SCP財団の保有する超常的な技術・用語集

これは長い年月をかけて構築されたSCPwikiならびにSCPのコミュニティの中で生み出された超常的な技術やそれに付随する用語のリストです。ここに記されている情報は多くの記事の情報を総合したものであり、全てのサイトメンバーの意見とは必ずしも完全に一致するものではありません。また、このリストにおける分類は独断によるものであることをご了承ください。以上のことをご理解いただいたうえで、皆様の執筆活動のお手伝いになればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 -村雨博士

現実性に関する技術・用語

  • ウィルクスバリ楔 - SCP-1989-JP-3を維持している装置ですが、詳細は不明です。SCP-1989-JP-2のいた世界の財団の装置であり、我々の財団のスクラントン現実錨に該当するものであると推測されます。
  • カント計数機 - ヒューム値を任意に高水準及び低水準に維持するスクラントン現実錨をそれぞれに含んだ、水準をそれぞれ100と0に指定した、2つの小型現実空間への2つのポータルによって構成されています。これらを基準として使用することで、特定の領域のヒューム値を測定できる。19██年以前に製作されたカント計数機は測定機能をkejelの現実性の第1法則および[編集済み]に準拠していたため、極低確率で誤作動が発生する欠陥を抱えていました。この問題は19██年に開発されたver.█で解消されており、旧規格の回収と破棄は既に完了しています。
  • 巨大スクラントン現実錨(Massive Scranton Reality Anchors)(MSRAs) - SCP-3480に18基が配備されています。
  • 緊急用小型スクラントン現実錨(E_SRA) - SCP-2062-JPを契機として開発された全長20cm、直径5cmのスクラントン現実錨(SRA)です。小型化の結果、一部機能が制限されています。
  • 携帯型スクラントン現実錨(pSRA) - 異なる宇宙から吸い上げた現実性によって現実を補強する装置。
  • 現実性均一化作用 - 何らかの要因により持続性を喪失した異常ヒューム空間は、時間経過に伴い周囲の平均的なヒューム値へと"同調"する作用です。現実改変者を終了した際や断続的なヒューム異常を発生させるアノマリーの周囲等で散見されます。
  • 現実性濃度 - ヒューム値(Hm)で表される現実性の強度です。正常な空間では1Hm/cm''3''を示します。
  • シャンク=スクラントン因果擾乱器(Xyank-Scranton causality disruptors) - 対象の基本指向を擾乱することで強制的に対象の存在を希薄化、現実改変の影響を受けやすくする装置です。複数のSCP-2237実体に装備されており、ヒト以外の知性体を初めから存在しなかったかのように消し去り、人類がその新しい家で最初から進化していたかのように書き換える、兵器化された現実改変装置です。
  • スクラントン=イーモン現実溝(Scranton-Eamon Reality Sink)(SERS) - 対象を中心とする半径10mの球状空間内のヒューム値を低下させることを意図した実験的ツールです。分かりやすく表現すると、SERSは周辺から現実性を吸い上げ、機器の内部へと集中させる。この効果は非活性化時に反転します。
  • スクラントン現実錨(Scranton Reality Anchor)(SRA) - ロバート・スクラントン博士(Dr. Robert Scranton)により1889年に発明された、本体および回路の大部分は耐腐食性の銅ベリリウム合金製の財団由来のテクノロジーです。[データ削除済]から回収された、常人の現実歪曲ポテンシャルを増強することによって現実の正常性を増幅するアーティファクトから着想を得られたものです。SRAの構築のために必要な銅ベリリウム合金を生産するコストのため、本デバイスの財団全体にわたる導入は効果範囲が2立方メートル以下のものに限られています。
  • スクラントン非現実増幅器(SURB) - ヒューム値を他の宇宙から抽出し、現実改変者の内部ヒューム値を高める装置です。これにより、現実改変者の能力を強化することができると考えられます。SCP-1915-JPを構成する装置の一つです。
  • スクラントン・ボックス(Scranton Box) - 現実歪曲の大半に耐えうる物理的容器を供給するため、[データ抹消済]からリバースエンジニアリングされた財団テクノロジーです。SCP-2000の記事に記載されている論文 『”与えられた基幹文書の保全に対するmSRA’スクラントン・ボックス’の使用”, L. Piedmont et al.: Foundation, Vol. 106.8, pp.10-14, 1988』より"mSRA"とも呼ばれることがわかります。そのため、スクラントン現実錨とスクラントン・ボックスのもととなった物体は同一のものであると推測されます。また、SCP-3936はスクラントン・ボックスの技術を応用して建設された除外サイト-01です。
  • スクラントン力場 - トビアス・スクラントン博士(Dr. Tobias Scranton)により提唱された、スクラントン現実錨内部において作り出される、異常な手段による現実操作が不可能であると証明された幅2mの球状空間です。従来的な現実操作や既知のあらゆる時間的消去からの保護のみならず、力場の内部に存在する現実歪曲実体やアーティファクトの能力を無力化するためにも利用できます。
  • セクストス計数機 - バークレー博士(Dr. J. Berkeley)らによって現実性基準数値表の改訂が行われた際に用いられた現実性を測定する機器です。詳細は不明ですが、この研究に関する論文は1968年に発表されているため、少なくともそれ以前にはこの計数機が開発されていたことがわかります。
  • 長澤・ジェンキンス式ヒュームアナライザ - 通常のカント計数機では計測不能とされる微小なヒューム値の変化を波形として解析可能な装置です。長澤義弘、ウィリアム・ジェンキンス両博士によって開発され、現在運用中です。
  • バークレーのパラドクス - 1968年にバークレー博士(Dr. J. Berkeley)によって提唱された矛盾です。基礎現実論における矛盾であり、一般的な人物の平均ヒューム値の理論値が1.00±0.05/1.00±0.05であるのに対し、実測値が1.00±0.05/1.04±0.05となるというものです。
  • ライプニッツ現実圧縮壁 - SCP-1989-JP-2がいた世界の財団の装置であり、詳細は不明です。現実を圧縮し、壁のように内部の現実を囲う装置であると推察されます。
  • ラング - スクラントン安定機(Lang-Scranton Stabilizer)(LSS) - ロバート・スクラントン博士(Dr. Robert Scranton)と、妻のアナ・ラング博士(Dr. Anna Lang)により共同開発されたLSSはプロトタイプであり、その設計は現在の"現実錨"プロジェクトの基礎となりました。LSSコントロールパネルはロバート・スクラントン博士と共にサイト-120の現実性研究室AからSCP-3001に転送され、2000年1月2日から2005年12月23日までの5年11ヶ月21日間、スクラントン博士の最後の話し相手"レッド"として、その顛末を全て記録、帰還しました。

因果に関する技術・用語

  • アスクレウス現実杭 - 過去改変事象から対象を保護する装置のようです。現在の財団ではないと思われますが、名称のみが残っているため詳細は不明です。
  • ウィルソン因果歪曲検出機(WCDD) - 過去改変の発生を検出することができる装置です。何らかの理由により作成できる個数には限りがあるようです。"プロジェクト・パレルソン"において多数設置されたものが、プロジェクトが無期限に中断された後にも稼働し続けています。
  • コサイタス恒常因果隔絶装置 - 対象地域を外界から隔離することにより、ヒューム異常を効果範囲内にとどめておくことのできる装置です。
  • シャンク/アナスタサコス恒常時間溝(Xyank/Anastasakos Constant Temporal Sink)(XACTS) - タデウス・シャンク博士(Dr. Thaddeus Xyank)とアテナ・アナスタサコス博士(Dr.Athena Anastasakos)により開発された、効果場の及ぶ範囲に渡る因果流を安定化させるための装置です。タキオン場放射装置と結合したラジオ波領域の高出力電磁放射によって透過性のある事象境界を創りだし、有機的および電子的システムには影響を与えないままに定常因果環境を維持します。換言すれば、定常タキオン流を発生させることにより、影響内部の空間を外部の時間軸から隔絶する機構です。起動中は内部は存在安定化状態となり、相対的な外部の時空間の変化にかかわらず、起動当初の時間軸を保ちます。SCP-1915-JPの記事では、効果場の及ぶ範囲に渡る因果流を安定化させるための装置ですが、副作用として通常の因果律から切り離された小宇宙を効果場内に発生させる、ということが記述されています。財団内でXACTSデバイスの利用を普及させる計画はありません。SCP-1780-JPの収容での使用は2017/07/15現在において、日本支部における唯一のXACTS活用例です。
  • デニソン因果流測定器 - 因果流跡を検出する装置です。
  • ペンジアス因果並列検出機 - 過去改変事象や因果汚染を検出する装置です。

霊的存在に関する技術・用語

  • エージェント用携帯簡易スラント霊素固着波生成器 - SCP-1730-JPに登場。
  • 改良版カーデック計数機(improved Kardec Counters) - 霊的発光を用いて霊体を検出するための機器。
  • クラスA霊体 - 霊体のうち、知力と作用力を両方持っているもの。
  • クラスB霊体 - 霊体のうち、知性があるが、作用力はないもの。
  • クラスC霊体 - 霊体のうち、作用力を持つが知力を欠くもの。
  • クラスD霊体 - 霊体のうち、知力と作用力の両方とも備わっていないもの。
  • クラスΔ霊体 - 発生/作成方法不明の霊体。その詳細については大部分が未解明であるが、クラスΔ霊体で構成される実体の多くは、存命の生命体に類似する、一般的に"生霊"と呼ばれる形態を取っている。
  • クラスζ霊体 - 丙壱式霊体顕現術によって一時的に実体化が可能な霊体。
  • クラスη霊体 - 特定の条件下において物理的干渉が可能になる霊体。また、機器を通じて意思疎通が可能である。丙壱式霊体顕現術によって一時的に実体化が可能。
  • クラスθ霊体 - 丙壱式霊体顕現術によって一時的に実体化が可能な霊体。
  • クラスप霊体 - 非干渉的な観測方法によってのみ観測できる霊的実体。
  • クラスФ1霊体 - 詳細は不明です。
  • 高密度エクトプラズム - 通常の状況下では透明であり、室温で蒸発する半有形流体。電流を受けると、“霊的発光(エクトルミネセンス/Ectoluminescence)”と呼ばれる現象を経て可視波長の光子を放出します。
  • 試験型超小型スラント霊素固着波生成器 - SCP-1205-JPに登場。
  • シュタイナー・レヴィ非実体化抑制装置(Steiner-Levi's Ghosting Restraint Device)(GRDユニット) - シュタイナー博士(Dr.Steiner)とレヴィ博士(Dr.Levi)により開発された、一度完全な物理的実体を得た霊的存在の非実体化を阻害し、永続的な拘束/収容下に置く事を目的とした装置です。SCP-936-JPの収容初期の段階では試験段階でした。19██年に開発され、スラント霊素固着波生成器のベースとなりました。
  • スラント霊素固着波生成器(SLANT Ecto-Element Fixation Wave Generator) - シュタイナー・レヴィ非実体化抑制装置の理論をベースに開発された装置で、実体化した霊的存在に働きかけ、霊体の構成要素を固化して物理的活動を制限する事を意図した装置です。阿久津豪人博士、パトリック・ノースモア博士、ヴィルヘルミナ・トラース博士の3名によって共同開発され、"SLANT"は上記3人に加え、開発のベースとなったシュタイナー・レヴィ非実体化抑制装置の開発に携わったシュタイナー博士、レヴィ博士を加えた、計5人の各開発者の姓の頭文字を取って命名されました。
  • タイプ4Gの幻像実体 - "タイプ4G: 思いのままに視覚的および/または肉体的に実体化・非実体化する能力を有する任意の霊的実体(Spectral Entity)を指す。" 幻像実体(Phantasmic Entity)の階級分けに関する完全版のリストについては文書:OO8REF、“キャプテン・N・バラットの超常活動論考ガイド”を参照。
  • 魂型霊的実体 - 仏教的理論における“魂”の形状を持つ霊的実体。仏教的召喚により干渉が可能。
  • ハイズビル幽体固定法 - GOCとの協力の下、SCP-295-JPの収容に用いられている技術。以下の物品を使用するようである。・黒い羽毛を持つニワトリ(Gallus gallus domesticus)2羽・16歳以下の児童1名。性別や過去に関してはハイズビル幽体固定法においては無条件であるため、倫理委員会により許可を得た対象を使用すること。・標準儀式手順に使用する純銀製のナイフ。・1週間以内に終了済みのDクラスを焼却した灰2kg。また、機密保持のためと、ハイズビル幽体固定法の手順上必要な行為によって担当者が過度の自責の念を抱かないようにするために、GOC及び財団の担当職員は必ず記憶処理を受けることになっている。
  • ハルトマン-シャッハラー非量子干渉的霊体検出器 - ハルトマン霊体撮影機をベースに考案された、観測対象を観測範囲から完全に排除することで間接的に観測する霊体観測装置。
  • ハルトマン霊体撮影機 - SCP-2029-JPの異常性から、神津博士の論文を参考にイグナーツ・ハルトマン客員教授により作成されたものです。
  • 非物質変位無効装置(nPDN) -
  • 丙壱式霊体顕現術 - 現在のクラスζ、クラスη、クラスθに相当する霊体を一時的に実体化する為に用いられた術。現在も意図せず該当する霊体に遭遇した場合に備え、一部のエージェントが習得している。
  • 防霊(Ectoproof)収容庫 霊的実体を収容するための収容庫。クラス1からクラス4まで確認されている。クラス4防霊収容庫ではクラスA霊体を収容可能。
  • ホフマン携帯型電気奇跡論ユニット(Hoffman Portable Electro-Thaumic Units) - 元々プロメテウス研究所が設計したものをリバースエンジニアリングして発明されたテクノロジー。SCP-3560では、除霊目的に使われていた。
  • メトカーフ非実体反射力場発生装置 -
  • 山添式霊体遮断壁 - SCP-2029-JPの収容室に用いられている。
  • 霊視的位置 - 霊的実体を可視化する物体位置。可視化は一般化されない。
  • 霊体(ectomorphs) - エクトプラズムで構成される異常実体であり、時に生物の死によって生じる。より臨床的でない表現ではしばしば“幽霊”と呼ばれる。霊体は知力と作用力(物理的な行動を取る能力)に基づいて分類される。

記憶・精神に関する技術・用語

  • 化合物ENUI-5 - クラスE記憶処理薬の正式名称。
  • タイプ-Ψ電子記憶処理エージェント - 主にインターネット上に流布されたエージェントの閲覧者に選択的に記憶処理を施すことが可能な新技術であり、当時既に3件の異常情報の拡散の防止に貢献していました。この記憶処理は効果が表れるまでにおよそ1日を要し、副作用には強烈な吐き気、偏頭痛、眼精疲労などがあります。

ミーム殺害エージェント

  • アラステア・グレイ反ミーム殺害エージェント - Tale内でSCP-4739に指定されている、“アラステア・グレイ”と名乗る白人男性の企業役員の姿で出現する、強力な遅効性の反ミーム殺害エージェント。有機的に保存された情報の密なクラスタ — 即ち、非常に知識が豊富で、複雑で、好奇心のある人間に誘引される。犠牲者を反ミーム領域に包み込み、犠牲者自身の存在やその行動を知覚・記憶することを不可能にして、外界から隔離する。犠牲者が栄養分となって死亡するまで、その記憶と知識を消費する。このプロセスには15分~2時間ほどかかり、“アルツハイマー病の早送り”に例えられる。
  • アンダーソン=エイジ・ミーム殺害エージェント - 空想科学部門のミーム殺害エージェント。
  • ヴィダ=コントラ・ミーム殺害エージェント - SCP-036-JP-Jに指定されている、ヴィダ博士とコントラ博士の発明であり、財団の機密ファイルを保護している可視的なミーム実体。20██年に開発された。高い継戦能力を実現するにあたり、人間と同等の知性を組み込みんだために、オブジェクトはミームでありながら人型の実体を併せ持つようになった。オブジェクトの体表面は複雑なミームパターンで覆われており、これには視認した者に威圧感や恐怖を抱かせる精神影響が含まれている。精神抵抗度が低い場合、閲覧者はこの時点で致死性の心停止を引き起こす。
  • エンダース=パナギオトポルス ミーム殺害エージェント - ベッドロック・エンダース博士とペネロペ・パナギオトポルス博士の名を冠するミーム殺害エージェント。作成にはキネト学部門の研究結果が応用されました。攻撃能力は低く一時的な気絶しか効果はないものの、非常に単純なフラクタルとして簡略化することが可能であり、このことからキネトグリフ作成能力を有する機動部隊員によって使用される事もある。俗に"即席ミーム殺害エージェント"等と呼称されている。
  • グラフ=マクドクトラート ミーム殺害エージェント - ヴァネッサ・グラフ博士とプレースホルダー・マクドクトラート博士の名を冠するミーム殺害エージェント。作成には誤伝達部門の研究成果が流用されており、限定的な反ミーム性が意図的に付与されている。これは構造を要注意団体にリバースエンジニアリングされ、複製を作成されないためである。従来の物とは異なり特定の数式に一般化されているため画像だけでなく文章・音声としての利用も可能であり、会話上の発言に対し適用可能。俗に"万能型ミーム殺害エージェント"等と呼称されている。
  • シャンク=フリードマン ミーム殺害エージェント - タデウス・シャンク博士とヘンリー・フリードマン博士の名を冠するミーム殺害エージェント。初めてSCP-2002-JPを媒介しない手法で作成されたミーム殺害エージェントです。SCP-040-JP等のミーム災害についての研究の副産物であり、元々は対抗ミームとして使用される予定だった。汎用性は低いものの、相手を即時かつ絶対的に心肺停止状態に陥れることが出来、このことからベリーマン=ラングフォード・ミーム殺害エージェントの次によく用いられる。
  • チェレンコフ=ブロンソン・ミーム殺害エージェント - ロシア支部の報告書SCP-001-RUのファイルに設定されているミーム殺害エージェント。
  • 双雨=スクラントン ミーム殺害エージェント - 双雨 照博士とトビアス・スクラントン博士の名を冠するミーム殺害エージェント。一部に奇跡論学に関する研究結果が応用されている。これまでの物とは異なり、局所的な現実改変を行うことで閲覧者を殺害するという手法を取っており、その性質上情報生命体や機械生物を含むあらゆる知性体に対し利用可能。俗に"強化型ミーム殺害エージェント"等と呼称されている。但し3K以上の極端に高い解像度で閲覧しなければ効能を発揮しないため、即興の利用には向いていない。
  • ヘミングウェイクラス・ミーム殺害エージェント - SCP-1945-1から送られてきた映像。
  • ベリーマン=ラングフォード・ミーム殺害エージェント - ロバート・ラングフォードとアバ・ベリーマンの名を冠するミーム殺害エージェント。最も多く使用されている、最初のミーム殺害エージェント。
  • ミーム殺害エージェントAssurbanipal-7 - コルベニク計画の文書に設定されているミーム殺害エージェント。
  • ライト=スリーアワー・ミーム殺害エージェント - SCP-99999-JP-Jのファイルに設定されているミーム殺害エージェント。他のミーム殺害エージェントと異なり手描きのように思われる。

装備品

  • SCP-A5アーマー(SCP-A5 armor) - 財団謹製のアーマー。新しいモデルであると推察される。█████████博士(Dr.█████████)がSCP-A5スーツを改造してSCP-018を統合した。結果として、これを支給されたエージェントは装置の誤作動で空に一マイルほど打ち上げられ、███████████湖水面に打ち付けられて両足骨折、七本の肋骨骨折、片腕損失、頭蓋骨折といった負傷をした。なお、█████████博士はさらにSCP-006からとった水とSCP-███, SCP-███の使用許可を申請していた。
  • SCP-A5スーツ(SCP-A5 suit) - 財団謹製のスーツ。SCP-A5アーマーの前の型であると推察される。
  • SCRAMBLE - オルクシー博士(Dr. Oleksei)とダン博士(Dr. Daniel "Dan" ███████)によって開発され、ER-Aと機動部隊-タウ-1に支給されたアイピース。映像を絶えず分析して、SCP-096の顔の特徴を検出する小型マイクロプロセッサーを搭載してある。顔認識ソフトが瞬時に検出を行い、光が人間の目に到達する前に視認できないように映像にスクランブルを掛けることができる。しかし、SCRAMBLEのチップはSCP-096の顔を見つけ出しスクランブル化するが、未処理の映像がほんの一瞬網膜に当たってしまう。コンピュータは速いが光ほどではない。だから、ほんの一瞬だけSCP-096の顔の映像が脳に届いてしまう。それは無意識下で認識すらされないが、SCP-096の敵対反応を誘発させるには十分だったため、失敗となった。結果として機動部隊タウ-1が部隊長を含む3人以外全滅し、壊滅。
  • クラスIII HAZMATスーツ(Class III HAZMAT suits) - SCP-002の収容に即してミュールハウゼン将軍より要求されたもの。
  • クラスVI BNCスーツ(Class VI BNC suits) - SCP-006との直接接触を避けるために、SCP-006と物理的方法で対応する全ての職員が、改造されたものを着用することを必須とされている。職員が適切にスーツを着用できているか確認するために、水で満たされたプールに浸からせなくてはならない。なにかしら気泡が発生したらスーツに漏れがあるため、再指導が必要である。

その他の技術・用語

  • アダムズ・ギルバート式解析法 - SCP-2630-JP-7の異常性を除く全ての物的性質が再現された複製の作成に用いられた。
  • アマデウス式音波ミーム発生装置 - 詳細は不明です。現在、サイト-81R3のSCP-2630-JP-6の専用収容室に2基設置されています。
  • アルクビエレ・ドライブ(Alcubierre Drives) - 超高速移動を可能とする技術です。複数のSCP-2237実体に装備されています。
  • イーガン-クラーク式の輸送技術 - 現在はSCP-295-JPに指定されている、GOCの研究施設でのKクラスシナリオに対抗するための研究での成果物です。元々はGOCの研究成果ですが、財団もその恩恵を受けています。
  • エヴァレット-アナスタサコス・ナラティビック生成ユニット(Everett-Anastasakos Narativik Generating Unit) - SCP-2566-JP-Bに指定されている。固定的な集合概念によって、財団は無制限の超常理論と物語的な構成能力を獲得する。確率論的な全ての逸脱事象に対応し、不和を恒久的に消去する。
  • クサンティッペ=アンドレエヴナ時空緩衝器 - 現在では広く用いられていますが、SCP-2630-JP-6の収容の為にプロメテウス研究所に発注、開発されました。そのため、動作原理及び停止法は未だに未解明未開発です。この装置は蒐集院によって行われていたSCP-2630-JP-6の収容術式を機械的に再現した物です。現在、サイト-81R3のSCP-2630-JP-6の専用収容室に5基設置されています。
  • クレフ/コンドラキ敵対的異常妨害手順(C/KAAシステム) - 対象に物理・超常脅威から最大限の保護を施すことのできるシステム。詳細不明。
  • スクラントン-マーロウ位相数学安定器(SMTS)(Scranton-Marlowe Topology Stabilizer) - 次元の安定性を維持するために使用される機器。詳細不明。
  • タミヤ式再建術 - SCP-2630-JP-7の異常性を除く全ての物的性質が再現された複製の作成に用いられた。
  • テスラ-アンボロー・エントロピー反応炉(Tesla-Anborough Ectoentropic Reactor)(TAER) - チャールズ・アンボロー博士(Dr. Charles Anborough)が開発した、SCP-2700の原理を応用し、エントロピーの逆転によりエネルギーを発生させる装置。
  • ハインリッヒ結合固定振動機 - 詳細は不明です。現在、サイト-81R3のSCP-2630-JP-6の専用収容室に4基設置されています。
  • ブライト/ザーションヒト科複製機(Bright/Zartion Hominid Replicator)(BZHR) - ブライト博士とクリストファー・ザーション医学博士(Dr. Christopher Zartion MD)により開発された。最大生産時にSCP-2000は一日あたり100,000の生存可能な非特異人間を生産可能(ウォームアップ期間は5日)です。域内の種々の温泉および地下のマグマ流から原料を集めるためにリーマン輸送管を、また既知の全てのヒト対立遺伝子のデータを格納したコンピュータメモリバンクを用いることで、このシステムは任意の失われたヒト遺伝子を再創造する、あるいは人類の文明を再構築するのに必要な新奇遺伝子を生成する事が可能です。
  • ブレナン-シャンク・ソーモノミコン戦術神秘ユニット(Brennan-Xyank Thaumonomicon Tactical Theology Unit) - SCP-2566-JP-Cに指定されている。既存の天然性を再現し、神的な敵対存在の干渉を阻害する。付与された反ミーム性によってSCP-2566-JP-Cユニット自体が恒久的に秘匿される。
  • ベリーマン=ラングフォードミーメティック誘導装置 - 対象をプログラムされた行動へと誘導する装置です。詳細は不明ですが、おそらくミームを用いる装置であると推測されます。
  • ホイーラー催眠教育装置 - 対象に必要な知識を短期間で教育する装置です。詳細は不明です。
  • ボール-スクラントン・オムニバース概念写像ユニット(Ball-Scranton Omnibus Conceptual Mapping Unit) - SCP-2566-JP-Aに指定されている。逆因果の事象から算出される行動履歴をマッピングし、情報が逸脱しないように統制する機能を保有する。回帰に伴う情報の初期化に貢献する。
  • マッハ原理時間遡行装置(MTPRD) - プロメテウス研究所由来の時間遡行装置です。マッハ原理により、装置自体を宇宙の中心として規定し、宇宙の側を移動させることで、相対論を超越した時間遡行を可能にします。
  • ラング-サイフォン - 詳細は不明です。
  • ローゼンクロイツ霊体阻害弓 - 詳細は不明です。現在、サイト-81R3のSCP-2630-JP-6の専用収容室に8基設置されています。

機関誌・文書など

  • 『Foundation』 - 1883年から発行されている財団内で発行されている機関誌の一つです。
  • 『Foundation Reality Theory Department』 - 財団内で発行されている機関誌の一つです。
  • 『財団研究誌』 - 財団内で発行されている機関誌の一つです。
  • ミーム的バッハ作品主題目録(Memetisch-Bach-Werk-Verzeichnis)(MBWV) - 財団によって保存されている、ヨハン・ゼバスティアン・バッハにより作られたミーム的な楽曲集です。
  • ミュールハウゼン報告(Mulhausen Report) - 「文書00-023-603」に指定されている、SCP-002の発見、収容に関する報告書です。

機関誌のバックナンバー

付与予定タグ: ここに付与する予定のタグ


ページコンソール

カテゴリ

SCP-JP

本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

GoIF-JP

本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

Tale-JP

本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

翻訳

翻訳作品の下書きが該当します。

その他

他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。

コンテンツマーカー

ジョーク

本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。

アダルト

本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。

既存記事改稿

本投稿済みの下書きが該当します。

イベント

イベント参加予定の下書きが該当します。

フィーチャー

短編

構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。

中編

短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。

長編

構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。

事前知識不要

特定の事前知識を求めない下書きが該当します。

フォーマットスクリュー

SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。


シリーズ-JP所属

JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。

シリーズ-Other所属

JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。

世界観用語-JP登場

JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。

世界観用語-Other登場

JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。

ジャンル

アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史

任意

任意A任意B任意C

ERROR

The Ginnnann's portal does not exist.


エラー: Ginnnannのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:7282242 (02 Mar 2021 11:32)
特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License