った人物の特定、記憶処理をより強化してください。
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批評ステータス
カテゴリ
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言語
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フィーチャー
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短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7613692 (27 Aug 2021 07:45)
注釈が一番上にあるので
これを一番下に配置してください。
”儀式”というワードが頻出していますがここまで頻出するのなら、SCP-XXXX-JP-1と呼称したほうがいいと思います。そして”儀式”を行ったことによって起きる事象をSCP-XXXX-JP-2と呼称しましょう。また改行がされていないのでアイテム番号:のあとは改行してください。これは後のオブジェクトクラス:などでも同じです。
内容に関してですが、蟲毒や真言密教といった既存の概念で記事の粗さを隠しているといった印象を受けました。蟲毒や真言密教の呪詛はインターネットで調べれば出てくるような言葉なのでどちらかといえばチープさが目につきます。インターネットで拡散されるような儀式ならこのチープさでもいいのかもしれませんが、現状その要素が生かされている点が見つけられませんでした。
補遺のインタビューでは罪悪感か本当にそう見えているのか不明ですが人の目を怖がっている描写がありますが、その描写も垢ぬけたところがなく、どこかで見たような展開といった印象を受けます。
改善点を挙げるのであれば、逆にチープさを売りにするのもいいと思います。インターネットで知った儀式を興味半分でやった結果本当に死んでしまい罪悪感に悩まされるといって物語であればまた違ってくるはずです。
批評ありがとうございます。”儀式”というワードについての細かいご指摘ありがとうございます。チープさ、という点についてもう少し練っていきたいと思います
拝読しました。あまり面白くありませんでした。
異常性ですが、「危険な儀式」で終わってしまっている印象です。儀式で人を呪い殺すということ自体がすでによくある設定なので、あまりオリジナリティを感じませんでした。
普通は結びつかないような要素(例えば、納豆とディスプレイ等)を結びつけることで、オリジナリティは出すことができます。この記事にもそういった新奇な組み合わせが欲しいです。
また、展開のうえでも読者の予想を裏切ったり認識をひっくり返すなど、面白さを出すための工夫が足りないと感じました。面白さを出すための工夫については、SCP記事の文体を始めとした各種エッセイが役に立つと思いますので、是非ご覧ください。
人を呪わば穴二つといえば地獄少女という作品が有名ですが、その作品にもこういった周囲からの疑い的な話はあったと思います(すみません、あまり詳しくは覚えていません)。ただ先行作品がまさにそのテーマで多くの展開をやりつくしてしまっている以上、展開的にももう少しひねった独自性が欲しかったです。
以下は形式に関する部分です。
注釈が一番上に来てしまっています。基本的に注釈は一番下にあるものなので、こだわりがなければ[[footnoteblock]]を最下段に移動させましょう。
また、
このように、アイテム番号・オブジェクトクラス・特別収容プロトコルの間は一行空行を設けてください。
また、基本的に『「:」の後は半角空白を一つ設けるというルール』があります。そのため、
の部分は手順の部分を太字にし、「:」の後に空白を設け、
このようにした方が良いと思います。
インタビューですが、フォーマットが崩れています。記事のテンプレートを参考に、フォーマットを整えてください。
(批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます)
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
この度は下書きへの批評ありがとうございます。もう少しオリジナリティを出せるような記事に仕上げていこうかと思います。わざわざ細かいご指摘までして頂き、本当にありがとうございました。