ある財団フロント企業の最期の日常

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP内及び敷地内に民間人が侵入するのを防ぐため、カバーストーリー「侵入」SCP-XXXX-JPの周辺には工事用バリケードを設置してください。探査XXXX-JP-C以降、SCP-XXXX-JP内部への侵入は禁止されています。現在までSCP-XXXX-JPを解体することは保留されています。

説明: SCP-XXXX-JPは2018/09/28の非異常性の大規模火災によって全焼した、██階建てのオフィスビル跡地です。焼失前は財団フロント企業である「」の活動拠点として異常性偽装のためのネットセキュリティ会社の本社として経営されていました。SCP-XXXX-JPは外壁や内装が全て全焼しているにもかかわらず、骨組み部分のみ銀色の金属光沢が残っており、ある程度の破壊不能能力を有しています。SCP-XXXX-JPの中枢と思われる██階の中心部には淡い藍色で発行する球体型の実体(SCP-XXXX-JP-O)が浮いた状態で回転しています。
一部の物品や施設は火災によって焼失していますが、多くの物品はSCP-XXXX-JP-Oの存在する██階に集中して集められています。
SCP-XXXX-JP-Oに何らかの方法で触れた場合、SCP-XXXX-JPから最も近い場所に存在する住居の下部から焼失前のSCP-XXXX-JPに酷似したビル型実体(SCP-XXXX-JP-Δ)が地中から出現します。SCP-XXXX-JP-ΔはSCP-XXXX-JP内部と同じ仕組みであると考えられていますが、

発見経緯: SCP-XXXX-JPは2019/2/17での解体工事中にその異常性が発覚しました。当日にその現場にいた関係者、関連物は全てSCP-XXXX-JP-A、-Bになったと推測されています。

補遺: 以下は工事中に記録された映像記録です。

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