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アイテム番号:SCP-xx-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル:SCP-xx-JPはサイト-81██内の職員宿舎████号室内に収容されます。
説明:SCP-xx-JPは身長120㎝程の人型実体です。江戸時代後期ごろの女物とみられる服を着ており、靴、靴下は特に履いていません。服は全体的に汚れ、ところどころに穴が開いていますが、服を汚す、あるいは破壊する実験はすべて失敗しており、汚れや穴の由来は不明です。
また、SCP-xx-JPとの音声を介した意思疎通は不可能です。唯一、筆記によってのみ意思疎通を行うことができます。この際、ひらがなとカタカナ以外の文字はSCP-xx-JPに理解することができません。また、現代的仮名遣いも同様に理解されず、今のところ意思疎通が可能だと確認されているのは歴史的仮名遣いを介してのみです。
SCP-xx-JPは連続で三日以上、徹夜で働いた人間(以下、SCP-xx-JP-A)のもとに現れます。SCP-xx-JP-Aが職場で一人の状態で、その時点までにやっていた仕事を終了させ、なおかつそのまま就寝場所に向かうと、不明な手段を用いて転移元不明の瞬間移動によりその空間の中にSCP-xx-JPが現れます。その後SCP-xx-JPはSCP-xx-JP-Aの疲労を回復させるのが目的と思われる種々の行為をします(詳しくは実験ログ、インタビューログ参照のこと)。行為が一通り終わる、あるいはSCP-xx-JP-Aから苛立ちや恐怖など強い負の感情を向けられるとSCP-xx-JP-Aは再び瞬間移動をしてその場から去ります。このため、SCP-xx-JPを収容する試みはいまだ成功していません。実験xx-0(個々の数字はあとで差し替え)以降、SCP-xx-JPはサイト-81██内の職員宿舎████号室内に留まり続けています。
SCP-xx-JPは19██年、サイト-81██にて職員の前に現れたことで発見されました。当時この職員は、SCP-███-JPの特別収容プロトコル作成任務にあたっており、3日間睡眠をとらずに働き続けていました。
監視ログxx-1
<記録開始>
(職員が仮眠室に入る)
職員: やっと終わったよ……。眠すぎ……あー寝よ……。
(SCP-xx-JPが出現)
職員: んあ?
(SCP-xx-JPはあたりを見渡している)
職員: 流石に三徹はまずかったか……。目までイカれちまった。
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7437546 (27 Apr 2021 13:28)
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