S_nowman-2--fcc9

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アイテム番号:SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Euclid

**特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPを中心に半径40kmを果樹園に偽装し、一般人の立ち入りを禁止してください。
週に1度女性のDクラス職員をSCP-XXX-JPの影響範囲内へ立ち入らせてください。

説明:
SCP-XXX-JPは山形県■■■市に存在する高さ1.0m～1.5m程の樹林です。
最も背が高く中心部に位置するSCP-XXX-JP-1と周囲に群生するSCP-XXX-JP-2で構成されています。
外観はバラ科リンゴ属のものに似ています。
SCP-XXX-JP-1に直接接触した生物は意識を喪失します。
意識の喪失自体に害はありません。

実験記録XXX-1 - 日付YYYY/MM/DD

実施方法:
女性のDクラス職員D1719をSCP-XXX-JP-1に接触させる。
結果:
D1719は35分21秒間意識を喪失。その後意識を取り戻した。
D1719は意識を喪失している間、少女と会話している夢を見たと証言している。

実験記録XXX-2 - 日付YYYY/MM/DD

実施方法:
D1719にゴム手袋を着用させSCP-XXX-JP-1に接触させる。
結果:
D1719は45分13秒間意識を喪失。その後意識を取り戻した。
D1719は意識を喪失している間、少女と会話している夢を見たと証言している。
D1719は少女に名前を尋ねたが、少女自身にもわからなかったようだ。
分析
ゴム手袋程度では影響を遮断することはできないようだ。
夢で会話した少女については彼女の意識によるものなのだろうか？

実験記録XXX-3 - 日付YYYY/MM/DD

実施方法:
女性のDクラス職員D2513をSCP-XXX-JP-1に接触させる。
結果:
D2513は18分9秒間意識を喪失。その後意識を取り戻した。
D2513は意識を喪失している間、夢の中で少女と出会ったと証言している。
D2513は少女に名前を尋ねたが、解答は得られなかった。
分析
意識喪失中に遭遇する少女をSCP-XXX-JP-3と認定する。

**補遺1:
男性のDクラスがSCP-XXX-JPの影響を受けてから数日後、SCP-XXX-JPが林檎に似た果実を枝に付けていることが発見されました。
この果実(SCP-XXX-JP-3)の果肉、果汁ともに赤黒く、鉄に似た臭い、豚肉に似た味をしています。
SCP-XXX-JP-3は主にタンパク質、脂質、ミネラル等で構成されていることが判明しました。

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