海辺にて(仮題) - SCP-JPサンドボックスⅢ

海辺にて(仮題)

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 海辺にて
著者: ©︎King-Crab373
作成年: 2022

SCP-XXXX-JP

アイテム番号: SCP‐XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは活性化する条件が非常に限られているため、実験を除いた際のみ一般的に公開されます。SCP-XXXX-JPによる一連の異常性はカバーストーリー「アーティストによる作品」を流布し、SCP-XXXX-JPと接した人物には軽度の記憶処理を施して解放してください。SCP-XXXX-JPとの対話を希望する際には担当職員に許可証を提出する必要があります。

説明: SCP-XXXX-JPは██県の███市███町の████海岸に存在する、「海を眺める男—」という題目のベンチに座った、ハンチング帽を被り、外套とを身に纏った男性の姿をした銅像です。SCP-XXXX-JPは音声機能を搭載した携帯可能な電子機器を所持した人物(以降”対象者”と記述)がSCP-XXXX-JPを中心とした半径20㎝以内に入ることで発現します。対象者が音声機能を搭載していない電子機器を所持、もしくは電子機器を所持しない状態で接近した場合は異常性を発現することはありません。前述した条件を満たした人物が複数人いる場合、無作為に一名のみ対象者として選ばれます。
前述の条件を満たした状態でSCP-XXXX-JPに接近すると、機器を通じてSCP-XXXX-JPが対象者に会話を行い始めます。
これまでのインタビューによって、SCP-XXXX-JPは自身のことを「中年の男性、この町で作られ、ここでこの景色をずっと見てきた」

発見経緯: SCP-XXXX-JPは1997年に「音楽を聴きながら海を見ていたら銅像と会話することになった」という旨のブログを財団webクローラが偶然発見されたことでその存在が明らかになりました。
記録によると、1930年代頃に███海岸沖で発生したイギリス船舶事故で███市の住民が多くの乗員を救助したことで、友好の証しとして乗組員であった彫刻家が友好の証として現地住民と共に作成、その後███海岸のベンチに設置したことが始まりであると判明していますが、いつ頃から異常性が発現したのか、何故異常性が発現したのか現在まで解明されていません。

+ 補遺XXXX-JP: 実験記録