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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 国内での自殺事件の発生が確認された場合、周囲への聞き込み、現場の監視カメラの記録を確認し、SCP-XXXX-JPの発生が確認された場合、映像回収、記憶処理などを施してください。自殺を図ろうとした人物(以降、対象の)の生存が確認された場合、事情聴取の後、記憶処理を施してください。
また、SCP-XXXX-JPの発生を防ぐため、全国の自殺対策支援センター等の協力を経て、定期的に各企業、および教育機関での自殺予防の公演を行わせてください。
説明: SCP-XXXX-JPは自殺を図ろうとする対象に、低確率で発生する現象です。
対象が決心し行動に移そうとした際、対象の過去の姿に酷似した人型実体(SCP-XXXX-JP-A)と、対象の未来の姿と考えられる人型実体(SCP-XXXX-JP-B)が出現します。SCP-XXXX-JP-Aは、対象の自殺を阻止するため、SCP-XXXX-JP-Bは、対象の自殺を成功させるために、会話を試みます。
SCP-XXXX-JPの発生中、対象はSCP-XXXX-JP-A、およびSCP-XXXX-JP-B以外からの干渉を受けず、外部から対象の自殺を阻止することは、不可能です。
対象の自殺の阻止に成功した場合、および対象の自殺の阻止に失敗した場合のどちらの場合であっても、1~3分後ほどで両個体は消失します。
以下は、SCP-XXXX-JP発生中の自殺の瞬間が記録された、街頭防犯カメラなどによる映像の一例と、各個体の反応の簡易な状況の要約です。
補遺1: 以下は映像記録SCP-XXXX-JP-3の数日後に行われた宮野克己氏へのインタビュー記録です。
補遺2: ██県██橋にて、内山尚宏氏(25歳)による飛び降り自殺事件が発生しました。周囲の監視カメラ、および目撃者は存在しませんでしたが、内山氏の遺品であったボイスレコーダーに、当時の様子2が記録されており、音声データの調査の結果、SCP-XXXX-JPの発生が確認されました。以下は内山氏のボイスレコーダーに記録されていた記録の一部抜粋です。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7585233 (15 Aug 2021 12:45)
冒頭の幾つかの質問事項に関して、記載していきますね。
展開として、「過去未来の自分が、現在の自身の選択行為に干渉してくる」という内容自体はありがちであった一方、それを裏切る形のオチとなっているのは良いと思いました。
ただ、各実体の目的や思考が少々(読み手側にとって)曖昧なままオチでの解答へ繋がっていることもあり、どちらかといえば、ミスリードとして「彼/彼女らは本当に(方法はともあれ)救いたがっているのだな」と読み手が信じてしまうような形か、あるいは二段オチとして読み手が「実は悪い奴らなのでは」と予想したのを偽の解答を一度提示して裏切ってみせて、そこから本当のオチでまた裏切って見せるなどの形をとったりと、ワンポイント・ツーポイントの補強が欲しい気もしたりですね。
あくまでも私の所感ですが、異常現象の発生頻度や、発生状況(環境)次第かもしれません。年間発生数が二桁程度で、隠蔽が可能であったり、人気の少ないところで起こるという事であればEuclid相当でもいいかも、というような感じですね。
現行ですが、実験記録はそこまで数がいらないようにも思ったりですね。それに加えて、実験やインタビューで上述しましたような読み手に対するミスリードとなる補強を入れてみせるなどもですね。
あとはですが、最後の音声記録でオブジェクトが語り過ぎている気もしたりです。どちらかといえば、仄めかして読み手に「まさか、人の生き死に遊んでいる?」と想起させる程度でも良いのかも、と思ったりもですね。(また、ここまで語ってしまうと、報告書の説明部分にその旨を記述する必要が出てくるレベルにも思えましたので)
前述しましたように、「過去未来の自分が、現在の自身の選択行為に干渉してくる」という展開自体は財団内外問わずによくあるものの、そこから後半の裏切ってくる展開に繋げるのは記事としてはなかったような気もしています。ただ、私が忘れているか、読んでいない記事で似た展開があったという可能性もありますので、ディスカッションや公式discordで他の方に尋ねてみるのも良いかもしれませんね。
確かにその通りでしたね。自分の悪い癖なので今後気をつけて行こうと思います、
こちらの方ももう少し考えて改投しようと思います。
貴重なご意見ありがとうございました!