SCP-XXX-JP「自在置物」

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アイテム番号:SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Safe

特別収容プロトコル:SCP-XXXX-JPはサイト81⬛️⬛️内のセクター23にある5×5×5の収容室に収容されます。(実験行う際にはレベル2以上の職員3名以上に許可をとってください。)SCP-XXXX-JPは一定のDクラス職員2名と研究員3~4名によって世話、及び管理と監視が行われます。
説明:SCP-XXXX-JPは、13体から構成される異常性を持った置物群です。外見は通常の自在置物と同じですが、意思を持っており、自ら行動をします。知能も持ち合わせており、テストを行ったところ、小学校低学年に相当する知識を有していました。SCP-XXXX-JPを構成してる金属は未知の物質でできており、破壊することは可能ですが、個々の実体は他の実体と共に遊んだり、食事をとったりなどの行動をします。また、他の実体とも争わず、小さな争いになりそうな場合には平和的に解決をしようとし、最終的に和解、食料の場合は半分に分けるなどをします。以下はSCP-XXXX-JP17体(SCP-XXXX-JP-1~SCP-XXXX-JP-17と呼称)の外見と特徴についての記録です。

特別収容プロトコル改訂版:SCP-XXXX-JPは10×10×10の収容室に収容されます。収容室での作業中になどによりSCP-XXXX-JPを3体以上破壊してしまった場合、SCP-XXXX-JPの世話を担当していた職員が説得を行って被害を最小限に抑えてください。

SCP-XXXX-JP-1
全長60.7cmのイセエビ型の実体。水中と陸の両方で生息可能。

SCP-XXXX-JP-2
全長30.6cmのテッポウエビ型の実体。水中と陸の両方で生息可能。ハサミ部分から気泡型の空気弾を射出。

SCP-XXXX-JP-3
全長21.5cmの蟹型実態。水中と陸の両方で生息可能。

SCP-XXXX-JP-4
全長52.3cmのムカデ型実体。陸でのみ生息可能。

SCP-XXXX-JP-5
23.6cmの蜂型の実体。

事案XXXX-A
201⬛️/5/⬛️⬛️、サイト81⬛️⬛️に要注意団体「THE-ノンフィクション」が幾つかの異常存在を引き連れて襲撃を仕掛けてきました。このとき、SCP-XXXX-JPを含めたいくつかの収施設が破壊されました。また、SCP-XXXX-JPの世話をしていたDクラス職員3人とと研究員2人が軽傷を負いました。17分後にテロ行為は止み、敵対組織の戦闘員と思われる死体が⬛️⬛️体発見されました。以下は施設で偶然起動していた監視カメラからの映像の転写です。

13:18:22 SCP-XXXX-JPの施設が爆破され、破壊される。同時に中にいた職員数名が吹き飛ばされる。(吹き飛ばされた職員の中には瓦礫の下敷きになっている者もいる。)

13:19:06 SCP-XXXX-JPの収容所に16人ほどの武装した敵対勢力が侵入する。

13:19:24 SCP-XXXX-JP群が敵対勢力に威嚇をする。しかし、3体ほどのSCP-XXXX-JPが組織の固形爆弾により壁の方に吹き飛ばされ、一部を破損する。

13:19:29 SCP-XXXX-JP群がバラバラになり、活動を停止する。

13:19:36 敵対組織が職員に近づく。

13:19:39 煙が巻き上がる。視界が晴れ、敵対組織の数名の死体が確認される。

13:19:46 SCP-XXXX-JP群の部品が死体から出てくる。

13:19:48 SCP-XXXX-JPの部品が合体を開始する。

13:19:57 SCP-XXXX-JPが合体を完了する。(外見は正確には見えないが、4本の機械脚にカニバサミのような左腕、細い筒が数本付いた右腕、円柱型の胴体があり、その上には虹色の球体が浮いている姿になった)　　　　
13:19:43 SCP-XXXX-JPが敵対組織の殺害を開始。

13:19:48

(13:19:57の時点で映像は止まった。その後の調査で⬛️⬛️⬛️℃の熱によって瞬時に破壊されたことがわかった。)

この事件以降、数回SCP-XXXX-JP群に合体をしてもらうよう要求しました。SCP-XXXX-JPの一部には反対する者もいましたが、SCP-XXXX-JPが話し合いを行い、最終的に承諾をしてもらうことができました。
(このとき、右腕には回転式多銃身機関銃の機能が、左腕には俗に言う「ビーム兵装」による近接格闘と遠距離戦闘の機能、胴体部には判別不可能な光線を出す機能、頭部には360°全方向に対して光線が出る機能が、脚部には未知の電磁を放つバリアー機能が備わっていた。また、敵対組織による攻撃は全てSCP-XXXX-JPに対して物理的接触を受け付けていなかった。)

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