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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその移動できない性質のため、SCP-XXX-JPを中心にサイト-81██を建設します。収容施設の入口は厳重に施錠し、民間人の立ち入りを防止してください。SCP-XXX-JPに対する実験を行う場合は、サイト管理者へ所定の申請書を提出してください。実験対象者が生還した場合、インタビューを行った上で記憶処理を施してください。転移先において転移された物体を目撃した人は、できる限り記憶処理を施してください。転移先での事故を防ぐため、重さ70kg以上の物体を実験に用いることは禁止されています。
説明: SCP-XXX-JPは██県██市にある、半径5m、深さ20mの円状の穴です。
SCP-XXX-JP内部に物体が侵入した時、SCP-XXX-JPは電気を発生させると同時に侵入した物体を消失させます。この時消失した物体は場所、時間共にランダムな場所へ転移されます。0.001m×0.001m以上の体積を持つ物体が侵入した場合のみ、転送が発動することが確認されています。
SCP-XXX-JPから転移先への距離は電流の大きさで特定することが出来ます。(1A=1000m)
また、電圧の強さによって転移先との時間の差を特定することが出来ます。(1V=100日)
転移した物体は地球上の時間で1週間の時間経過もしくは転移先において150m以上移動することでSCP-XXX-JPの近くの平らな面に帰還します。帰還する際に、転移先の周りの物質も巻き込んでSCP-XXX-JP付近に帰還することが確認されています。(以降、付属品と呼ぶ)
実験記録1 - 日付████/██/██
対象: ビデオカメラ
転移先までの距離:16500mと推定
転移先との時間の差:20.65日
過去or未来:未来
付属品: 6.7kgの枯葉
追記: ビデオカメラは転移先で落ちた際にレンズが下向きとなり、周囲の風景を捉える事は出来ませんでした。
実験記録2 - 日付████/██/██
対象: ボイスレコーダー
転移先までの距離:200m
転移先との時間の差:0.001日
過去or未来: 過去
付属品: ガラスの破片
追記: サイト-81██の東棟の窓ガラスに直撃した事が確認されました。
実験記録3 - 日付████/██/██
対象: Dクラス職員
転移先までの距離:19576m
転移先との時間の差:459日
過去or未来:未来と推定
付属品: 海水
追記: 海に落ちたと推定。Dクラス職員は落下の衝撃により死亡しました。
実験記録4 - 日付████/██/██
対象: カメラ付きドローン
転移先までの距離: 35424866887284m
転移先との時間の差:2.4日
過去or未来: 未来と推定
付属品: 未確認の鉱物。
追記: ドローンのカメラは地面一帯が石で覆われている惑星の様子を捉えていました。
実験記録5 - 日付████/██/██
対象: ボイスレコーダー
転移先までの距離:計測不能
転移先との時間の差:2564日
過去or未来:未来と推定
付属品: 帰還せず
実験記録6 - 日付████/██/██
対象: Dクラス職員
転移先までの距離: 20000m
転移先との時間の差: 657.65日
過去or未来: 不明
付属品: 5.6kgのマグマ
追記: 地下のマグマ溜まりに落ちたと推定
実験記録7 - 日付████/██/██
対象: Dクラス職員
転移先までの距離: 8646000m
転移先との時間の差: 計測不能
過去or未来: 未来
付属品: 体長1.1m 体重73.6kgの緑色の肌を持つ未知の生物(SCP-XXX-JP-1)
追記: この実験に参加したD-15694は生還しました。
以下は生還したD-15694に対するインタビュー記録です。
対象: D-15694
インタビュアー: ██博士
付記: D-15694は健康な白人男性で、持病や精神疾患はありません。
録音開始
██博士: 転移先には何がありましたか?
D-15694: 高層ビルが大量にあって、俺が連れてきた生物と同じような奴らが生活してた。人間みたいにな。向こうに着いた1時間後位か?それぐらいの時に黒スーツ着た例の生物が2匹やってきてよ、俺に色々質問して来やがった。日本語喋ってたんだぜ?ありゃ驚いたね。
██博士: どのような質問をされましたか?
D-15694: [データ削除済み]はどうなっただの[データ削除済み]はどういう意味だとか、とにかく意味分からん事ばっかり聞いてきた。
██博士: 記録しました。帰還するのが随分早かったのは何故ですか?1週間どころか1日も経ってませんが。
D-15694: 例の生物に連れられて移動しちまったんだよ。だから例の生物の片方を巻き添えて戻ってきたわけ。
██博士: 記録しました。インタビューはこれで終了です。
D-15694: あ、待て待て。例の生物の巻き添えしなかったもう片方から貰った紙(SCP-XXX-JP-2)があるから渡しとくわ。俺には何が書いてあるのかさっぱりわからん。
██博士: 受け取りました。インタビューはこれで終了です。
録音終了
終了報告書: SCP-XXX-JP-2は解読班に引き渡され、現在解読作業が行われています。
実験記録8 - 日付████/██/██
対象: Dクラス職員
転移先までの距離: 10m
転移先との時間の差: 計測不能
過去or未来: 未来
付属品: 帰還せず
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7605958 (15 Aug 2021 13:21)
まず、改行の際は1行空白を空けると読みやすくなります。(このポストみたいに)
単なる実験で財団の切り札が壊れたらたまったものではないのですが、そもそもシャンク/アナスタサコス恒常時間溝(XACTS)に阻まれて2000の中には転移できないと思います。
いきなり銃弾を撃ち込んだりコンクリート塊投げ込んだりするのはプロフェッショナルらしくないと思いました。まずは小さく人目に付きにくいようなものから始めるのではないでしょうか。
異常性や展開に目新しさが感じられませんでした。物体を転送するというアイデアはとっくにENで使われている(SCP-120やSCP-1437などが有名でしょうか)ので、それ以外のプラスアルファの要素が必要になります。(現行のオチは無闇に危険性や危機感を煽るものでプラスアルファにはなりません)
複数タグ検索システムで"ポータル""瞬間移動""時空間"あたりのタグがついたJPの高評価記事を探して「どのような要素が追加されていて、それが読者にどのような感想を抱かせるのか」を参考にするのが良いと思います。
物体を転送するポータルはいっぱい出てくるのですが、それが戻ってくるパターンは割と無いイメージなので何かとんでもないもの(危険だったりXKシナリオにつながったりしないものです)を持って帰ってきてしまう展開がやりやすいかなと思いました。(やりやすさとそれが面白さにつながるかは別問題ですが)