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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Aは発見次第終了されなければなりません。SCP-XXX-JP-Aの終了後、関係者にはAクラス記憶処理と適切なカバーストーリーの流布が施されます。SCP-XXX-JP-Aの収容に携わる職員はゲーム依存症の症状を示していないかチェックされ、コンピュータゲームのプレイ時間に関する制限を設けられます。現在、3体のSCP-XXX-JP-Aを研究用に収容しています。
説明: SCP-XXX-JPは世界各地で定期的に発生する、人間を対象とした異常現象です。SCP-XXX-JPの発生条件として、対象の人間が必ず重度のゲーム依存症を発症していることが判明しています。SCP-XXX-JPの発生頻度は低く、年に1~2回しか確認されていません。
SCP-XXX-JPの影響を受けた人物(SCP-XXX-JP-A)は皮膚が暗い青緑色に変色し、食事や睡眠を必要としなくなります。また、非常に高い生命力を有すようになり、脳を破壊されない限り無期限かつ無条件に生存することが可能となります。一方で発症以前よりもコンピュータゲームに異常なまでの執着を示すようになります。SCP-XXX-JP-Aはゲーム以外の物事に関心を寄せることができなくなり、また使用しているゲーム機を破壊される、ゲーム機の充電が切れるなどの原因によりゲームを中断させられた際に異常に高い凶暴性を示します。
ゲームを中断させられたSCP-XXX-JP-Aはゲーム機を求めて行動し、ゲーム機を所有している人間を発見すると主に体を掴んで噛むことによる物理的な攻撃によりそれを奪おうと試みます。SCP-XXX-JP-Aの体液が付着してから2時間以内にコンピュータゲームをプレイした場合、SCP-XXX-JP-Aと完全に同じ症状を発症し、SCP-XXX-JP-Aに変化したとみなされます。ゲーム依存症の症状を示している人物が噛まれるか血液を浴びた場合、即座にSCP-XXX-JP-Aへ変化します。
SCP-XXX-JP-Aの行動の傾向として、発症前に好んでいたジャンル、タイトルのゲームを好んでプレイすることが確認されています。例外として、どのSCP-XXX-JP-Aも「バイオハザード」シリーズなどを含む一部のサバイバルゲーム、ホラーゲームをプレイすることを極端に拒むことが確認されています。この理由については現在調査中です。
付与予定タグ: scp jp euclid 伝染性 ゲーム 精神影響 生物災害
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- portal:7438364 (22 May 2021 08:01)




現状NVに少し寄ったDVです。オチにはなるほどと思いましたが、ゲーム依存症の伝染やゾンビといった要素が自分にとってあまり魅力的でなく、蓄積したDV要因をオチだけで覆しきれなかった印象です。ゾンビ化や嗜好の変化の伝播はSCP財団内外でありふれた要素ですし、ゲームおよびその依存症や凶暴化という題材も目新しくはないです(特にゲームという要素は砂箱でよく見かけるように思います)。従ってオブジェクトの根幹設定を読んでマイナス印象を受けました。
オチは悪くないので、オチに至る道中の過程に新規性を付与するのがアプローチの1つであるように思います。ゾンビ化の過程を徹底的にシリアスに描いてオチを明らかにコメディ調にしたり(この場合会話劇による主観的描写が効果的かと思います。クリニカルトーンに頼る客観的描写に限界があるのも事実なので……)、あるいは学術的表現や文学的表現といった特色ある体裁を採用したりするのも手でしょうか。ただし、本作の著者はやはり
Akamitsuさんですので、ご自身のやりたいことと天秤にかけて取捨選択ください。
参考になりそうな記事としてSCP-5031 - ありきたりな殺人モンスター を置いておきます。この作品も異常性や基本設定はそこまで特殊なものでなく、表現/描写と結末で新規性を創出した例かと存じます。