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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは既に無力化しているため、収容・隠蔽活動はとられません。
説明: SCP-XXX-JPは雲のような外見を持つ、空中に存在する異常な円盤型の構造物です。SCP-XXX-JPは白色を呈す未知の物質で構成されています。SCP-XXX-JPは不明な方法で空中に浮いており、また常に不規則な移動を繰り返しています1。SCP-XXX-JPは固形であり触れることが可能です。
SCP-XXX-JPの上部では以前の活動により移動させられた人間のほか、全身がSCP-XXX-JPと同一の物質で構成された人型実体(SCP-XXX-JP-1)が生息しています。SCP-XXX-JP-1は発話能力と知性を持ち、最大時速55kmでの移動と空中の飛行が可能です。
SCP-XXX-JPの上部は都市のようになっており、極めて高い生活水準を維持していることが判明しています。また、SCP-XXX-JPの上部の環境は不明な方法により地上と同等の状態を維持しており、またSCP-XXX-JPの上にある物体がずれて落下することもありません。
半径20km以内に飛び降り自殺を試みている人物(以下、対象)がいる場合、SCP-XXX-JPは低確率で一時的に停止し、自身の内部からSCP-XXX-JP-1を出現させます。飛び降り自殺を試みていることを除いて、対象に選ばれる人物に共通点は見られません。
SCP-XXX-JP-1は対象に高速で接近し、対象を掴むことによって保護します。この際SCP-XXX-JP-1が対象の保護に失敗したことは確認されていません。SCP-XXX-JP-1は1~2分かけて対象を慰める、褒める、励ますなどの行動を取ります。その後、SCP-XXX-JP-1は対象の心理的ケアを行いながら対象を上空へ運びます。その後、対象にSCP-XXX-JPで暮らすように促した後、SCP-XXX-JP-1は内部にいる人間の世話や内部での労働に従事します。一般に、SCP-XXX-JPの上にいる人間は労働を行いません。
労働を行う必要がないことや環境が整備されていること、高い生活水準が維持されていることから、大抵の人物はSCP-XXX-JPで生活するうちに以前抱えていた精神的な問題を解決するようになります。また、自殺の原因となった人物から隔離されることによって、再び自殺願望を抱える可能性は少なくなります。
補遺: 2023/01/28、突如としてSCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-1がゆっくりと分解される現象が発生しました。この分解は1時間かけて行われ、その後SCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-1を構成する物質は完全に消失しました。その際、SCP-XXX-JPの上に住んでいた人物は全員空中から落下し、着地時の衝撃で死亡しました。落下した人物の目撃者に対してはそれぞれに適切なカバーストーリーが流布されました。
SCP-XXX-JPを監視していた財団の航空機は、分解されていくSCP-XXX-JPから不特定多数の人物の騒ぎ声に似た大きな音を記録しました。これらの音を解析したところ、複数の人物の笑い声と「俺たちもお前らもみんな死んじゃえばいい」「死にたいって言ったのはお前らだろ」「この絶望する様を見たかった」などといった内容の発言で構成されていることが判明しました。
付与予定タグ: scp jp neutralized 空棲 移動 人間型 知性 自我 都市
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シリーズ-JP所属
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- portal:7438364 (22 May 2021 08:01)




現状ではDVかと思います。自殺者を救出してケアする優しい存在と思わせて裏切る落差を狙ったものかと思いますが、特にそうした裏切りやネガティブな結末が少なくないSCP財団において、本作は落差が乏しいように感じました。ショートコン参加作ではないようですから、ある程度字数を使っても構わないので、読者の感情移入を促す場面であるとか、より鮮烈な展開があると良いのではないでしょうか。ご自身の得意不得意ややりたいことに合わせて取捨選択ください。
全体的に感じたこととして、無味乾燥であるように思いました。円盤型の構造物と人型実体が登場していますが、最低限の基本設定しか記載されておらず、ディテールが曖昧模糊としているように感じます。例えばこの人型実体がどのような姿をしているのか(ヒューマノイドと一口に言ってもその容姿は様々でしょう)、どういう価値観を持っているのか、内部でどのような文明生活が送られているのかという点の十分な掘り下げや描写があると、本作の個性が発生するように思います。現状の人型実体は無個性ないじめっ子と変わらない印象を受け、魅力が弱いように感じました。
ヒトに対して残虐な仕打ちをする存在はフィクションにはごまんといますが、そのそれぞれに個性があるものと思います。『メイドインアビス』の黎明卿ボンドルドは愛を持って実験用の子どもたちに接しますし、『テラフォーマーズ』のゴキブリは人間に嫌悪感を抱きながらも彼らを飼育して利用しています。本作の人型実体も単なる舞台装置としての悪役ではなく、内面や哲学を設定してやると1つ個性が芽生えるのではないかなと感じます。執筆頑張ってください。
拝読致しました。
リビジョン5時点での批評です。
ある程度とはどの程度でしょうか
都市と言っても中世の都も都市と称する場合がありますのでただ都市というよりも「都市機能を有する高層ビルが乱立しており、極めて高い生活水準を維持していることが判明しています。」とするのはどうでしょう。
人型です。
現状DVです。所々クリニカルトーンから外れ主観的な表現んあっている部分が見られ、また、終わり方に関しても『「俺たちもお前らもみんな死んじゃえばいい」「死にたいって言ったのはお前らだろ」「この絶望する様を見たかった」』というのは直球すぎてどうにも小物感がすごいです。私でしたら『この分解イベント時、SCP-XXX-JP-1は外部からSCP-XXX-JPの分解を観測していたことが判明しており、その当時のSCP-XXX-JP-1は"笑みを浮かべている"と表現される様な表情を取っていたことが判明しています。』とすると思います。ただ、表現を直したとしてもやはり
Tutu-shさんのいう様に話の高低差があまり感じられず、記事に必要ないわゆるインパクトが少ない状態になってしまっている様に感じます。
記事作成頑張ってください。
アイデアの発端はいいと思ったのですが、異常性やストーリーがありきたりというかおざなりな感じがしました。
ホラーという性質を伸ばすなら、説明的で人間的な部分を薄くして、未知であり人類では対処しきれない部分を伸ばすとよいかと思いました。オーガスト・ダーレスの「風に乗りて歩むもの」などの名著が参考になると思います。
優しさを見せてある日突然まとめて裏切り全てを無に帰すある種の王道めいた構成は好みですが、現状ではDVせざるを得ないかと思いました。
既に指摘されている要素に関しては私個人も同様に感じるので、挙げられていない部分で感じた事を述べさせてください。
・収容の試みが財団としては杜撰ではないか
自発的に消失するような性質を見せたオブジェクトである事、由来が不明である事などを踏まえると、一度自発的に消失したというだけで完全に無力化し監視の必要性が失われたと考えてしまうのは財団らしからぬ警戒心の薄さだと感じます。
また、元の特別収容プロトコルが平たく言うならば「裏切られた」ものである以上、同様のオブジェクトの発生を監視し確認された場合に適用するプロトコルが用意されている方が自然かと思われます。
・「失敗したことは確認されていません」
失敗した事例は確認されていません、などの表現の方がクリニカルトーンに沿ったものになるかと。
個人的な思いつきではあるのですが、多々指摘されているオブジェクトの性質の掘り下げ不足について、影響範囲内でDクラスに飛び降りさせる(財団の技術力であれば回収されなかった場合にもDクラスに事前に認識されないように救う事は可能でしょう)等の方法によって探索を行わせる等の方法もあるかと思います。
個人的に好みの題材でもあり、執筆を応援しています。頑張ってください。