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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-8124の低脅威度保管庫に収容されています。実験にはレベル3クリアランス以上の職員2名の許可が必要です。
説明: SCP-XXXX-JPは折り畳み式の風呂蓋です。プラスチック製であり、折り畳まれた状態では特異性を示しません。SCP-XXXX-JPは35〜45℃の湯で満たされた浴槽へ使用している間に発生します。SCP-XXXX-JPは覆われて影となった水中空間を対象に、異常性により光量を減らします。そうして目視不可な暗さとなった箇所を、SCP-XXXX-JP-Aに指定される水中空間へと繋げます。
SCP-XXXX-JP-Aは光のない平均40℃の水中です。人間の視覚では知覚できない程の暗闇であり、接続面から入ってくる光でしか現在地を把握する方法がありません。水流は穏やかで、水は湯と同じ成分の淡水でした。SCP-XXXX-JP-Aは計測では水圧が2気圧程ですが、空間の上方には水で満たされた空間が広がっているため、地上とは重力の大きさが違うと物理的に推測されます。
空間との接続面は風呂の外(以降基底世界と呼称)から見て水中の影となる断面に当たります。また、SCP-XXXX-JP-Aの内部からは、水面とSCP-XXXX-JPの隙間から差し込む光に照らされた範囲が基底世界と接続しているように見えます。光に照らされた場所は、対応する浴槽内部の側面が見えます。
上記より、基底世界とSCP-XXXX-JP-Aとの境界はそれぞれの空間によって違います。しかし、SCP-XXXX-JP-Aに侵入した物体の一部が基底世界と繋がっていれば、SCP-XXXX-JPからは基底世界にいると判断されるようです。
SCP-XXXX-JP-Aとの接続は湯の温度および光量の条件が満たされた間のみ繋がります。そして、SCP-XXXX-JPをどけた場合は、即座にSCP-XXXX-JP-Aとの接続は遮断され異常性を失います。
SCP-XXXX-JPは接続毎にSCP-XXXX-JP-Aの内部座標を移動させている可能性が高いです。そのため、接続が切れる際にSCP-XXXX-JP-Aの内部にいた人物の生還は困難となり、実質的に死亡扱いとされます。
SCP-XXXX-JP-Aに電磁波や赤外線などの光線は侵入できますが、基底世界に戻ることができません。そのため、SCP-XXXX-JP-Aの内部で一方的に通信を受信できますが、送信ができません。おそらく、接続面には侵入できるものに条件があると予想され、今後の調査の目的の1つとされます。
SCP-XXXX-JP-AにはSCP-XXXX-JP-Bに指定される水中生物に酷似した未確認生物が存在します。現在までに以下のような生物が報告されました。
実験プロセスXXXX-015: SCP-XXXX-JP-Aの帰還方法
SCP-XXXX-JP-Aの内部調査では、現在までに人間を侵入させるのみしか有効な方法がありません。それは、前述した通り、通信機器が使用できないため、機器の遠隔操作が行えないからです。ワイヤー内に電線を通して電波に頼らない通信方法でも、SCP-XXXX-JP-Aとの接続面で電力が途絶えたため失敗しました。しかし、被験者の安全を考慮して、以下の実験プロセスが作成されました。
手順1. 基底世界に固定されたロープのようなものを被験者の体に繋げる。
手順2. SCP-XXXX-JP-Aの侵入時間を事前に決めておき、時間まで侵入した被験者は調査および生存行動に注力する。
手順3. 時間になったらSCP-XXXX-JPをどけて、被験者を基底世界に連れて帰る。
上記のプロセスは、それまでの実験で判明した基底世界とSCP-XXXX-JP-Aの境界の判定を利用したものです。ロープのようなもので繋がれている間は被験者が基底世界にいると判断されるため、SCP-XXXX-JPをどけると被験者は瞬時に浴槽内へと帰還します。
実験記録XXXX-JP.3: SCP-XXXX-JP-Aの侵入記録
SCP-XXXX-JP-Aでは通信機器が使用できないほか、カメラの撮影は暗闇が光を吸収してしまい効果的ではありません。そのため、SCP-XXXX-JP-Aの調査は、被験者が帰還後に提出する報告書を主として情報を集めます。
以下は、実験記録XXXX-JP.3より抜粋した報告書です。SCP-XXXX-JP-Aの調査の流れを具体的に説明しています。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7607414 (20 Aug 2021 09:56)
お読みいただきありがとうございます。
よければご批判お願いします。
ご指導いただきたい点は以下の3つです。
私はDクラスの人間味ある文章を書くのが初めてなので、変なところや陳腐なところがたくさんあると思います。経験者様はその点もいろいろご指摘いただけると大変参考になりますし、後学ともなりますのでお教えいただけると幸いです。
そうでなくとも、ご意見、ご批評していただけると大変助かります。
どうぞよろしくお願いします。
追記: すみません、よければ DV or NV or UV も判断していただけると嬉しいです。
拝読しました! すいません、以下の様な理由で、あまり面白くなかったですかね。
問題点1. 異世界の描写が平凡かも?
ぶっちゃけ、異世界を探検しているようなワクワク(あるいはゾクゾク?)感がないですかね。浴槽が入口という点を除けば、普通にスキューバダイビングしているだけのように見えます。生息する生物が通常の生物を巨大化しただけという点や、何もない水中が広がっているだけという点など、「掘り下げできない設定」にしてしまっているのが原因でしょう。
問題点2. 異常性の説明が分かりづらいかも?
要するに「異世界の海に繋がる浴槽」で十分ですよね? 失礼ですが、「文章量を稼ぐ」ためだけに複雑にしていませんかね?
問題点3. Dクラスの身の上がストーリーに関係していないかも?
正直、Dクラスとしてはありきたり(?)な境遇で、わざわざ語る程でもないですかね。これまた失礼ながら、「文章量を稼ぐ」ためだけに語らせていませんかね?
問題点4. オチがないかも?
Dクラスが何とか生還して終わり、ではオチにならないですかね。
文句ばかり言ってしまいましたが、逆に言えば以上の問題点を全て解決できれば、高評価への道が開けるかもしれません。具体的に申し上げますと…。
改稿案1. 異世界を「海+入浴」要素を活かした内容にする。
現状では「海」はともかく「入浴」要素が全く活きていないので、これは勿体無いと思います。生息する生物に反映してみてはいかがでしょうかね。例えば、スポンジや石鹸でできた魚や、触手の先端がブラシになったタコが侵入者に襲い掛かる…と思いきや、丁寧に洗ってくれるとか?
改稿案2. 異常性を簡潔にして、説明をすっきりさせる。
異世界ポータル系SCPは、ポータル先の探査ログで魅せるのが基本です。本体の性質は簡潔で良いと思います。性質が探査ログの内容にまで関わってくるなら話は別ですが(特定の条件でしか出入りできなくて、探査人員が帰還できないとか)、これは少々難しいですかね。
改稿案3. Dクラスの身の上をストーリーに関係させる&語り方を自然にする。
ホラー系にしたいなら、Dクラスが浴槽で誰かを溺死させたことにする、いい話にしたいなら、子供を入浴させてやった思い出を語る、などですかね。その場合でも、冒頭でいきなりDクラスにぺらぺら喋らせるのは不自然なので、探査中につい口を滑らせて…という感じの方がいいでしょう。勿論、語らせた以上、ストーリーに関係している必要があります(↓に続く)。
改稿案4. Dクラスの身の上と結びついたオチをつける。
あくまで一例ですが、ホラー系なら「Dクラスが被害者らしき存在に襲われる」、いい話なら「スポンジ魚に洗われながら、楽しげに泳ぐ子供型実体と交流する(この浴槽のおかげで、お風呂嫌いが直ったと語ったり?)」などでオチになるでしょうか。
あくまで私論ですが、SCPとは「報告書という体裁の小説、特に短編小説に近い」と思います。「異常性に色々付け足して報告書っぽくする」のではなく、まずは普通に小説のつもりで書き、それから報告書に直した方が完成度は高くなりやすいと思います。
好き勝手申しましたが、少しでも参考にして頂ければ幸いです! 改稿を急ぐ必要はありませんので、じっくりお取り組み下さいね。
ご批評ありがとうございます!
初めてのことで色々と至らぬ点がありましたが、丁寧にご説明いただき嬉しいです。
まずは、一つの話となるように考え直してみようと思います。