何でもない日の記録

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[批評用のポイント]

専門用語が正しいか
世界線的におかしくないか
ただ強かっただけのSCPになっていないか
初のSCPなのであしからず…

アイテム番号SCP-XXX-JP

オブジェクトクラスThaumiel Neutralized

特別収容プロトコルSCP-XXX-JPは無力化されました。SCP-XXX-JPは低脅威度物品保管ロッカーにて収容されます。現在、SCP-XXX-JPの修復が試みられています。

旧収容プロトコル

SCP-XXX-JPはサイト81██の特別地下金庫室にて収容されます。金庫室周辺には警備員6名が交代で在中し、SCP-XXX-JPにクラス4未満の職員が侵入することを防いでください。サイト81██の全職員及びクラス4以上の職員は、金庫室の解除方法と、この報告書を記憶してください。その役職から外された場合、記憶処理が行われます。Kクラスシナリオが発生した場合、O5の許可無く使用することが許可されます。

説明SCP-XXX-JPは表紙が白い██ページのアルバムです。SCP-XXX-JPの異常性は写真を入れた時に発生します。SCP-XXX-JPに入れられた写真(以下、SCP-XXX-JP-1)の日が「何も無く穏やかな平凡な１日」へと過去改変されます。例外は確認されていません。その後、自身も過去改変の影響を受け写真は消滅します。これにより、オリジナルの写真の記録は困難です。SCP-XXX-JPはインシデントSCP-XXX-JPにより、オブジェクトクラスの変更が許可されました。SCP-XXX-JPはその異常性ゆえ、SCP-███-JP、SCP-████-JP、SCP-████-JPを用いて再生が試みられていますが、現時点で異常性の復元には成功していません。

補遺1SCP-XXX-JPは19██/08/13日にその異常性が初めて確認されました。画像の記録はその異常性のため限りなく不可能に近く、財団時空間部門により画像の一部データの修復がなされました。以下はその記録です。

1943/05/21
日本人らしき男性が欧米人らしき男性と共同で何かを発表している様子の写真。停戦、もしくは終戦協定だと考えられる。

1944/07/24
きのこ雲が山の奥に見える写真。おそらく原子爆弾だと考えられる。撮影場所は関東地方だということが██研究員にて示唆されている。

1958/07/24
医療用ベッドの上に日本人女性と出産まもないと思われる幼児が写っている写真。出産直後だとされる。

1970/11/11
高層ビルを背景にして数人の男性が写っている写真。高層ビルの完成式典だと思われる。¹

1990/02/08
日本人らしき男性がノーベル賞の盾を持って微笑んでいる。後ろのモニターには、「遺██ドライ██よるインフルエ██ウイルス██絶」と書いてある。

2000/12/01
巨大戦艦を背景にした式典の写真。着水式典だと思われ、横断幕には「新・大和着水██でとう」と書かれている。

2015/05/06
財団サイトだと思われる場所の写真。後方にSCP-███-JPが写っており、世界終焉シナリオがほぼ確実に発生すると考えられる。

補遺2インシデントSCP-XXX-JP
2015/05/06にSCP-███-JP、SCP-███-JPなどの大規模収容違反が発生しました。その際、SCP-XXX-JPが使用されましたが、その異常性により記録は何も残っていません。時空間部門により過去改変痕が発見され、その際の記録の一部修復に成功しました。確定していることは以下の通りです。
・大規模収容違反が発生
・SCP-XXX-JPが使用された
・複数のSCPが消失
・██博士が死亡
・SCP-XXX-JPの██%が損傷
・財団サイト81██の59%が消失
・財団サイト81██周辺地形の86%が消失

[使用端末のカメラに注目してください]

補遺3インシデントSCP-XXX-JP-X
2024/12/25に、サイト81-██の防犯カメラに、SCP-XXX-JP担当職員の不可解な映像が映されました。

Footnotes

1. この場合、ビルごと存在が無くなっている。

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  批評コメント批評コメント

  
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  aisurakuto 04 Dec 2021 16:57

  フォーマットに誤りが見られます。一度簡易版:記事作成における注意点やSCP記事の文体とはを参照してみてください。

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  アイテム番号SCP-XXX-JP

  半角コロン(:)と半角スペースが抜けています。この項以降にも追加してください。

  safe

  「Safe」と書いてください。

  サイト81██

  サイトと数字の間には半角ハイフン(-)を入れるのが一般的です。

  特別収容プロトコル

  過去のプロトコルが作品に影響している様子はなさそうなので関係ない部分は削っていいと思います。

  説明SCP-XXX-JPは表紙が白い██ページのアルバムです。製造年月日や製造メーカーは不明です。
  SCP-XXX-JPの異常性は写真を入れた時に発生します。SCP-XXX-JPに入れられた写真(以下、SCP-XXX-JP-1)の日が「何も無く穏やかな平凡な１日」へと過去改変されます。例外は確認されていません。その後、自身も過去改変の影響を受け写真は消滅します。これにより、オリジナルの写真の記録は困難です。SCP-XXX-JPはこの異常性とインシデントSCP-XXX-JPにより、オブジェクトクラスの変更が認められました。

  改行の際は空行を入れてください。また、ここまでの長文に削除線を引いても効果は薄いので外し、何らかの形で報告書内に反映した方がいいと思います。

  オブジェクトの情報についてはいくつか硬い表現に直せそうです。この場合「入れる」はスリーブケースに入れるだと考えられるのでその情報を書いた方がいいでしょう。またこの場合、写真に番号を振る必要はないと思います。

  例

  SCP-XXX-JPはスリーブケース式のアルバムです。表紙は白く、総ページ数は██ページです。

  ---

  SCP-XXX-JPの異常性は、SCP-XXX-JPのスリーブケースに写真を追加した際に発生します。SCP-XXX-JPに追加された写真の撮影日には過去改変が生じ、当日に発生した歴史的重要性を持つ事象が削除されます。

  など、参考にしてみてください。

  1943/05/21
  日本人らしき男性が欧米人らしき男性と共同で何かを発表している様子の写真。停戦、もしくは終戦協定だと考えられる。

  この辺りの記録群は日付に下線を引くなりして読みやすくすべきだと思います。また、枠線の中に入れた方が可読性が増します。

  全体的な感想として、財団の行動に説得力が持てませんでした。「正常を維持する組織」という創作の前提条件をひっくり返すような「歴史的事象の発生を防止する」という行動に出ているため、単なる正義感以上の理由付けや盛り上がりが必要です。またオブジェクトの魅力自体もそれほど強くないです。写真→歴史と容易に連想しやすいモチーフを選んでいるので意外性がなく、引き付ける力が弱いです。補遺3も具体的にどう鏡が関係するのか分からないので雰囲気だけになってしまっています。

  展開としても歴史の削除→財団の存在露見の削除だったという点はいいのですが、ロマンのある肉付けがないので読者として乗り切れません。またその後防げない危機→O5の提言と振りかかってくる問題に対してカッコいい部分は見せながらも実際どうするのかを書いていないので投げっぱなしで終わった印象です。

  カッコいい部分を描写するためには、財団という組織でのドラマについてできるだけ詳しく書く必要があるでしょう。提言や歴史タグの記事ではそうした読者の乗せ方が参考になると思います。

  最後の編集 04 Dec 2021 16:57 by aisurakuto さらに表示

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