SCP-XXXX-JP 母の愛に溺れた、あるいは悪意に食われた子供たち

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは日本政府の協力の下全国の児童虐待に関する調査によって監視され、発生が危惧される場合であれば適切なカバーストーリーか記憶処理によって親類による暴行を受けた児童を財団の管理下に置き、カウンセリングなどによってSCP-XXXX-JP-1への変異が認められた場合は特別収容サイト-8199(以下サイト-8199)に可能な限りストレスを与えないよう収容してください。SCP-XXXX-JP-1の変異がサイト-8199外部で確認された際は発生地点をカバーストーリー「害獣駆除」を適用の上発生地点から半径100m範囲の民間人を退避させた後封鎖し、該当範囲内に存在する全てのSCP-XXXX-JP-1はサイト-8199に収容してください。また、サイト-8199はミーム汚染などに耐性のあるメンバーで構成された機動部隊ら-5(“頑固な父親”)によって厳重に警備した上で常にSCP-XXXX-JP-1を監視し、"心の叫び"イベントが開始された際はその音声を解読した上でセキュリティクリアランスレベル3以上の職員に報告してください。

説明: SCP-XXXX-JPは親類による暴行1を受けた経験のある満年齢12歳以下の児童に発生する異常現象及びその児童が変異した実体(以下SCP-XXXX-JP-1)です。SCP-XXXX-JP発生は不規則ですが、SCP-XXXX-JP-1が稀に発声(以下"心の叫び"イベント)し、その音声を解読することで次のSCP-XXXX-JP発生地点を特定可能です。詳細は補遺を参照してください。
SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPによって変異した満年齢12歳以下の児童です。SCP-XXXX-JP-1の変異は最大で5段階存在し、条件なく不規則に発生します。以下はSCP-XXXX-JP-1の変異段階のリストです。
変異の段階 変異による影響 備考
レベル1 日常的なストレスの増加 SCP-XXXX-JP-1に変異した直後の状態。この時点から食事を必要としなくなり、"心の叫び"イベントに参加し始める。
レベル2 筋肉量の増加、骨格の変形、知能低下、現実改変などの異常能力の獲得 レベル2の時点ではまだ自我を有しており、自身の変異及び異常能力について認識できていないことがインタビューにより判明している。
レベル3 内臓の融合/消失2、未知の臓器の生成3、筋肉量の増加、破壊耐性及び再生能力の獲得 ほとんどのSCP-XXXX-JP-1は身体の急激な変異に耐え切れず、レベル3への変異が完了する前に死亡する。
レベル4 自我の完全消滅、身体の一部機関のゲル状化 この段階では自我の消滅のみの場合がほとんどであるため、区別が困難である。
レベル5 全身の継続的な変異4、身体の球状変形 レベル5まで変異したSCP-XXXX-JP-1は現在まで12体確認されており、いずれも収容から約24時間後に崩壊した。

SCP-XXXX-JPは20██年1月に神奈川県の児童養護施設に潜伏していたエージェントの通報により財団に発見されました。財団到着時には既にSCP-XXXX-JP-1に埋め尽くされており、被害者は約████名、行方不明者約████名に及びました。これを受け、財団は臨時にサイト-8199を建設し収容しました。
当該施設では職員が児童に暴行を加えていたことが判明しており、児童福祉行政指導監査等による調査の対象とならなかった原因は現在まで不明です担当者が実在しない概念上の人物であったと同時に一部のSCP-XXXX-JP-1に認識災害能力が備わっていたこととされており、さらなる調査が計画されています。

補遺1: SCP-XXXX-JP-1の"心の叫び"イベントについて音声を解読したところ、特定の座標を示していることが判明しました。さらにその座標をエージェントに監視させたところ、発声から約1か月後にSCP-XXXX-JP-1が発見、収容されました。これを受け、SCP-XXXX-JPの現在の特別収容プロトコルが定められました。以下は"心の叫び"イベントの詳細です。
開始からの経過時間 SCP-XXXX-JP-1の行動
00:01 全てのSCP-XXXX-JP-1が行動を停止する。
00:10 不明瞭な発声を開始。口の動きなどから「怒らないで」であると推測される。
00:20 SCP-XXXX-JP-1が叫び始める。最大で███dBの音量を観測。
00:30 SCP-XXXX-JP-1が通常の行動を開始する。
補遺2: 20██年4月6日、サイト-8199に収容されている全てのSCP-XXXX-JP-1が「お母さん」と発声し始めました。この音声を解読すると、太平洋沖の座標を示していることが判明し、調査の結果一隻の小型手漕ぎボートとレベル5まで変異したSCP-XXXX-JP-1の死体(以下SCP-XXXX-JP-1-199)が発見されました。SCP-XXXX-JP-1-199は死後2日程経過しており、調査の結果変異した人物は発見の約2か月前に行方不明になっていた斎藤 浩太氏であると判明しました。SCP-XXXX-JP-1-199の死体を解剖した結果、内部から斎藤 浩太氏の母親である斎藤 香氏の筋繊維が発見されたことから、SCP-XXXX-JP-1には捕食能力が存在すると考えられます。また、斎藤 浩太氏は成人男性であったにも拘らずSCP-XXXX-JP-1に変異したことから、SCP-XXXX-JPは成人であっても発生し得ることが示唆されており、財団は満年齢12歳以下の時に親類による暴行を受けた経験のある人物の調査によってSCP-XXXX-JPの監視を行っています。


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