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アイテム番号: SCP-XX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: 2021/09/03現在において、SCP-XX-JPは財団の収容下にありません。収容担当者はSCP-XX-JP活性化事象の隠蔽に注力してください。
専用の天体望遠鏡がSCP-XX-JPを常時追尾しています。SCP-XX-JPの直下にあたる地域には、常時2名以上のエージェントを待機させてください。SCP-XX-JPの活性化が認められた場合、以下の処置を行います。
・活性化事象発生時、SCP-XX-JPの影響範囲内にいたと思われる人物の特定。
・上記に該当する人物への聞き取り調査、及び活性化事象の対象となった人物の絞り込み。
活性化事象の対象となった人物を特定した場合、インタビューを行った後、必要に応じてクラスA記憶処理を行ってください。財団関係者以外の人物・組織がSCP-XX-JPの自発光を観測した場合、関係者にクラスA記憶処理を施し、カバーストーリ―「帯電放電現象」を流布してください。
説明: SCP-XX-JPは19██年に放棄された人工衛星████の残骸です。SCP-XX-JPは日本列島に対する静止衛星として振舞いますが、厳密に静止してはおらず、緯度24~45°/経度122~148°の範囲で移動することが判明しています。
3ヶ月から半年に一度のペースで、SCP-XX-JPは両翼のソーラーパネルを微かに発光1させます(以下、活性化状態)。活性化状態となったSCP-XX-JPは、その基部から地表に向かって±0.1°の範囲2にいた任意の人物(以下、対象者)に影響を与えます3。対象者の内92%は、何らかの「声」を聞いたと証言します。この「声」から想起される人物像は対象者によって異なり、年齢・性別共に様々です。例外として、対象者の8%は風雨や水音などの環境音を聞いたと証言しています。
以下に、過去のSCP-XX-JP活性化事例に関する記録を示します。
事例XX-JP-4
対象者: 古谷███氏(35歳女性)
内容: 祖母の声。古谷氏は「幼い頃によく聴かせてもらった童謡が聞こえた。」と証言しました。対象の祖母は10日前に亡くなっていました。
事例XX-JP-9
対象者: 池田██氏(55歳男性)
付記: 事象発生時、池田氏は勤務中であり、池田氏の妻は██病院に検査を受けに行っていました。
内容: 妻の声。池田氏は「急いで来て欲しい。」という声が聞こえた気がしたと証言しました。不安を感じた池田氏が業務を切り上げ██病院へ向かったところ、池田氏の妻に特に異常はありませんでしたが、病院到着から9分後に池田氏自身が急性脳卒中を発症。その場で卒倒しましたが、病院内で迅速な処置を受けられたため、大事には至りませんでした。
事例XX-JP-11
対象者: 高橋██氏(29歳女性)
内容: 女児の声。「幼い子に路地の陰から呼ばれた気がした」ため、高橋氏が路地を覗き込んだところ、中学時代の同級生と偶然再会しました。対象は後にこの男性と結婚し、女児一人を出産しました。
事例XX-JP-16
対象者: 三木██氏を含む██町██の住民28名
内容: 若い男性の声。対象者は「緊急放送のサイレンの音とともに、『至急██公民館へ避難してください。』と繰り返していた。」と証言しました4。対象者全員が██公民館へ到着してから6分後に大規模な地滑りが発生し、三木氏の自宅を含む12棟の家屋が倒壊しました。
事例XX-JP-21
対象者: 後藤██氏(53歳男性)
付記: 後藤氏は3件の殺人容疑で指名手配を受け、██市に潜伏中でした。
内容: 両親の声。後藤氏は「覚えているはずが無いのに、確かに自分が産まれた時の両親の喜ぶ声だった。」と証言しました。同日、対象は██署に自ら出頭しました。
事例XX-JP-28
対象者: 三井上級研究員(財団日本支部サイト-81██所属)
付記: 事象発生時、三井研究員はサイト-81██に出勤途中でした。
内容: 砂を巻き上げる風の音。三井研究員は音だけでなく、体を風が吹き抜ける感覚があったと証言しています。この事象では音だけでなく、SCP-XX-JPが残したと思われる、自発光する少量の砂が確認されました5。詳細はインタビュー記録XX-JP-28を参照してください。
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- portal:7599917 (15 Aug 2021 13:13)
拝読しました。
全体的に綺麗にまとまっていると思いますが、いくつか気になった点があります。
・事例内容がややあっさりしているように思います。インタビュー記録などもあった方が自然です。
・この特別収容プロトコルは人工衛星と同じ大きさのオブジェクトに対して適切であるとは言えないでしょう。
この記事を参考にしたほうが良いかと思います。
・対象者の内92%という文章がありますが残りの8%とはどういった相違点があるのか明言されていませんので、
読者が混乱するかもしれません。
もちろん意図した記述であるというのでしたら無視してください。よいSCPライフを
コメントありがとうございます。
ご指摘を踏まえて、修正版を作成してみました。
他に気になる点がございましたら、よろしくお願いします。
公式記録であるインタビュー記録で、インタビュアーが財団職員相手とはいえ「堅苦しいのはなしで」と話している点が引っかかりました。
また、特別収容プロトコルにある「適切なカバーストーリー」の内容を書くべきだと思います。(カバーストーリー「飛行機の誤認」みたいな)
そしてオブジェクトクラスなのですが、個人的には収容状態には置けていないと思うためKeterが妥当だと感じました。(Keterにするかはヘッドカノンによって変わるので、無視してもらっても全然構いません)
記事自体はとても良いです。こういうじんわりとした読後感は心地よくて好きです。
執筆応援しています。
連投失礼します。
クレジット付き評価モジュールにミスがあるようです。
著者名の「*user」という部分は残しておき、「*user」の後に半角スペースを空けて自分のハンドルネームを書いてください。
また、タイトルにカッコがついていますがこれは意図的なものでしょうか?もしそうでないならこちらも修正して下さい。
恐らくこのように機能するかと思います。
失礼しました。
コメントありがとうございます。
ご指摘を踏まえて、修正版を作成してみました。
他に気になる点がございましたら、よろしくお願いします。
今気づいたのですが、事例のタイトルは事例XXX-[数字]よりも事例-XXX-JP-[数字]の方が一般的かと思います。
インタビュー記録も同様です。
またまたコメントありがとうございます。
該当箇所を修正しました。
すみません。事例-XXX-JP-[数字]ではなく事例XXX-JP-[数字]が正しい書き方の様です。ハイフンを一つ多くしてしまいました。
度々ありがとうございます。
該当箇所を修正しました。