【改訂済】scp-156

このページの批評は終了しました。

SCP-156ディスカッションより
原語版rev.15-24(主にrev.16)で行われた大規模改訂の反映を行いたいと思います。
改訂案: http://scp-jp-sandbox3.wikidot.com/draft:7487499-31-ebd4
翻訳投稿ガイドに基づき、本ポストから二週間が経過した後、特に問題がなければ編集を行おうと思います。

Red - 更新に伴い削除する箇所
Blue - 更新に伴い加筆する箇所
Green - 原文に変更はないが、訳文の都合上改稿した箇所

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アイテム番号: SCP-156

オブジェクトクラス: Euclid

Special Containment Procedures: SCP-156 is to be kept in refrigerated Storage Unit 19c except when removed for experimentation. Subjects infected by SCP-156 are to be restrained and monitored for their own safety. From September 21st-March 21st, infected subjects should be kept within a secure storage unit unless the experiment’s parameters indicate otherwise. Both storage facilities should be monitored by security camera. The termination and autopsy of D-Class Personnel assigned to SCP-156 should be delayed until after March 21st. No personnel are permitted to consume SCP-156 except D-class personnel unless approved by a level 3 staff member.
特別収容プロトコル: 実験以外ではSCP-156は保管ユニット19cに冷蔵してしまっておいてください。実験の前後には何粒あるか数えるものとしますが、これはきちんとSCP-156が181粒全部あるか確認するためです。侵襲済被験者は、彼ら自身の安全のためにも拘束して監視してください。9月21日から3月21日の期間は、実験パラメータで特別に指定する場合を除き、侵襲を受けた被験者を保安収容ユニットに留め置くものとします。生存中の SCP-156の侵襲を受けた者の死体は濾過換気装置のついた保安冷蔵ユニットに留め置くものとします。どちらの保管施設も監視カメラで監視してください。SCP-156に割り当てられたDクラス職員の終了と検死は、彼らが関与した実験の終了した年の3月21日より後まで遅らせるものとします。Dクラス職員以外のどの職員も、レベル3スタッフの承認なしに実験目的でSCP-156を食べることは許されません。

Description: SCP-156 is a group of exactly 181 pomegranate arils. The number of instances of SCP-156 is constant. When one is ingested or destroyed, it is replaced instantaneously with a new one among the largest group of contiguous instances. Otherwise, the instances can be moved around freely. After leaving the group (i.e. after an instance is touching no other instance), the instance will spoil normally, after which a new instance will appear. When all instances are destroyed simultaneously, all 181 instances reappear randomly at the location of one of the destroyed arils. Attempts to measure the time between destruction of one instance and the appearance of a new one using high-speed cameras have so far failed.
説明: SCP-156は正確に181粒ある柘榴の仮種皮です。仮種皮の数は一定です――つまり、一つを食べたりあるいは食べられなくなるような仕方で破壊したりすると新たな仮種皮が、お互いに触れあっている仮種皮の集団の中で最大のものの中に発見されますから瞬時に入れ替わります。それ以外の点では、仮種皮は自由に移動させることができます。集団と離した後(つまり、仮種皮がどのとも仮種皮触れあっていなくなった後)には、新たな仮種皮が集団に加わるより前に、その仮種皮は普通に傷んでいきくことになります、その後新たな仮種皮が出現しますどの仮種皮も互いに触れあっていないように離したときには、破壊した仮種皮は別の仮種皮の隣に再出現しますが、現れ方はランダムであるようです。すべての仮種皮を同時に破壊したときには、破壊された仮種皮どれかの場所に181すべての仮種皮が再出現します。すべての再出現は仮種皮の破壊と正確に同時に発生し、介在時間は高速度カメラでも測定できず、人間の目などもっての外ですが、もっともほとんどの観察者は再出現から数秒は新しい種に気付きません。仮種皮の破壊と新たな仮種皮が出現するまでの時間を高速度カメラを用いて測定する試みは現在まで成功していません。

If SCP-156 is ingested between March 21st and September 20th, subjects display no signs of infection until noon of September 21st, when all vital processes abruptly cease. A similar effect is observed immediately when SCP-156 is ingested after September 21st. Despite being technically dead, postmortem examinations of subjects have been unable to discover a cause of death. Subjects appear to have been in perfect health, aside from any pre-existing conditions. While "dead", subjects do not show any signs of decomposition though the bodies of many subjects begin displaying bruising and scarring consistent with torture. While the majority of subjects suffer these wounds, not all do, and no reliable formula has been discovered to predict which subjects will be affected. Infected subjects remain in this dormant state until noon of March 21st, when life processes restart. Subjects remember little of the intervening time period. While most subjects are entirely unaware that any time has passed since their apparent death, some claim to recall a pale white male face and a wilting pomegranate tree.
3月21日から9月20日の間にSCP-156を摂取したとき、被験者はその年の秋分の日9月21日の正午までは普段通り生き続けますが、そのときが来たら崩れ落ち、突如としてなんの生命徴候活動も示さなくなります。9月21日以降に摂取した場合は、その直後に同様の効果が観察されます。医学的には死んでいるものの、検死解剖では死因を発見することはできません。被験者はもともとの患いを別とすれば完全に健康に見えます。『死んでいる』間、被験者はなにも腐敗や分解の徴候を示しませんが、身体には拷問を受けたような傷や打ち身が現れ始めます。大多数の被験者がこの傷害を負いますが、全員ではなく、影響を受けるかどうかを予測する確実な方法はまだ発見されていません。侵襲を受けた被験者は翌年の春分の日3月21日まで死んだ活動停止状態のままで、そこですべての生命徴候が再始動しますが、これは遺体が合間の期間にひどく傷つけられたり機能しないところまでバラバラにされたりしていた場合ですらもです蘇った後で医療検査をすれば9月21日直前にした医療検査と正確に同じ結果が示されますが、ただ████と█████は別で、しばしば苦役や拷問を受けたのと一致するような傷や打ち身があります。質問されると、蘇った被験者は蒼ざめた男の顔と萎れた柘榴の木をぼんやりと思い出すことができます。被験者は被影響期間中の記憶をほとんど有しません。多くは擬死後の時間経過に全く気づきませんが、蒼ざめた男の顔と萎れた柘榴の木の記憶を主張する被験者も存在します。

Subjects continue to die and reanimate annually on September and March 21st, respectively, until killed by another cause. Reanimation only occurs from deaths caused by ingesting SCP-156.
被験者は別の原因で死なない限り毎年9月と3月の21日に死んだり蘇ったりを繰り返します。蘇りはSCP-156を摂取したことが原因での死についてのみ発生します。

After undergoing a single death-reanimation cycle, subjects began displaying high levels of distress and paranoia as time approaches September 21st, even if they have not been made aware of the death-reanimation cycle. Furthermore, subjects will take extreme lengths to avoid taking any sort of risk or danger to their person, even if they had displayed risk-taking behaviors prior to ingesting SCP-156. Over the course of multiple death/reanimation cycles, these psychological symptoms become more pronounced. At the same time, physical symptoms during the dormant period increase in intensity for the subjects suffering from them. Eventually, physical wounds on subjects will begin to emulate burns and puncture wounds. Many subjects gain a phobia of dogs and dead plants after 3-5 reanimations. After several deaths caused by SCP-156, the ocular tissue undergoes necrosis in many subjects. This tissue does not reanimate with the rest of the body. Often, after ten or more reanimations, reanimation of bodily processes will occur but the subject will fail to regain consciousness, entering a comatose state. Death and reanimation continues annually even after subjects have reached this stage.
1回死んで蘇った被験者は一時的な死に対し不条理な恐怖感を表しますが、しかし何を恐れているのか正確に説明することはできません。死と蘇りのサイクルに気づいているいないを問わず、9月21日が近づくにつれ高いレベルの心理的苦痛と偏執症を表すようになります。また、被験者は以前より運命論者めく傾向があります。さらにまた、被験者は偏執的になり自らに危険をもたらし得る対象を避けるようになりますが、それには財団の職員も含まれますまた、被験者は自身へのあらゆるリスクや危険を避けることに全力を尽くすようになりますが、これは被験者がSCP-156を摂取する以前は危険を冒すような行動をする人物だったとしてもです。何度も死と蘇りを繰り返すと、その精神的な症候はよりはっきりとしたものになっていき、蘇り後の傷や打ち身についても同様で、最終的には刺し傷も混じり始めます。ます。同様に、活動停止期間中の身体的な症状による被験者の苦痛の度合いも増加します。最終的に被験者には火傷や刺し傷のような外傷が現れ始めます。幾年かすると、3から5回生き返ると、多くの被験者は死んだ植物や犬に偏執するようになり対する恐怖症を発症します。摂取して4から6年すると被験者は目を再生できなくなり、活性化しても目は腐り続けます。最終的に、活性化しても被験者は緊張性硬直状態に留まります。数度のSCP-156による死を経ると、被験者の多くは眼球組織が壊死します。組織は他の肉体のように生き返ることはありません。10回以上の蘇りを経ると、身体機能の蘇生は起きる一方、意識を取り戻すことができず昏睡状態に陥ることがよくあります。被験者がこの段階に達しても年次の死と蘇りは継続します。

SCP-156 came to the attention of the Foundation after an incident in ████████, Greece, after ██ people died on September 21st, 19██,without apparent cause. The Foundation became involved after locals reported the return of several of the dead who had been interred in above ground vaults the following spring. After questioning these subjects, all reported having attended a party at the house of one A█████ K█████, who had been buried and was found, asphyxiated in her coffin. SCP-156 was discovered within the house, fresh despite the intervening six months since the incident. Testing commenced on D-Class personnel on August ██, 19██. D-E15624, the first test subject, died on September 2█, 19██, and was autopsied. No cause of death could be found. Subject was left under monitoring in storage. On March 2█, 19██, subject began to show brain activity and subject's heart began beating despite the body having taken significant damage during the autopsy. D-E15624 expired shortly thereafter without regaining consciousness. Arils given SCP status and longer term testing was ordered.
SCP-156が財団の注目下に入ったのはギリシャの████████にてとある事件があった後のことで、その事件とは数ダースの人々が19██9月2█日に以前その場所では19██年の9月21日に██人の人々が明確な原因もなく死亡したというものです(人口が4,000人を下回るくらいしかいない町で、それは普段の死亡率を遥かに超えるものでした)したことがありましたしかしながら、幾つかの死亡報告(殊に火葬にしたというもの)に光が当てられるまで、財団は関与し始めませんでした。その翌年の春、地上の納体堂に葬られた数名の死者が生き返ったという地元の報告をきっかけに財団は関与を開始しました。調査したところ、死者たちにあった唯一の共通点はあるホームパーティに出席したというものでした彼らに質問を行ったところ、全員がA█████ K█████のホームパーティに出席したと証言しました。彼女は埋葬されていたところを発見され、棺桶の中で窒息死していました問題の家について標準的な調査をしたところ、SCP-156は後期A█████ G█████に属する小さな鉢の中にあるのを発見されました。所有者は事件後に死亡したものとおぼしく、家の残りの部分は荒れていましたが、柘榴の仮種皮は新鮮なままでした。この仮種皮をテストするため押収しました。SCP-156は家の中で発見され、事件から6ヶ月が経過しているにも関わらず新鮮なままでした。Dクラス職員での試験を19██年8月██日に開始しました。最初の被験者D-E15624が19██年9月2█日に死亡し、検死をしました。死因は発見されませんでした。被験者をそのまま保管室に置いて監視しました。19██年3月2█日、被験者が脳活動を示し始め、また、検査のために体腔から取り出されていたのに検死を経て身体に深刻な損傷を負っていたにもかかわらず心臓は鼓動を開始しました。被験者の意識が戻ったのは数秒の間のことで、酸素欠乏で意識を失う前に悲鳴を上げました。D-E15624はそのすぐ後に終了されました。直後D-E15624は意識を取り戻すことなく息を引き取りました。仮種皮はSCPの地位を与えられ、長期テストが命令されました。


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