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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8123の低危険度中型オブジェクト収容室に収容してください。実験を希望する職員は、サイト管理官に申請書を提出してください。又、SCP-XXX-JPの収容室付近で機密情報などについての会話を行わないでください。尚、雨天時にのみ精神テストで低得点だった職員のカウンセリングとしてSCP-XXX-JPをサイト-8123の敷地内に限り運転させることも認められています。この際対象者に必ずGPSと録音機を装着してください。
説明: SCP-XXX-JPは20██年に製造された車です。雨天時に屋外での運転を行い、窓に雨水が付着すると異常性が発現され、助手席に20代前半の女性の姿をした人形実体(以下SCP-XXX-JP-1と呼称)が出現します。SCP-XXX-JP-1は出現すると運転席に座っている人物(以下対象と呼称)とコミュニケーションを取ろうと試みます。会話は大抵対象の趣味や興味を持つ出来事に関する内容です。何故対象の趣味や好みをSCP-XXX-JP-1が知っているかは不明であり、何らかの思考読み取り能力を持っている物と推測されています。また、目的地までの道を正確に対象に伝える、という行動も見られます。目的地に着き、対象が車外に出て、ドアを閉めると同時にSCP-XXX-JP-1は消失します。SCP-XXX-JPは財団職員であるエージェント・██が新車として購入し、雨天時にオブジェクトを運転したことで発見されました。同様の異常性を持った車がないか、現在調査中です。
実験記録XXX-JP 1 - 日付20██/05/05
対象: D-38114
実施方法: 雨天時にD-38114を運転席に乗せ、2km走行させる。その間にSCP-XXX-JP-1についての情報を聞き出す。機密保持とD-38114の脱走を防ぐために██研究員とエージェント・██が乗車した乗用車を追従させる。1
結果: インタビュー記録XXX-JP-1を参照。
実験記録XXX-JP 2 - 日付20██/06/05
対象: SCP-XXX-JP
実施方法: SCP-XXX-JPを音声、電波が遮断された状態に1ヶ月置き、その後のSCP-XXX-JP-1との会話を調べる。
結果: SCP-XXX-JP-1の話す内容は1ヶ月前の情報で、そのことを伝えられるとSCP-XXX-JP-1は「最近情報収集ができなくて。」と答えた。
分析: SCP-XXX-JPの周りの情報を集めているようです。諜報範囲は不明。
実験記録XXX-JP 3 - 日付20██/06/26
対象: SCP-XXX-JP-1
実施方法: SCP-XXX-JP-1に対して最低限の財団についての話題を振ってみる
結果: SCP-XXX-JP-1は財団についての最小限の情報2を知っており、その他の情報は知らなかった。なぜ知っているのかを尋ねると、SCP-XXX-JPの近くでこの2つの情報について誰かが会話した事があるから知っている、と答えた。
分析: SCP-XXX-JPが諜報できるのはSCP-XXX-JPの付近とインターネット上のみであることが分かりました。
実験記録XXX-JP 4 - 日付20██/06/28
対象: SCP-XXX-JP-1
実施方法: SCP-XXX-JP-1に対して簡易的な質問を行う。
結果: 知能レベルは一般的な20代後半の女性と同様。酩酊街に入る前のことは記憶しておらず、酩酊街内部については「みんな優しくて、とてもいい人たちでした」と供述した。酩酊街には戻れるのか、戻るつもりはあるのか、という問いに対しては「戻ろうと思えば戻れるけど、戻る気はない」と回答した。
補遺1: SCP-XXX-JPの内部に突如として手紙のようなものが現れました。この手紙の内容から、SCP-XXX-JPは要注意団体「酩酊街」との関連があると考えられます。
文書XXX-JP
拝啓
お元気ですか?
そちらも雨の多い季節になった頃でしょうか。
こんな季節は、少しばかり憂鬱になるものです。だから、私達の仲間の一人をそちらに送らせていただきました。
お話が大好きで、ドライブも大好きな、少しロマンチストな彼女。皆さんの、良い話し相手になってくれると思います。
皆さんのために、寂しい人に寄り添って、辛いことを半分に、嬉しいことを倍にしに行くんだ、と率先して行ってくれました。
彼女から手紙も届いていて私達も嬉しいです。なんでも、思い人ができたとか…
どうか、仲良くしてあげてください。酩酊街より 愛を込めて
敬具
補遺2: 精神テストの結果、SCP-XXX-JP-1及びSCP-XXX-JP-1と会話した全職員のスコアが向上しました。
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- portal:7564576 (10 Aug 2021 07:01)




拝読しました。
いくつか気になった点は
・『「カーナビが作動しない車」としてAnomalousアイテムに登録されていました』……ただの故障では?
・酩酊外のリンクまたは脚注はあった方が良いと思います。
・インタビュー記録から察するに実験XXX-JP 1は公道で行ったように見受けられますが、Dクラス職員の機密保持の
ためサイト外に一人で外出させる実験は許可されないと思います。
もちろん狙った記述でしたら無視してください。良いSCPライフを
批評ありがとうございます。
・カーナビが作動しない車とはただの故障では?
買った時から動かないからなぁと思っていましたが確かに今考えればただの故障と相違ないですね。
・酩酊街のリンクまたは脚注はあったほうがいいと思います。
ごもっともです。追加しておきます。しました。
・サイト外に一人で外出させる実験は許可されないと思います。
確かに…と思ったので機動部隊エージェントと研究員が運転する車が後ろについている、という風に変更します。しました。
この度はありがとうございました。
拝読しました。ストーリーや構成は良いと思ったのですが、ちょっとだけ、
この部分なのですが、酩酊街は永遠に夜なのですから「こんにちは」という概念は無いと思います。
赤文字の酩酊街があると思いますが、ここはかぎかっこまで赤文字にしなくてもいいように思えます。酩酊街という文字だけ赤文字にしてみては?
あとは特に気になった部分はありません。執筆頑張って下さい。
ありがとうございます。
>「こんにちは」という概念はないと思います。
確かに、と思ったので「お元気ですか?」のみに改稿しますしました。
>酩酊街だけ赤文字にしてみては?
こだわるところでもないのでこの通りに改稿しますしました。
ストーリーや構成はいい、というお言葉をいただき非常に励みになりました。ありがとうございます。
拝読しました。
ありがとうございます。指摘いただいた箇所の修正を行い、SCP-XXX-JP-1についての情報を追加しようと思います。
機密情報の漏洩を危惧するのであればオブジェクトの私的利用を許さない方がよいと思います。
全体的に物語としての起伏が足りないと感じました。心温まる展開を作りたいのは分かりましたが、それは話に展開を作らなくてもよいということではありません。無理に危険性を出す展開にする必要性はありませんが、少なくともオブジェクトの人柄や思想などそう言った部分への掘り下げが必要だと感じます。
例えばこのオブジェクトの主な行動は会話ですが、そこからオブジェクトの意志や考えというものが見えてきません。酩酊側からの手紙も本人について新しい情報があるわけではないので単に付け足しただけのように見えます。
酩酊街全体に言われている問題ですが、ほっこりするオチのせいで単調というものがあります。この記事はその類型に当てはまっているように見えます。酩酊街の住民は基本的に優しいですが、財団世界におりて来るには多少の目的があるはずなのでそのあたりをしっかりと描ければ既存の酩酊街記事との差別化ができると思います。
ありがとうございます。
>機密情報の漏洩を危惧するのであればオブジェクトの私的利用を許さないほうがいい
流石にオブジェクトに対して機密情報を話すやつはいないだろうという思い込みと長い時間一人ぼっちにされるSCP-XXX-JP-1を考えるとなんか可哀想だなという自分の勝手な想像により付けられた文です。
>オブジェクトの人柄や思想等そういった部分の掘り下げが必要
>単調。目的の描写をしたほうが良い
ごもっともです。何かしら思いつき次第改稿します。
可愛そうという気持ちもありますが、管理上のリスクも考えると流石に自由利用というのは危険だと思います。それに私的利用も必ずしもされるわけではないので、これを許していてもオブジェクトの利益になるとも限りません。そもそもオブジェクトが寂しいことが定期的な収容につながるわけではないので現在のプロトコルではオブジェクトに管理上のリスクを発生させるだけだと感じます。
どうしてもというなら定期的な利用自体を特別収容プロトコルに組み込む必要があると思います(月一回管理下で走行するなど)ただし、それでも財団側としては首位の情報を収集するオブジェクトに多少でも情報を流すことはリスクになるのでやめておいた方がよいと思います。
ありがとうございます。
使った後にSCP-XXX-JP-1に対してAクラス記憶処理を施す、とすれば如何でしょう?これならば大丈夫ですかね?もしくはセキュリティクリアランスレベル2以下の職員のみ使用可能にするなどにしてみようかと思います。
これだと会話の記憶がなくなってしまうのでSCP-XXX-JP-1の寂しさを紛らわすことに繋がらないんじゃないでしょうか。それに記憶処理が実行できるなら実験段階で財団についての情報を記憶処理ができるならすでにある財団の情報を記憶処理する必要があると思います。
セキュリティクリアランスが低いなら大した情報がないというわけではないのであんまり意味がないと思います。オブジェクトの善性に期待し過ぎている節があります。要注意団体に関連していて、車がオブジェクト自体ではなく、あくまで車に憑依しているようだという点を意識した方がよいと思います。個人的には現行の案は悪意がある実体であれば収容違反を許しかねないほど甘いものであるように思います。
重ね重ね返信ありがとうございます。
車という大きな物なので転移させたら不自然かな、なんて思ったりもしてしまって…
だけど他にもっともらしい理由付けも思いつきませんし…
「1週間運転されないと勝手にエンジンが掛かって付近の駐車場に行く、ドアで止めてもいいが段々と出力が高くなっていて半永久的な収容にはつながらないので1週間に一度精神テストで低得点だった職員を乗せる」というふうにしてみてもいいかな、と思っています。
おそらくそういった対話をしないと危険になる、という条件を設けると本来の目的の酩酊街らしさから離れていくと思います。会話させることが目的になっていてよろしくないので
1.そもそも会話の目的は何か?
2.それは達成しないといけない目的か?
3.会話でないと達成できないのか?
4.それを達成するにはどんな対策を講じる必要があるか?
を考えなければならないと思います。現状では2.が財団として必ずしも達成するべき問題とは描かれておらず、4.の対策が不十分なまま行われていると感じます。
ありがとうございます。
酩酊街らしさを残さないといけないんですよね…
思い切って運転せずにカウンセリング室として使ってみたり…なんて思ったりしてるんですが…とりあえず思いつき次第改稿しようと思います。
指摘いただいた点を中心に改稿を行いました。上手くかけているかはわかりませんが、読んでいただけるとありがたい限りです。
拝読しました。あまり面白くありませんでした。
酩酊街の記事ですし、この記事の中核的な部分はメッセージ性の部分だと思います。メッセージ性の話になってくると、その伝え方と内容がどれだけ練られているか、それが問題になってくると思います。
この記事ないしオブジェクトが持っているメッセージは「人に話すって、打ち明けるって、とっても大事なことなの」という部分だと思います。まずこの内容についてですが、かなりありきたりだと思います。すなわち、このメッセージを提示されたとしても、既視感が勝り、あまり感傷的な感じや、深み、面白さなどを感じません。
また、メッセージの伝え方についても、インタビューを通してかなり直接的に伝えており、工夫のようなものを感じませんでした。もう少しメタファーなどをうまく使ったり、信念が明らかになっていく過程を面白く書くなどの工夫がなければ、メッセージの表面的でありきたりな感じが浮き上がってしまうと思います。
最近の傾向だと、「温かみのあるメッセージ性を出す」というのは中核的な魅力になりにくいと思います。今回の記事だと「温かみのあるメッセージ」で「エモい」感じを出しているわけですが、それだけだと記事の魅力として弱いということです。いわゆるエモい記事は登場人物に共感させることで読者の感情を揺さぶるという手法を用いることがあります。ただ今回の記事では、オブジェクトがただ優しい人であり、その人柄に矛盾や悩みなどの深みがないゆえに、共感しにくかったり、浅い感じが出てしまっていると思います。したがって、この記事には予想外の展開(どんでん返し)など、メッセージ性、エモさ以外の魅力が欲しいところだと思います。
なお特別収容プロトコルについてですが、基本的に財団がオブジェクトの私的利用を許すことはないと思うので、かなり違和感があります。今までの批評でも指摘があったところですが、これについては私も消した方が良いと思います。
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ありがとうございます。オブジェクトの利用の箇所は削除しておきます。