用心してし過ぎる
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは地下サイト-███の特殊金庫に保管されます。収容室は封鎖され、内部をコンクリートで満たすことによって封鎖されます。収容室の扉は固定され、解放することは許可されません。いかなる理由があってもSCP-XXXX-JPを視認することは禁止されています。違反者は処分の対象になります。職員はオブジェクトを視認しないようにしてください。SCP-XXXX-JPを視認した人物は、現在のポストが破棄され、用具及び機器の点検業務に変更されます。

██岳への侵入は禁止されています。侵入した人物は、退去し次第、即座に終了されます。██岳の周囲は立ち入り禁止区域に設定し、内部への一般人の侵入が行われないようにしてください。一般人が警告を無視して侵入した場合、異常の検査及び記憶処理を施した後、解放してください。

説明: SCP-XXXX-JPは、515×728mmのポスターです。SCP-XXXX-JPは、現在まで2枚が確認されています。SCP-XXXX-JPは、黄色の背景の上に黒色で感嘆符1が印刷されています。

SCP-XXXX-JPを直接、間接問わず視認した人物は、あらゆる事象に対して異常なまでの警戒を行うようになります。この効果は永続的であり、記憶処理によって影響を無効化、もしくは減少させることはできません。また、暴露者が警戒を行うのは自身もしくは連絡が可能な他者によって対策を行うことが可能な範囲であり、対策できないことに対しては警戒を行いません。

SCP-XXXX-JPは、██県の██岳で、機動部隊ゑ-22("蒸籠の鳥籠")によるSCP-████-JPの回収任務中に発見されました。発見当時、SCP-XXXX-JPは木の幹に釘によって取り付けられていました。SCP-XXXX-JPの影響には部隊員全員が暴露しましたが、結果的に任務は成功しました。現在部隊は解体されています。

SCP-XXXX-JPの初期収容の後、同様の異常性を持つ新たな実体が、同位置に出現していることが明らかになりました。さらなる調査の結果、██岳に住む、山上 誠黎氏によって取り付けられていたことがわかりました。氏は、この他にも、同様の物品を約十枚所持していると語っています。以下は、氏へのインタビュー記録です。

[インタビュー記録: SCP-XXXX-JP]

対象: ヤマガミ セイレイ氏

インタビュアー: ██研究員

[記録開始]

██研究員: まず、あなたにお聞きしたいのは、あのポスターのことです。

ヤマガミ氏: ポスター?嗚呼、彼の張り紙の事か。

██研究員: ええ、それに関して少々お聞きしたいことがございまして。まず、なぜあのようなものを張っていらっしゃるのですか?

ヤマガミ氏: そりゃあ、山ん中が厃ないからよ。安全の爲だ。

██研究員: それにしては、内容がわかりにくいように感じましたが?

ヤマガミ氏: 生憎、儂には讀み書きが出來ねぇんでな。巷じゃあ、あんな符牒が流行ってんだろ?

██研究員: 符牒、まあ、そうですね。では、なぜそのような危険なところに住んでいらっしゃるのですか?

ヤマガミ氏: 山を守ることが儂の命だからよ。んな事より、早い處本題に入ってくれ。おかしな事が起こってんだろ。

██研究員: いえ、おかしなことというのは、その張り紙のことです。

ヤマガミ氏: はぁ?何がおかしいってんだ。只の紙だぞ。

██研究員: それが、あの紙を見た人物の警戒心が、異常なほど跳ね上がっているのです。

ヤマガミ氏: 其れの何處がおかしいんだ。丹精込めて作ったんだから當たり前だろ。

██研究員: 我々の知る限りでは、そのようなことは起こり得ません。何か異常な方法で作成しているのでは?

ヤマガミ氏: おかしな事は何もしてねぇ。其れは唯單にあんた等の訫心が足りてねぇだけだろう。近頃の若ぇ奴らは、神を崇める事を忘れてやがる。抑、人ってぇのは神樣の御加護によって依って生きて居られんだ。も然り、も然り、山も然り。其れを我が物顏で、恰も其處に在る事が當たり前かの樣な振る舞いをしやがる。そんな生活を續けて居れば、何時かは破綻するぞ。まぁ、あんた等みたいな奴は、弌度痛い目を見ないと解らないだろうがな。

このインタビュー以降、氏は財団に対し非協力的な態度をとることが多くなりました。

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