非現実的な「収容プロトコル」

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid Keter Safe Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは3.0m×3.0m×3.0mの鋼鉄製の収容室の中央で二層式の電子キー付きの合金製のケースに入れて収容されます。収容室は外層を鉄骨コンクリート等によって補強し、外部からの収容室の破壊を防いでください。週に一度、収容室に破損がないか検査されます。また、収容室内には監視カメラ4台と赤外線カメラ1台が設置し24時間オブジェクトに異変がないか監視してください。現在SCP-XXXX-JPの安全性を考慮してSCP-XXXX-JPの実験は全て凍結されています。それに伴い収容室への立ち入りは原則禁止となっています。

説明: SCP-XXXX-JPは直径30㎝の黒色の球体です。また肉眼でのみ1、SCP-XXXX-JPの表面に流動的な幾何学模様を視認することができます。SCP-XXXX-JPは福岡市のとある会社で動く模様がついたボールが厳重に保管されている、という噂が財団の耳に入り立ち入り調査の結果収容されました。
SCP-XXXX-JPの異常性はSCP-XXXX-JPを保持してから1週間以上たつと発現します。SCP-XXXX-JPの持ち主(以下発現者)は対象の現在の管理方法に大きな、漠然とした不安感を示しますようになります。SCP-XXXX-JPを団体で管理している場合発現者は一人だけに限定されず管理団体そのものが発現者2となり、同様に不安感を示します。不安感を感じた発現者はさらに厳重な方法でSCP-XXXX-JPを管理しようとします。しかしたいていの場合それでは足りず再度不安感を感じさらなる厳重な方法で管理しようとし、以降は上記の繰り返しとなります。
SCP-XXXX-JPは収容初期はAnomalousアイテムとして収容されていました。その一週間後にSCP-XXXX-JPの管理担当職員が発現者になりAnomalousアイテムとして管理することに不安を覚え、SCP-XXXX-JPに登録されました。SCiPとして収容されたあとに発現者は管理方法に不安を抱くという異常性が発覚しました。

補遺1: 以下は今までSCP-XXXX-JPに適用されてきた収容プロトコルです。No.の後の数字が若いほど古い収容プロトコルです。現在はNo.9の収容プロトコルが適用されています。

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは低危険度物品収容ロッカーに収容されます。

補遺2: 以下はSCP-XXXX-JPの発現者であるサイト-81N1の職員に対するインタビューログです。

インタビュー記録XXXX-JP-1
記録日:** 201█/██/██
対象: 代永研究員
インタビュアー: 檪木博士
付記: 檪木博士は普段はサイト-81N1外の勤務のため発現者ではありません。
記録開始
檪木博士: 代永研究員、あなたはSCP-XXXX-JPの収容プロトコルをどう思っていますか?私にはあれがやりすぎにしか見えなないのですが。
代永研究員: あれがやりすぎ?まさか。むしろ足りないぐらいです。博士はあの程度の収容プロトコルしかなくて心配ではないのですか?
檪木博士: いえ。心配すべきことなんてどこにもないでしょう。あなたは何を心配に感じているのですか教えて下さい。SCP-XXXX-JPが傷つけられることですか?それともSCP-XXXX-JPが財団の脅威になることですか?
代永研究員: …わかりません。言葉では表し難いのです。ただあれでは足りないんです。なにかが起こってからでは遅いのです。
檪木博士: と言われても何も起こるはずないんですけどね…
代永研究員: サイト-81N1外の人たちはみんなそう言いますよ。実際にアレの実験に携わればわかるはずです。博士もサイト-81N1に異動願いを出してみては?
檪木博士: いえ、わたしは結構です。ではSCP-XXXX-JPの異常性をあなたは理解していますか?
代永研究員: ええ。1つ目は肉眼でのみSCP-XXXX-JPの表面に視認できる流動的な幾何学模様。2つ目はSCP-XXXX-JPを保持して一週間以上経つとその管理方法に不安を感じるというものです。
檪木博士: ではあなたは自分で述べた2つめの異常性の影響下にあるということは自覚していますか?
代永研究員: ええ。しかしわたしは周りの職員と比べてもSCP-XXXX-JPの影響が少ないみたいなんです。体感ですけどね。ですから今まで私が言ったことはSCP-XXXX-JPの影響を受けていないわたし自身の言葉です。
檪木博士: …そうですか。以上で終了です。ご協力ありがとうございました。
記録終了
考察: どうやら発現者は自らの思考がSCP-XXXX-JPの影響を受けていないと考えているようです。このままサイト-81N1でSCP-XXXX-JPを管理するのには無理があるのかもしれません。もっともサイト-81N1が代永研究員のような感じの人だらけと考えたらSCP-XXXX-JPを他のサイトに移すだけでも難しそうですがー檪木博士

補遺3: 以下は檪木博士による収容プロトコル、オブジェクトクラスの改正の申請です。

From: ten.pcs|ikoniker#ten.pcs|ikoniker
To: █████@scp.net
日付: 21██/█/██
件名: SCP-XXXX-JPの収容プロトコルとオブジェクトクラスについて

SCP-XXXX-JPの収容プロトコルとオブジェクトクラスの変更を申請します。どう考えても今の収容プロトコルはやりすぎです。「論理的かつ堅実にオブジェクトを収容し、かつ、その要求に応じたリソースを投下しつつも無駄遣いのないようにしなければならない」収容プロトコルの基本です。ただの模様付きの球体にあそこまでする必要はないのは一目瞭然です。そもそも今の収容プロトコルはSCP-XXXX-JPの影響を受けて作られたものです。これ自体が収容違反と言えかねません。オブジェクトクラスも、もともとSafeだったものが発現者達によって歪められKeterになったのです。無駄な支出を抑えるためにも直ちにオブジェクトクラスをSafeにして収容プロトコルNo.1の適用を申請します。ー檪木


申請は許可されましたがオブジェ-クト輸送班がサイト-81N1の職員たちにより輸送作業が妨害されるという事件が起こりました。最終的に機動部隊こ-28(運び屋)によりSCP-XXXX-JPはサイト-81AAへ移送、再収容されました。SCP-XXXX-JPには新たに特収容プロトコルNo.10が適応されます。

SCP-XXXX-JPは中危険度物品収容ロッカーに収容されます。発現者の発生を防ぐためにSCP-XXXX-JPの管理、研究チームは2日置きに解散、再結成を行い1週間以上継続的に同じ人員がSCP-XXXX-JPの管理、研究に関係することが内容にしてください。


また、サイト-81AAへの移送中に事案XXXX-1が発生しました。詳しくは補遺3を参照してください。

補遺3: SCP-XXXX-JPをサイト-81AAに移送する際輸送車がGOCの構成員と思われる人物5人に襲撃されました。(事案XXXX-1)この襲撃はSCP-XXXX-JPの奪取が目的とされていたものの、機動部隊により阻止されました。以下は襲撃時に捕縛されたGOCの構成員に
しかし、サイト-81AAに再収容後にもGOCや他のGoIによる襲撃が3件発生しました。(事案XXXX-2~4)以下は事案XXXX-1~4を受けて行われた緊急対策会議の記録です。

会議記録XXXX-JP
記録日: 201█/██/█
記録開始
前半部分は重要度が低いため省略する
櫟木博士: 少しよろしいでしょうか。
楠博士: ええどうぞ。
櫟木博士: 今までのSCP-XXXX-JP関連事案を振り返ってみるたのですがその結果SCP-XXXX-JPにはもうひとつ、異常性が秘められているかもしれない、という結論に達したのでお話したいのです。
楠博士: 『もうひとつの異常性』?一体どう言った?
櫟木博士: 皆さんにも考えてもらいたい。最近のGoIの襲撃を。これがそのまま異常性だとしたらどうでしょうか。
檻見博士: (数秒間の沈黙)要するにSCP-XXXX-JPは人を引きつける異常性があるということですか?
櫟木博士: ええ。我々は最近…SCP-XXXX-JPがサイト-81AAに移送されてからGoIに狙われるようになった、と思っていますがこの異常性をSCP-XXXX-JPが持っていると考えれば全て説明が着くのです。
楠博士: というと?
櫟木博士: もともとSCP-XXXX-JPは███という会社の所有物でした。ですが何故かSCP-XXXX-JPに関する噂が流れそれをもとに我々が収容したのです。もちろんその会社もSCP-XXXX-JPの「発現者」だったわけです。███と言えばかなりの大企業ですしかなりの高セキリュテイの元で管理されていました。それなのに噂が漏れた。そんなこと普通有り得ますかね?やがて噂は我々の元へと流れ着き収容されました。現在の我々と同じ状況です。収容プロトコル自体はオブジェクトの力により強化されていました。それなのに情報が漏れ出てGoIの襲撃を受けた。言ってしまえばただの模様付きの玉に近いのに。これをただの偶然で説明できるのでしょうか?SCP-XXXX-JPの発現者に過剰に厳重に管理させるのは自己防衛に近いものがあるのかもしれません。
檻見博士: なるほど。確かに筋は通っていますね。となるとこれからもGoIの襲撃は続く、ということになりますが。
櫟木博士: 恐らくその通りになるでしょう。このままSCP-XXXX-JPは狙われ続ける可能性が高い。となると我々がやれることはひとつしかない。
楠博士: (数秒間の沈黙)収容プロトコルの強化、ですか。
櫟木博士: そうです。現在は暫定的に中危険度物品収容ロッカーに収容されていますが今すぐにでもNo.9の収容プロトコルを適用するべきです。我々は一刻も早くSCP-XXXX-JPをそれ自身の特異性から守らねばならない。
記録終了

緊急対策会議後にSCP-XXXX-JPには収容プロトコルNo.9が適用されました。現在までにSCP-XXXX-JPは9度のGoIによる襲撃を受けていますがSCP-XXXX-JP本体が損傷を負う事案は発生していません。
現在収容プロトコルNo.10が計画中です。


読んでくださった方々へ
SCPでやってはいけないことの一つである「やりすぎな収容プロトコル」について書いてみました。財団そのものが発現者になったのかはご想像におまかせします。


批評コメントにて率直にUVかDVかを教えていただきたいです。他のアドバイスをしてくださるとなお嬉しいのですが、アドバイスには自信がない方もおられるかと思います。その時は「自分はUV/DVです。(明確で書きやすい理由があれば)〜だからです。」だけでもいいので何卒宜しくお願いします。


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