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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP、SCP-XXX-JP-A、SCP-XXX-JP-N及びエリアAは全て消滅しました。そのため一切の対処は必要ありません。
説明: SCP-XXX-JPは「鳥類の形に切り抜かれた活発に移動する晴天」あるいは「晴天を色取る超巨大な鳥類に類似した異常な生命体」です。現在は後者だとする説が有力です。SCP-XXX-JPの全長は分かっておらず、10m~500mだと推測されていますが、異論も多く存在しています。SCP-XXX-JPは「曇」を取り込み、取り込まれた曇の箇所は晴天に変化します。食べられた曇の行方は現在調査中です。SCP-XXX-JPが水蒸気を取り込んだ記録はありませんが、霧や靄などには反応を示すことがわかっています。
SCP-XXX-JPは日本国東京都███島及びその10海里以内の上空(以降エリアAと呼称)において生息し、その範囲から出ることはほぼありません。これはSCP-XXX-JPの「習性」であると推測されています。SCP-XXX-JPはエリアA内に存在していますが空と完全に溶け込んでおり、原則的に曇天を捕食しているとき以外目視観測が不可能で、接触はあらゆる条件下で不可能です。また、今までSCP-XXX-JPの嘴と羽の一部しか観測できておらず、全貌はまだ不明です。
SCP-XXX-JPはその直下に位置する人物に対し「雨が降っている。」と認識させる特性を持ちます。そのため███島の定住民の多くは現在確認できるところで少なくともエリアA内では████年から30年間、ほぼ絶えない降雨に見舞われていると認識します。しかし実際のところ███島周辺は30年間降雨が確認されていませんが、エリアA外の気候が温暖多湿なため███島が砂漠化することはありませんでした。
また後の調査から、エリアA内では異常な人型実体およびオブジェクト(以降SCP-XXX-JP-Aと呼称)が発生していることがわかりました。SCP-XXX-JP-Aはいずれも反ミーム的な認識災害効果を持ち、自らを観察した人物に対し「何の異常もない存在」であると認識させます。財団職員に対して敵対性を表すことはなく、こちらから攻撃を加えない限りは中立を保ちます。SCP-XXX-JP-Aの発生がSCP-XXX-JPによるものか███島によるものかはわかっていませんが、エリアA内に立ち入った人物は直ちにSCP-XXX-JP-Aに変化します(SCP-XXX-JPの出現以前からエリアA内に駐在している███島の原住民を除く。原住民がSCP-XXX-JP-Aに変化しない理由に関しては未解明である。)。これは当該の進入者が自身を強く意識し続けることや記憶補強材を服用することで防ぐことができます。SCP-XXX-JP-Aには現実改変能力を持つものもあり、特に強力な個体に関してはエリアA外の一般市民と長期間接触をした場合、ZK-クラス:現実不全シナリオを引き起こす可能性もあります。
以下はこれまでに確認された特徴的なSCP-XXX-JP-Aの記録です。
現在SCP-XXX-JP-Aに変化していない███島の原住民は1名のみ確認されています。その人物の身元を調査したところ、戸籍を持たないことが判明したため財団はこの人物をSCP-XXX-JP-Nに指定しました。SCP-XXX-JP-Nは白人の高齢女性で、視力や聴力が共に低下しているとみられ、軽度の認知症を有している可能性もあります。現在SCP-XXX-JP-A-██の強力な現実改変能力のためSCP-XXX-JP-Nとの交流には成功していません。
補遺XXX-JP-1: 以下は発見時の最初期記録です。このときSCP-XXX-JPは発見されておらず、未解明領域として記録されました。この未解明領域は現在のエリアAに当たります。
補遺XXX-JP-2: ████/██/██、SCP-XXX-JP-Nは一切の活動を停止し、死亡したことが確認されました。それに伴いSCP-XXX-JPやSCP-XXX-JP-Aも活動を完全に停止し、5分後にエリアA内の異常性を含み全て消滅しました。消滅後のエリアAには一切の異常性が見られなかったため、現行の特別収容プロトコルを改定し、オブジェクトクラスをNeutralizedとしました。
補遺XXX-JP-3: 異常性消滅後の調査により、SCP-XXX-JP及びエリアAの出現は████年であることがわかりました。この年はSCP-XXX-JP-Nの夫が死亡した年であり、████国が███島で核実験をしたという記録も見つかっています。この核実験によって███島は一度砂漠化しており、一部の植物を除くすべての生物が死滅し、███島の島民も全員一度死亡していると推測されます。しかしこの事実は財団が実際に確認した███島の様子と矛盾します。そのため、核実験の被害を通して███島に対し現実改変能力者による介入があったと推測されます。この現実改変とSCP-XXX-JPの存在の関係は現在調査中です。
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- portal:7537477 (26 Aug 2021 23:51)
上手くまとまっていない気がするので、何かアドバイスをお願いします。
この報告書はどんなジャンルで書かれているのでしょうか?SCP-XXX-JP-Nが亡くなると後を追うようにSCP-XXX-JP-A,SCP-XXX-JPが亡くなり、独りにはさせない。といった感じの内容でしたら関係性を持たせた方が良いと思います。
例えば「SCP-XXX-JP-Nは昔乾燥地帯に住んでいて、そこでは雨が全く降らなかった。雨が降らないため食料が育たず、餓死者が続出した。『あの時雨が降れば、、せめて雨が降ったと思わせてあげたい』というSCP-XXX-JP-Nの想いからSCP-XXX-JPは生まれ、現地の人に雨が降っていると思わせている。」とか(これはあまり考えずに書いたのでアテにしないほうがいいです?)
旧特別収容プロトコルに書かれている「説得が可能な場合」でSCP-XXX-JPは知的生命体と分かりましたが、説明にもこの内容を載せても良いと思います。また、説得時の内容を載せるのもSCP-XXX-JPがどんな気性か分かるので良いかなと思います。
全体的な評価
オチの補遺でSCP-XXX-JP-Nが亡くなると後を追うようにSCP-XXX-JP-A,SCP-XXX-JPが亡くなりましたが、それぞれに関係性があまりなく、SCP-XXX-JPが亡くなるとSCP-XXX-JP-Aも亡くなるならわかるのですが、SCP-XXX-JP-Nが亡くなると後を追うようにSCP-XXX-JP-A,SCP-XXX-JPが亡くなるのは「何で亡くなるの?」と思わせてしまい、あまり良い印象ではなくなってしまうかもしれません。
あくまで私個人の感想なのであまり重く受け止めないでくださると幸いです。
追記:執筆頑張ってください。
評価ありがとうございます。
「関連性が見えず、良い印象を持ちにくい」という点に関しては自分でも一部思っております。
つまりはオチがあまりよくつけられていない「フラグ未回収」の状態にあることが違和感の原因だと認識していますので、それの修正したうえで改稿しようと思います。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。
Tech Cap. of SCP-JP