簡易的造波装置・改

クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 簡易型造波装置・改
著者: King-Crab373
作成年: 2022

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはその性質上移動することが不可能です。SCP-XXXX-JPは英国エリア北アイルランド地区管轄局の下で管理され、SCP-XXXX-JP周辺に一般人が立ち入らないように

説明: SCP-XXXX-JPは北アイルランド海域ストラングフォード湖に位置している水中潮力発電機「SeaGen」です。現在は廃棄状態で電力の供給が行われていないにも関わらず稼働を続けています。SCP-XXXX-JPは干潮時と満潮時の双方で異なった異常性を発現します。

干潮時
・周辺に渡り鳥や海鳥をおびき寄せる微弱な電波を発生。
・SCP-XXXX-JP周辺海域に鳥類の食料となる海洋生物の一時的な増加。
・SCP-XXXX-JP周辺に存在する鳥類は70%の確率で満潮時になるまで、SCP-XXXX-JPもしくは海洋上にとどまり続ける。
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満潮時
・SCP-XXXX-JP周辺にいる鳥類に向けて微弱な電波を発生。(SCP-XXXX-JP周辺にいる鳥類に適応されるため、SCP-XXXX-JP影響範囲内を飛行していた鳥類にも適応される。)
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満潮時のSCP-XXXX-JPによる電波の影響を受けた鳥類(以下SCP-XXXX-JP-Aと表記)が再び水場に着水した場合、SCP-XXXX-JP-Aを中心とした強力な波が発生します。この波は個体が着水した状態の時間に比例してより大きくなります。通常の着水時の波より██倍ほどの強さではあるため、1個体のみでは着水上及び周辺環境に大きな影響は発生しません。しかし、SCP-XXXX-JP-Aが群れで移動する習性を有していた場合、発生する波は蚊対数と時間に比例的に増加し、結果的に巨大な波へと変化します。
また、この現象が起きている際にSCP-XXXX-JP-A以外の鳥類が水場に存在した場合、新たにSCP-XXXX-JP-Aとしてその能力を有します。

以下は財団によって捕獲されたSCP-XXXX-JP-A一覧です。

発見経緯: SCP-XXXX-JPであるSeaGenは所有会社であるSIMEC Atlantis Energy(旧Atlantis Resources)によって2016年から2019年の間に段階的に停止、2019/7/25に完全に廃棄されました。その後担当者が不明なタービンが稼働していることを発見、この事案が英国エリア北アイルランド地区管轄局に派遣されていた日本支部海洋研究チームとイギリス異常海洋研究機構の共同チームによって発見、報告されたことで収容へと至りました。

更新2022/7/21

2022/7/10に潮力発電機「Orbital O2」周辺において

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