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アイテム番号: SCP-████-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-████-JPは標準の簡易収容ロッカーに収容されます。
説明: SCP-████-JPは厚さ2cm程度の無題の書籍です。材質について一般的な書物と大きく異なる点はありませんが、異常な質量を記録しています。また、閲覧者を不明な手段で殺害する性質を有しており、いかなる手段を用いても内容を知ることは出来ません。
補遺: 20██/██/██あるひとつの並行世界に、SCP-████-JPと同一の物が発見されました。財団はこれをSCP-████-JP-Aとし、調査を行いました。調査はエージェント・██と、監査を担当する██博士によって行われています。
録音記録████-JP - 日付YYYY/MM/DD
<録音開始>
無機質な機械音だけが響いており、周囲に人がいないことを示す。
██: こちら██。博士、通信は聞こえていますか。
██博士: ああ問題なく。周囲の状況を聞かせてくれ。
██: 聞こえる通り、機械があるだけです。こちら側が有するものと大きな相違は無さそうです。
██博士: ふむ、ありがとう。転送位置からそれほど離れていない位置にSCP-████-JP-Aがある、座標は送ったからそれを使ってくれ。
██: 了解。
2分ほどの移動。この間も人が周囲にいないようであり、機械の音にエージェント・██の足音のみが重なる。
足音が止まり、エージェント・██の咳払いが入る。
██博士: 着いたようだな。オブジェクトの様子は?
██: ……開いています。死んではいないと思いますが、僕は無事なんですかね。
██博士: 生身が見えるまではなんとも言えんな。しかし今は生きているとしよう、声は聞こえているからな。
██: ……、内容、読み上げますか。
██博士: 頼む。
[エージェント・██によってSCP-████-JP-Aの内容が読み上げられる。]
██: ……だいぶ文量ありますね、まだ半分にも到達していません。
██博士: ……こちらまで疲れてくる、切り上げよう。体調に変化は。
██: ありません。ところで博士、このオブジェクトは回収するのですか。
██博士: そうだ。……、転送準備を進めておこう。
██: ありがとうございます。
<録音終了>
SCP-████-JP-Aの内容は、アカシックレコードと呼称されるものであると判明しました。恐らくはSCP-████-JPも同様の内容であると推察されます。そして、オブジェクトが存在していない世界の住民はその世界にあるオブジェクトの影響を受けないことも確認しています。この点から、並行世界その一つ一つ全てにSCP-████-JP、SCP-████-JP-Aと同様のものが存在していると推測されています。
エージェント・██が帰還した際、SCP-████-JP-Aが存在した世界においてGH-クラス:"デッドグリーンハウス"シナリオ1が発生していたことが判明しました。未知の性質が関与したと推測がなされ、財団はSCP-████-JP-Aの報告書を回収しました。
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- portal:7284158 (22 Feb 2021 13:24)
拝読しました。現時点ではdvです。私の経験から言えばですが、現在の状態で記事を残すのは難しいでしょう。
クリニカルトーンが報告書の体裁として不十分なように感じられます。例えば「SCP-XXX-JPにはその世界にある人体との連携が存在します。」は「SCP-XXX-JPの状態は次元に存在するヒトの肉体の状態と相関を持ちます。」と言い換えることもできるのではないでしょうか。
また、「SCP-XXX-JPを理解するまたは、理解しようとすることを放棄した場合、未知の手法によってその人物は終了されます。」とありますが、殺害・死亡・滅亡・破壊などの単語を終了という単語に置き換える方法は財団から職員への行為に使われることが多く、オブジェクト由来の死に使われることは少ないように思います。
「SCP-XXX-JPはループの性質を持っている可能性があります。そのため一般への公開は控えるようお願いします。その代わり、興味を唆る謎の提供をしてください。常に人々が考え続ける環境を用意することが、このオブジェクトを黙らせる数少ない方法です。」このあたりは特にクリニカルトーンが緩く、また日本語としても不自然なように思えます。
気になっている点でも書かれている通り、脚注が多すぎるのでとにかく読みづらく、読み進め理解する行為がかなり苦しいものになっていると思います。難解にするよりも読者の気を滅入らせないための可読性向上がまず第一の修正点と考えます。
並行世界の財団との戦いを描きたいのであれば、本文は基底世界視点、脚注は並行世界視点として記述して二つの世界の争いを表現するのも良いかもしれません。