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財団記録・情報保安管理局より通達
この文書はRAISA-XXXX機密指定されています。
閲覧時は自動的にあなたの情報がRAISAのデータバンクからリストアップされ、動向が管理AI-RAISAにより監視されます。
— RAISA管理官、マリア・ジョーンズ
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは記録情報セキュリティ管理室(以下、RAISA)に管理され、当部門は収集された情報の処理及び整合性の確認を行っています。
RAISAと財団技術部門の合同チームは、2週間毎にSCP-XXXX-JPのサンプル回収と異常がないかの検査及びSCP-XXXX-JP内部の特殊GPSによる位置情報の確認、コード18(名称"悪意ある改造")の有無を確認してください。
SCP-XXXX-JPの個人的な使用は懲戒処分として終了処分を含む罰則が課せられることに注意してください。またこの情報はSCP-XXXX-JPのレベル4以上の職員にのみ開示されます。
説明: SCP-XXXX-JPは西暦2015年9月から運用が開始されている、財団技術部門によって開発された超小型自己複製装置(別名、ナノマシン)です。大きさは1.0nmで既存のウィルスの一種として扱われています。SCP-XXXX-JPは超小型カメラを内蔵したナノマシンであり、その目的は情報収集にあります。[編集済]。
運用準備段階では以下のフェーズ毎にサンプルを検査又はRAISAへの通信状況を調査する事で想定外の挙動に対応しました。
SCP-XXXX-JPは以上の過程を問題なく終了し、ウィルスとして見ると全世界に分布してパンデミックを引き起こしています。現在は情報収集の分野で多大な成果を出しており、他の異常団体の調査、異常性の早期発見、危険区域の探索が可能となる他、人員削減の効果も期待できます。情報収集システムとしては最高クラスの性能を誇ります。
補遺: SCP-XXXX-JPの運用段階に財団倫理委員会による計画の中止が要請されましたが、提案は取り消されました。倫理委員会はSCP-XXXX-JPの能力に対して「個人のプライベートな空間を感知されずに撮影、音声を記録できる」事の旨を問題視していましたが、[編集済]協議した結果、問題はないと判断されました。
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- portal:7607414 (20 Aug 2021 09:56)
内容としてはありきたりかもしれませんが、こういった話は案外見かけなかったので書かせていただきました。もし同じような記事があるならお声かけください。
私は文章を書くのが苦手なため、その点でご指摘いただければ幸いです。
拝読しました。
終了処分を含む罰の方がいいと思います。
あまり名称で言うケースは少ないので普通にSCP-XXXX-JPでいいと思います。
[編集済]の方がいいかと。
このSCiPは確かに財団にとって明らかに便利ですけど、それなら他の実験などでDクラス職員を使う必要性が無くなってしまいます。だから、少しだけ弱体化させてもいいかもしれません。
以上です。執筆頑張ってください。応援しています。
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Tutu-sh
ご批評ありがとうございます。
OY2010様にご指摘いただいた箇所を修正してみました。しかしながら、お声がけ頂いたのに申し訳ないのですが、文章の修正を行おうと思います。今回は私の力量が至らず、せっかく頂いた貴重なご意見を活かせずすみません。今後とも何卒ご批評お願いします。
Tutu-sh様の言う通り、ナノマシンなどの用語を使うのには曖昧であったと思いました。設定を見返して、より報告書のように見えるよう修正してみます。また、何が怖いのかを確かめてそれを強調できるよう頑張ってみます。