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アイテム番号: SCP-2915-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-2915-JPは、サイト-81██の低危険度物収容ロッカーに収容してください。現在、SCP-2915-JPを用いた実験は禁止されています。
説明: SCP-2915-JPはあらゆる破壊行動に対して耐性を持つ弾薬ケース(50発収納可能)に入った、純度99.9%の銀で構成されている3426発のマスケット銃の弾です。
SCP-2915-JPは着弾すると着弾地点が有機物か無機物かに関わらず修復します。
以下はSCP-2915-JPを用いた実験の記録です。
SCP-2915-JPは、フランスのロゼール県の旧称███████地方にある███村の教会から発見されました。「███村のシャルル・███神父はどのようなケガも治す」という噂を耳にした財団エージェントが現地に赴き調査したところ、SCP-2915-JPの異常性が明らかになり、収容されました。シャルル・███神父にはAクラスの記憶処理を施したうえで解放しました。また、カバーストーリー"プラシーボ効果"を流布しました。
補遺2915-JP-Ⅰ: SCP-2915-JPは現在まで複製する方法が見つかっていません。これ以上の実験はSCP-2915-JPの喪失につながると考えられるため、禁止されています。
補遺2915-JP-Ⅱ: 以下は、███村に伝わっている民間伝承の記録の写本です。
むかしむかし、この地域には大きな獣がいました。
獣は2匹で人々を襲い、食べてしまいました。
噂では、獣は人々を襲うことで仲間を増やすと言われていました。
それを恐れた人々は獣を狩ることにしました。
実は片方の獣は一切人を襲ったことはありませんでした。
そのことに気がついたある猟師がいました。
その猟師は、片方の獣は噛まれて呪われた人間ではないかと考えました。
そして、その人を助けるべく、猟師は「魔法の銀の弾丸」を10発作りました。
そして、見事獣を狩り、もう片方の獣に弾丸を撃ちました。
すると、獣の姿がみるみると美しい女性に変わりました。
そして、猟師と女性は末長く幸せに暮らしました。
財団エージェントが周辺地域を調査しましたが、類似する伝承を発見することができず、信憑性は低いものと推察されます。
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- portal:7282242 (02 Mar 2021 11:32)
現状DVです。
この記事の問題点は大きく3点あります。
①読者にこの記事を通してどういう感情を抱かせたいのかが伝わってこない
②展開の説明をサボっている
③異常性のアイデアの練り方が甘い
①についてですが、読者にどんな感情を抱かせたいかというのはあらゆる記事において「ゴール」として設定されるべき目標です。読者を驚かせたいのか、悲しませたいのか、笑わせたいのかによって、同じ異常性を扱っても描写やクローズアップするパートが変わるはずです。驚かせたいならば異常性によって現れる実験結果が予想もつかないものであることを示すべきですし、悲しませたいのであればこのオブジェクトに纏わるエピソードを掘り下げるなどするべきです。現状、ゴールを決めずに異常性だけでゴリ押ししているように見えてしまい、これを読んだ時に何も思うところが読者として無いという状態です。
②は、とにかく著者の頭の中にだけある展開が説明されていないなという印象を受けました。それは実験記録と折り畳みの部分で顕著です。なぜわざわざSCP-217とクロスする必要があるのか、なぜいきなり物ではなく人間で実験したのか、そもそもなぜこのオブジェクトがそのような異常性があることが分かったのか……と、説明されていない疑問点を挙げだすとキリがない感じです。特に、最後の「時間逆行という異常性が地球全体に及んだらKクラス」という展開は特に説明が足りません。その結論に至るまでの説明などがごっそり抜けており、作者の中では理屈が繋がってるんだろうなという風にしか捉えられません。全てを文中で説明しろというわけではありませんが、『何を説明するか・何を謎として説明しないで残すか』という点を意識して書く必要があるでしょう。
③はこの記事が他の記事との差別化が出来ていないという弱点の根本の原因だと思います。『直す・治す』という異常性だけ見れば、SCP-500やSCP-1706-JPなど多くあります。また時間逆行というオチも既存のものと比較してパンチがあるわけではありません。「どこかで見たような」記事から脱却するためには、異常性・オブジェクトの外見などこの記事を要素別に分解して、それぞれの要素を分析するところから始めることをおすすめします。例えば、「なぜ弾丸という形を取っているのか?」「なぜ銀製である必要があるのか?」「なぜ修復のために時間逆行させているのか?」「それ以外の方法で修復はできないのか?」と、要素ごとに疑問を立てることでこのオブジェクトがどんなもので、どんなストーリーを背景に持っているのだろうと想像を広げてみてください。その中で想定していたものから異常性などが変化したら、それを軸に書くということも十分考えられるでしょう。
ともかく、どこかで見たような異常性からの脱却は要素の徹底的な分析・疑問立てから始まります。現状の形にこだわらず、想像の翼をどんどん広げてみてください。
お返事遅くなって申し訳ございません。
このような素人の作品にも目を通してくださりありがとうございます。
ご指摘いただいたことについて可能な限りお返事させていただきたいと思います。以下、長くなってしまいます。
モデルとして、「ジェヴォーダンの獣」と「銀の弾丸」を組み合わせました。
このオブジェクトを作るにあたって、まず、「あらゆる困難を打ち勝つ」や「特効薬」を意味することもある「銀の弾丸」に病気だけでなく、物体も直すことができる機能をつけようと思いました。
また、SCP-1706-JPとの(個人的な)差別化として、あちらは修理などでも使うことのある金槌に対して、こちらは破壊、殺害にしか使われない弾丸、というのも考えました。以上が「銀」の「弾丸」である理由です。
以前、「便利なだけなものは好まれない。何かデメリットもあった方がいい」という旨のコメントを見たことがあったため、デメリットとして、ベタな複製不可、それと時間逆行という制約を考えました。前者に関してはSCP-500がまさにその通りです。後者に関しては、たとえば、切り傷などの外傷は時間逆行によって完治しますが、病原体由来のものについては時間逆行によって病気の発症前まで巻き戻すことであたかも完治したように見せかけて被験者を喜ばせ、そのあともう一度発症することによって同じ苦しみを与えるというかなり性格の悪いものになってしまったのではないかと思います。
以上が「時間逆行によってモノをなおす理由」です。
話がそれてしまいますが、個人的には自分の作ったキャラクターであろうと、作ってしまった時点で情が湧いてなかなか不幸な目に合わせられないので、記事を書いても名前のついたキャラで死ぬこはいません。今でも時間逆行の説明を書いていて胸が苦しくなっています。
すいません。話を戻します。
K-クラスシナリオに関しては、土壌が露出している部分に撃つと、地球が対象となり、地球本来の姿、すなわち文明のような「異物」が一切ない状態まで巻き戻される可能性があるため、禁止とされています。
あと、改訂版にも書くべきか迷って書いてはいないのですが、このオブジェクトの誕生経緯にジェヴォーダンの獣が絡んできます。以下は、私の想像で、史実に一切そのようなことは書かれていません。
まず、ジェヴォーダンの獣の討伐が話題となりました。ただ、ジェヴォーダンの獣は「同類をもう1匹連れていた」とのことなので、その「もう1匹」がもしかしたらルーガルー(フランス版狼男)のようにオリジナルに噛まれた人なのではないか、と考えたとある猟師がいました。彼は、その人を助けたいと思いました。そこで、狼男を殺すことができるという「銀の弾丸」になんらかの手段(まだ考え付いていません)で解呪(時間逆行)の異常性を持たせました。これで、相手を撃った時に噛まれた人ならば戻り、そうでなければ死ぬようになります。そして、彼はこの弾丸で現れた獣を撃ち、無事に仕留め、もう片方は予想通り元の女の人に戻りました。そして、猟師と女性は結ばれて幸せに暮しました。という伝承が村に伝わってる感じです。(ここでもハッピーエンドの癖が出ました)
ちなみに、噛まれたことによる変異なので、オブジェクトにより変異前、すなわち噛まれる前まで巻き戻されたので、時間逆行の異常性はその当時気づかれませんでした。そして、時は流れ、その村の神父がこの弾丸を見つけ、なんでもなおせると勘違いし、最終的に財団に収容された感じです。
長くなってしまいましたが、アドバイスありがとうございました。
改めて、誕生経緯も加えて書いてみした。
ご意見いただけたら幸いです。
よろしくお願いします。
拝読しました。
実験記録に関しては、ご指摘くださりありがとうございます。この記事内に実験記録を持ってくるようにします。
執筆頑張ります!
拝読しました。
呪いや獣、地球や宇宙、銀の銃弾や獣狩りなどダークソウルやブラッドボーンに出てくるような要素が強いため既視感を感じました。
ダークソウルやブラッドボーンなど似た要素が出てくるものと比較して設定の作りこみが甘いような印象を抱きます。例えばブラッドボーンでは獣の病といったものが蔓延し、人が獣に逆に獣が人になりかわるなどあやふやな世界となっており、病の蔓延した原因や治療を施そうとした人々、獣を狩る者たちの存在などが複雑に絡み合い、それらを主人公の目を通して追っていくようなストーリーが展開されていきます。(詳しい解説などはYoutube等で「ブラッドボーン 考察」などと検索してみると参考になると思います)またダークソウルにおいては呪いについての言及がいくつか存在し、例えばアイテムとして解呪石といったものが存在します。アイテムとしては以下のような説明がされています。
この説明文だけを見てもバックストーリーが彷彿させられますね。
当記事の話に戻ります。
上記のようなストーリーに比較して当記事はストーリーが単純すぎるのが惜しい点だと感じています。
様々なものを修復する弾丸です
↓
実験してみたら時間が戻ってるようです
↓
時間が戻るということはあんまりデカいものに使うと危険かもしれません
↓
起源としては本物の獣を倒し、獣とされた女性を救うために作られたようです
このような流れになっていると思います。弾丸が主体のストーリーが展開されており、人に焦点があまり当たっていないため驚くような展開や面白みが出せていないように感じます。またラストの民間伝承でオチを付けたいなら弾丸自体の危険性はあまり面白さに寄与していないように思います。
改善する手段として最初から獣の存在を仄めかして人主体のストーリーを作り上げたり、逆に伝承などの人が主体となる部分を削って弾丸の異常性で驚くような使い方をしたり、もしくはこのまま弾丸と人両方を絡めたストーリーを追加しより重厚なものにするなど手段はあると思います。
何にせよ今のままではボリュームが不足している、あるいは短い記事としては瞬発的な面白さが不足しているように思います。
ここから高評価を得られる記事にする方法はいくつもあると思います。記事作成応援しております。
このような素人の作品に目を通していただきありがとうございます。
ダークソウルもブラッドボーンもどちらも未プレイですが、何回かプレイ動画などは見たことがあります。
確かに、ストーリーがちょっと単純かもしれません。もう少し色々考えてみます。
貴重なご意見ありがとうございます!
まずそもそもの問題ですが、オブジェクトが増えること自体「時間逆行」とは異なるように思います。その理由として「箱の中に弾丸がある状態」が正常であると認識している場合、時間逆行が起これば外に出されていた弾丸が元の場所へと納まるだけなのではないかと思うからです。なぜなら「箱の中に弾丸がある状態」が正常なのだとしたら、弾丸も時間逆行に巻き込まれるべきだからです。弾丸が増えるとしたらそれは「状態の修繕」や「複製」にあたると思います。「無から有の創造」は「時間逆行」とは違う印象を抱いています。そのため結論として弾丸が増加することが「驚くような使い方」に該当するかというと「違和感の方が先に来てしまい、驚きにはならない」といったものになります。
また「時間逆行」ではないが「中の弾丸が増やせる」といったものだという風にしても、それを応用して他のものを増やせるのではないか(SCP-500など)といった感想がきて便利アイテムのような印象となってしまいます。そのため弾丸が増やせるとしても他の方法をとったほうが良いように感じます。
確かにおっしゃる通りかもしれません。また、ただの便利アイテムになってしまわないように、他の方法も考えてみます。
ありがとうございます。
お返事させていただいた直後で申し訳ございませんが、以下のような方法はどうでしょうか。
少し無理やりですが、眼を通していただけたら幸いです。
①弾薬ケースにこのオブジェクトを入るだけ入れる。この動作で、弾薬ケースの「正常な状態」を更新する。
②このオブジェクトを全て取り出し、一つだけ残して他の全て破壊する。このことで、一つを残して他は元の"弾"ではなくなる。
③弾薬ケースを撃つ。弾薬ケースはオブジェクトで満たされている状態まで巻き戻る。この際、あくまでも対象は「弾薬ケース」なので、先ほどの"弾だったもの"は修復されない。しかし、このオブジェクトの異常性で何らかの方法(まだ考えついていません)で弾薬ケースはオブジェクトで満たされる。
④弾薬ケースに満たされたオブジェクトを使って、さっき破壊したオブジェクトを撃つ。この時、なるべく一つのところにまとめて複数同時に撃つと良い。
少し強引ですが、こうすることで「複製」に近い形で増やせるのではないかと思います。
個人的には、そもそもこの複製方法に財団は気が付いていない設定です。また、SCP-682のようなものは例外ですが、財団は基本的に確保・収容・保護を目的としているため、一度オブジェクトを破壊する必要のあるこの方法にはおそらく気が付かないと思います。仮に気が付いたとしても、SCP-500のような複製方法のないオブジェクトを「すべて破壊する」必要があり、仮に失敗すれば取り返しのつかないことになるため、実行許可が下りないと思います。
一つの案として、③の段階で「弾薬ケースの状態を巻き戻す」という事象と「巻き戻す弾丸がない」という事象の二つの矛盾する事象が同時に起こり現実性に矛盾が生じ、小規模な現実改変が起こっている、とかどうでしょうか。
弾丸が入った状態に修復されるのならば「箱の中身を含む全て」が修復されるものと認識しています。それは箱から取り出された弾丸も同様で、箱の外の弾丸が修復され箱の中へと戻るのではないかと思います。
例えば時間逆行の例として、空腹の男がスイカを食べ終わった後に「スイカの種」を時間逆行させた場合、その場に残るのは「元に戻ったスイカ」と「再び空腹となった男」であると考えています。
しかし現実改変と言われてしまえばそれは何でもありな事柄になってしまうので、矛盾は生じません。
ただし……
この撃つだけで時間逆行が可能というのが実は結構曲者で、死んでしまった(もしくはオブジェクトの影響で怪我や異常性を有してしまった)財団の有力者に撃てばリスクなしに蘇生が可能なうえ、弾丸もいくらでも増やせるといった(SCP-500が増やせないとしても)便利アイテムとしては十分な能力を持っているのです。その能力の便利さは女性が獣から人間に戻ったことで証明されてしまっています。
そのためこれ以上便利にすることを考えるよりもデメリットや思いがけない副作用などを考えたほうが良いかもしれません。
では、弾丸の複製に関しては一旦なかったことにしてみます。
私個人の考えでは、SCP-008やSCP-217のようなウイルスや病原体の関わるものは完治できないものと考えています。SCP-217とのクロステストで感知できなかったのは、あくまでも発症していない状態まで戻ったものなので、ウイルスの殲滅までは至らなかったと考えています。SCP-1025関係では何の意味も持ちません。
伝承の女性に関しては、オリジナルに噛まれた傷がもとで変化してしまったものとしているため、オブジェクトで噛まれた傷がつく前に戻ったため再度、獣にはなりませんでした。
死者蘇生に関しては実験記録2915-JP-3で失敗したことを暗に示そうとしました。まだ理由に関しては構想中です。
一度、副作用やデメリットについて考えてみるようにします。
ありがとうございます!
恐らくそういった考えの違いは理解を得るために根拠を示したり、なぜそうなっているのかの理由付けが大事なように思います。時間逆行と一言に言ってしまうとかなり万能のように見えるので。
細かい裏設定や考察要素を含むのは面白いですが、それらに対する裏付けはしっかりと考えておいて読者に違和感を感じさせないようにするのが良いですね。
記事作成応援しています。
ありがとうございます!
では、裏付けも忘れないように、改稿頑張ります!