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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはその性質上物理的な収容が不可能なため、発生が確認された場合に発生報告書を作製し、一覧をサイト-81██の資料保管室に保存してください。SCP-XXXX-JPの影響範囲はサイト-81██内に限定されているため、SCP-XXXX-JPの発生期間中いかなる場合でも、全職員のサイト-81██の外への外出を禁止します。また場合によっては、SCP-XXXX-JPの影響を受けた人物に記憶処理を施してください。サイト-81██の閉鎖および移動は、異常性が他の財団施設を対象とした場合に発生しうる混乱、および異常性の消失・変化を防ぐために行いません。
説明: SCP-XXXX-JPはサイト-81██で発生する現象です。サイト-81██以外の財団保有の施設での発生事例は、未だ確認されていません。
SCP-XXXX-JP発生時にサイト-81██内に存在する職員の内、約█%の職員(以降、対象)の一部エピソード記憶1や外見および声が、その他の職員(以降、親)のものへと変化します。
SCP-XXXX-JP発生時、対象は親に変化する直前までの行動、または状態に共通点があったことが判明しています。親はSCP-XXXX-JPが発生するたびに変化します。
SCP-XXXX-JPの効果は1~3日続き、その間に親がサイト-81██を離れた場合にも解除されません。現在まで7回の発生が確認されており、発生条件はいまだ判明していません。
以下は、過去に発生したSCP-XXXX-JPの発生日、および発生期間の一覧です。
発生日 | 親 | 対象 | 発生期間 | 補足事項 |
---|---|---|---|---|
20██/3/16 | 竹内博士 | 着席状態にあった人物 | 3日 | 初めてのSCP-XXXX-JP発生の確認。詳細は補遺1を参照。 |
20██/3/28 | D-3529 | 実験室、および食堂に移動中の職員 | 1日 | Dクラス職員の反乱が危惧され、警戒体制がとられたたが他の職員による目撃情報から警戒体制が解かれた。 |
20██/4/24 | エージェント・富山 | サイト- 81██の屋内にいた直立状態の人物 | 2日 | |
20██/6/3 | エージェント・松村 | サイト-81██の屋外にいた直立状態の人物 | 3日 | |
20██/8/21 | ブライト博士2 | ブライト博士から半径500m以内の職員 | 1日 | 全く、またヤバイことが起こったと思ってヒヤヒヤしたよ- ブライト博士 |
20██/9/2 | 謎の男 | 食堂にて食事中だった職員 | 2日 | 何が起こるか不明なため記憶処理をしっかり施しておくように- O5-53 |
20██/11/30 | D-4382 | 実験室に移動中の宮本博士、およびDクラス職員 | 2日 |
補遺1: 以下は、20██/3/16に発生したSCP-XXXX-JPの当時の監視カメラによる記録の抜粋です。
<記録開始>
竹内博士-1: おや?あなた、どうして私の格好を?
竹内博士-2: 何をおかしな……私が二人?
竹内博士-1: どうなってるんだ?
竹内博士-2: 何かの異常性ですかね?
竹内博士-1: とりあえず調査しなければ。
竹内博士-2: ええ、そうしましょう。ですがどのように?
竹内博士-1: そうですね……
[ノック音]
二人: どうぞ。
[ドアを開ける音]
豊橋研究員: 竹内博士!大変です!竹内博士が!
竹内博士-1: 落ち着いてください。私がどうしました?
竹内博士-2: 豊橋さん、私に用があるんでょう?
豊橋研究員: 取り乱してすいませ……えっ、こっちもですか!?
竹内博士-1: こっちも?それってつまり……
竹内博士-2: 恐らくは……
豊橋研究員: と、とりあえず休憩室に来てください。
二人: わかりました。
[映像が休憩室へと変わる。映像から5人の竹内博士を確認]
竹内博士-1: なんとこれは……
竹内博士-2: どうやら、厄介なことになったみたいですね。
竹内博士-1: 皆さん、ひとまず落ち着いてください。
竹内博士-2: 気持ちはわかりますが、一旦、冷静になりましょう。
竹内博士達: また私が増えたのか?
竹内博士-1: もう察しはついてると思いますが、これは何かしらのオブジェクトによる異常現象だと推測されます。
竹内博士-2: 確かにそう考えるのが妥当ですね。
竹内博士-1: となると、調査しなければいけません。
竹内博士-3: ちょっと待った。確かにそうですが、いったいどうすればいいのですか?
竹内博士-4: それなら私に考えがあります。
竹内博士-1: なんでしょう?
竹内博士-4: 今ここにいる中で私たち5人だけが影響を受けているように見えます。その共通点をまずはっきりさせてみては?
竹内博士-5: 確かにいい案ですね。といっても、共通点はみんな私ということぐらいだが。
竹内博士-2: 異変に気づいた時の状況を把握するのはどうでしょう?
竹内博士-1: それはいいですね。ではまず私から、私は会議室で原村博士と打ち合わせをしていましたね。
竹内博士-2: 私も同じく原村博士と打ち合わせをしていた。
竹内博士-3: つまりどっちかが原村博士と言うことか。私はここでコーヒーを豊橋研究員と一緒に。
竹内博士-4: 私はここで少し読書を。
竹内博士-5: 私はトイレから出てきた時に気がつきました。東野研究員が悲鳴をあげて……こんな格好で女性トイレに居たから無理もないか。
竹内博士-1: これと言って共有点が見当たりませんね。
豊橋研究員: あの、ちょっといいですか?
竹内博士-2: なんでしょう?
豊橋研究員: 打ち合わせ、読書にトイレ……もしかしてなんですけど、皆さん、座ってませんでした?
竹内博士達: 確かにそうですね。
豊橋研究員: 着席状態にあった人物が竹内博士に変わったのでは?私の他に座っていた人もたくさんいたのでランダムに。
竹内博士-1: となると他の場所も騒ぎになっているかも知れませんね。
竹内博士-5: 早速サイト内や周辺地域を調べてみるか。
竹内博士-2: 私は他のサイトで同じことが起きてないか連絡をとってみます。
<記録終了>
追記: 他サイト、および周辺地域に異常はみられませんでした。サイト-81██は一時的にパニック状態に陥りましたが、変化した多数の竹内博士達が場を鎮めたことにより、大事には至りませんでした。 影響の喪失後にセキュリティクリアランスの関係上、竹内博士に変化していた人物に記憶処理を施しました。
このままだと暫くは、家に帰れそうもないな。 -竹内博士-5
娘さんの誕生日でしたもんね…… -竹内博士-3
ビデオ通話で謝ればいいですよ。もし言葉が出ないなら私に任せて下さい。大丈夫……慣れてますから。 -竹内博士-4
補遺2: 20██/12/2、宮本博士がD-4382、および自身も含めD-4382に変化した人物すべてに記憶処理を施すよう申請し、それを疑問に思った桜井博士が宮本博士に対し、インタビューを行いました。以下はインタビュー記録の抜粋です。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7585233 (15 Aug 2021 12:45)
異常性はユニークで4498とのネタ被りも心配ないとは思いますが、展開が中途半場にネタに寄っていると思いました。さすがに"腕相撲で本物か決めよう!">"ホントは腕相撲強くありませんでした"みたいな展開はプロらしからぬ振る舞いに感じます。展開がネタ方向に突き抜けている記事であればそれでも気にならないのですが、今のところそこまで突き抜けた記事ではないと思いました。
改稿するなら"ネタ要素は無しでシリアスな展開"とするか、"それこそ4498と同じくらい徹底的にネタに走る"かだと思います。sakaponさんがやりたいのは後者の方向性だと思ったので、ジョーク記事の突き抜け方を参考にされるのが良いかと考えます。この記事はジョークでやると陳腐になりそうなので、本当はジョーク記事でないネタ記事が良いのですが、そういう記事は"オブジェクト自体が変な異常性"のものが多く、財団側をメインに描いたものが思いつかなかったのでそれならジョーク記事の方が参考になるかなと思いました。
あるいは異常性をそのままに、財団がネタに走らず淡々と対応する方がギャップが出て面白くなるかもしれません。どちらにせよ新たな要素を加える必要がありそうです。
書いている途中で、「どのくらい走らせていいのか?」と不安になったため、このような形になりました。
もう少し考えてみます。
こちらの方向性で練っいこうと思います。
異常性をそのままに補遺1.2を変更しました。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。