今日のラッキーパーソンは？

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クレジット

タイトル: SCP-XXX-JP - 今日のラッキパーソンは？
著者: ©sakapon
作成年: 2022

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの発生、およびSCP-XXXX-JP-Aに指定される人物を確認するため、各財団施設内で毎朝7～8時の間、最低1台以上テレビ、あるいはラジオを稼働させてください。

SCP-XXXX-JP-Aに指定された人物の付近に医療スタッフ・監視員各1名を配置し、身体的損害の防止・治療に努めて下さい。SCP-XXXX-JP-Aからの要求は、一般的な観点からの逸脱がみられないものに限り受理し、対応してください。この際SCP-XXXX-JP-Aへの指定は、次のSCP-XXXX-JPの発生が確認され次第解除されます。

説明: SCP-XXXX-JPは、財団の保有する施設内で発生する現象です。各施設内で稼働しているテレビ・ラジオに日本時間7～8時までの間いずれかのタイミングで1回、放送中の番組に割り込む形で占いコーナに酷似した番組が開始します。占いの種類は日により変化しますが、その後の異常性との関連性は見受けられません。占いの最下位が発表された後、「今日も良い1日を!」という音声案内と共に、1桁以上の数字が発表され元の番組へと戻ります。この時表示された数字を元にSCP-XXXX-JP-Aが指定されます。

SCP-XXXX-JP-Aは、SCP-XXXX-JP発生中に発表された数字と同一のナンバーで登録されているDクラス職員です。SCP-XXXX-JP-Aが身体的な損傷を負った際、7割程度の確率で直接・間接問わず財団の活動にとって不利益に繋がる事象が発生します。SCP-XXXX-JP-Aの損傷の程度と発生する被害の規模との関連性は現段階で明らかになっていません。

SCP-XXXX-JPは当初、「財団施設内で稼働中のテレビ・ラジオに占い番組が割り込む現象」として超常現象記録-JPに登録されていました。しかしながら、トラブル発生日に発表された番号と、その日に負傷等の問題を起こしたDクラス職員のナンバーとが高確率で一致していることが判明され、SCPオブジェクトへの割り当てが決定されました。

以下は、過去に確認されたSCP-XXXX-JPの異常性によるものと推測される事象の一部抜粋です。

SCP-XXXX-JP-A	損傷内容	発生した事象	備考
D-586	睡眠不足が原因の眼精疲労	複数のサイトで大規模停電が発生
D-1847	38.4度の発熱	休止状態にあったオブジェクトの急激な活性化による収容施設の破損	約20名の負傷者
D-2479	作業中の不注意による右脚骨折	SCP-████-JPの収容違反発生
D-9676	月例解雇による終了	SCP-████¹の異常性の消失	3日後に同様の異常性を獲得
D-355	左肩の脱臼	一部フロント企業の倒産、および経済難による資金供給の減少・鈍化	被害額約████万円
D-8042	Dクラス職員同士の揉め事による打撲	電波障害によって各支部間との連絡が途絶えたことによる混乱

補遺1: 20██/3/26、SCP-XXXX-JPで発表された番号「17534」に当てはまるSCP-XXXX-JP-Aが存在せず、サイト-81██周辺の土地が地盤沈下を起こし、当サイトの施設・設備が損傷する事例が発生しました。これを受けて特別査問会により既存するDクラス職員をD-17534へ再登録し、SCP-XXXX-JP-Aに指定する処置が行われましたが、その後も地盤沈下は収まらず約███億円に及ぶ被害をもたらしました。

補遺2: 20██/██/██、刑務所からDクラス職員の補給を行った際に、███氏がD-17534として登録されました。D-17534の職務内容を決定するため犯行歴を確認したところ、20██/3/26、アメリカの████州で自爆テロを決行し、重症を負いながらも生存したことで終身刑を下され収監されていたことが判明しました。以上の結果から当時、███氏がSCP-XXXX-JP-Aであったと推測されます。

20██/3/26当時、D-17534として登録されていなかった███氏がSCP-XXXX-JP-Aとなったの理由として、SCP-XXXX-JPは███氏がD-17534として登録されたように、将来的にDクラス職員へ登録される人物を予知する能力を兼ね備えていると推測されます。

付与予定タグ: scp jp safe 確率企業予知

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