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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはその性質上収容は不可能です。SCP-XXXX-JP-Aと判断された人物は確保され、記憶処理が施されます。また、可能な場合に限り、SCP-XXXX-JP-Aは隔離され、状況観察が行われます。SCP-XXXX-JP-Aの判断方法は補遺を参照してください。
説明: SCP-XXXX-JPは全5～11歳の児童に無差別に発生する1視覚伝達機能の異常が付与される現象です。SCP-XXXX-JPの異常性に曝露した対象はSCP-XXXX-JP-Aと呼称されます。SCP-XXXX-JPによる視覚伝達機能の異常は一部の黒色2の物体を視認した際に視覚情報の変換の過程で発生します。異常が発生すると、視野内の黒色の部分が一般的に「恐怖を煽る」と表現される物体・生物3(以下、SCP-XXXX-JP-Bと呼称)に置き換わります。例として、
- 悪魔や鬼と表現される想像上の生物
- 巨大な眼球と表現される物体
- 赤茶けた肌で長い手足を持つ人型の想像上の生物
などがあります。尚、SCP-XXXX-JP-Bの外見はSCP-XXXX-JP-Aによって異なります。
これらはSCP-XXXX-JP-Aの精神に多大なストレスを与えますが、SCP-XXXX-JP-Aはその情報を他者と共有する事をある程度拒みます。これはSCP-XXXX-JP-Aとなった人物全員が「SCP-XXXX-JP-Bの情報を他者と共有すると自身に災いが降り注ぐ」と思い込む事が原因です。しかし、それに根拠は無く、情報を財団に提供したSCP-XXXX-JP-Aに災いやそれに類似する異常が発生した記録はありません。
一度SCP-XXXX-JP-Aとなった人物は「時間経過」「12歳の誕生日を迎える」「記憶処理を施す」のいずれかの方法で異常性を失いますが、その過程でSCP-XXXX-JP-Aの記憶が改変され、SCP-XXXX-JP-Bについての記憶が消失します。その為、異常性を失ったSCP-XXXX-JP-AがSCP-XXXX-JP-Bについて記憶していた例は現在に至るまで確認されていません。
補遺: SCP-XXXX-JP-Aは他者との情報の共有を拒むという性質上発見が困難ですが、影響の範囲内である黒色の物体に主に道路の舗装に使用されるアスファルト等が含まれている事が判明しました。その為、SCP-XXXX-JP-Aとなった人物は舗装道路や歩道のアスファルトが露出している部分を避け、白線や縁石の上を歩いているケースが多いです。以上から、舗装道路や歩道の白線及び縁石の上のみを歩いている全ての5～11歳の児童はSCP-XXXX-JP-Aである可能性があり、記憶処理の対象と判断されます。
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- portal:7445595 (03 May 2021 00:11)
ごく単純に、アスファルトで舗装された歩道からもオバケが出てきてしまいませんか？側溝のフタや縁石しか歩けなくなってしまうのではと。それと、最近の横断歩道って縦棒がどんどんなくなってますよね1。さらに、自転車で通行してる場合はどうなるのかな？自動車の車窓からの景色はどうなるのかな？と。
うーん…「歩道はセェ～フ」ルールを加えるくらいしか思いつかない。
批評ありがとうございます！画像がとてもわかりやすかったです。
「縁石」と聞いてはっとしましたが、自分が小さい頃は縁石の上を歩いていた記憶があります。最近の歩道では確かに白線が少なくなっているように感じるので、「縁石」という単語を追加してみました。
宜しくお願いします！
というか「黒いとこ＝オバケ出現地点すべてを避けてたら歩く場所ないんじゃね」と思ったのですが…なんか私読み違えてますかね？
一応「一部の黒色の物体」としているので全部の黒い物がお化けになる訳ではないようにしたつもりでしたがいかがでしょうか？
それとも、そもそも自分もコメントを読み違えてますかね？
あー「地面の黒いとこから垂直に壁のように立ちあがるけっこう背の高いオバケ」を勝手に想像してたようです、子供でも跳び越えられるくらいだとしたら問題ないか。
自分的にはガラスを一枚隔ててその下にいることを想像していました。
そのような誤解を防ぐ為にも改稿します。宜しくお願いします。
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