このページの批評は終了しました。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██の電波暗室に保管された専用デバイスに収容されています。SCP-XXXX-JPの活動が認められた際はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員に報告してください。
説明: SCP-XXXX-JPはそらいろ株式会社の「人狼ジャッジメント」というオンラインゲームに登場する「モブ爺」というNPCキャラクターを名乗る知的存在です。SCP-XXXX-JPの異常性は、プレイヤー(以下対象)が当該オブジェクトをゲーム内のチャットにて視認した際に発現します。対象がSCP-XXXX-JPを視認した際、別次元に転移します。
転移した対象は「人狼ジャッジメント」をかたどった館の内部にいる状態となります。館の外は常に吹雪いており、脱出は不可能です。対象が9~20名1集まるとゲームイベントが開始されます。
ゲームイベントは対象が9~20名ほど集まると発生するイベントです。当イベントでは、SCP-XXXX-JPが人狼という架空の存在について語り、死亡し、その場から消失します。その後、約30分通常の「人狼ジャッジメント」と同じルールで進行しますが、敗北したチームが別次元から帰還することはありません。
SCP-XXXX-JPは20██年に国内全域で発生した連続失踪事件について、被害者が全員「人狼ジャッジメント」をプレイしていたこと、及び被害者へのインタビューにおいて「ゲームをプレイしてたら変な所にいた」という発言に財団が注目したことがきっかけとなり発見されました。
補遺1: 実験記録
以下はSCP-XXXX-JPの実験記録です。
実験記録XXXX-JP
対象: エージェント・夢望、D-4109、D-5182、D-2378、D-9713等2
実施方法: 参加した全ての職員に通信機を持たせたうえでSCP-XXXX-JPを視認させる
結果: D-4109、D-5102、D-6192、D-2378、D-5182、D-3261、D-1829、D-3916の8名が転移に成功。こちら側からの一方的な通信のみ可能だったが、ゲーム内チャット機能を用いて会話可能と判定。記録が開始された。
補遺2: ゲームイベント記録
以下は実験記録XXXX-JPにて発生したゲームイベントの記録です。
補遺3: インタビュー記録
以下はSCP-XXXX-JPへのインタビュー記録です。
対象: SCP-XXXX-JP
インタビュアー: エージェント・夢望
付記: 専用のゴーグルを用いて直接チャットを行っています
<記録開始>(20██/04/01 20:30)
エージェント・夢望: SCP-XXXX-JP、あなたはどこでどのように生まれたのですか。
SCP-XXXX-JP: さあな、俺も知らねえ。俺は、酒が好きなだけの、ただの爺だ。
エージェント・夢望: では、質問を変えます。あなたは、他の人々をどのようにそちらの世界に引きずり込んでいるのですか。
SCP-XXXX-JP: それも知らねえ。他のやつらが館に来て、俺が殺された後、勝手に疑いあってるだけだ。エージェント・夢望: なるほど、分かりました。インタビューを…
SCP-XXXX-JP: おい、ちょっと待て。エージェント・夢望: 何でしょうか。
SCP-XXXX-JP: [3分ほど空いて]俺はさ、何度も何度も殺されて、その分生き返る。いくら俺だって、精神がイカれちまうよ。
SCP-XXXX-JP: [1分ほど空いて]俺だって、何度も死んで、何度も生き返るのは嫌だ。
[以降、SCP-XXXX-JPからの連絡が途絶える]エージェント・夢望: SCP-XXXX-JPからの連絡が途絶えたため、インタビューを終了します。
<記録終了>(20██/04/01 20:45)
終了報告書: SCP-XXXX-JPはかなりの精神的外傷を受けているようです。セラピストによるカウンセリングが必要であると思われます。
SCP-XXXX-JPとの会話を試みましたが返信が途絶えたため、SCP-XXXX-JPとの会話計画は中断されました。
補遺4: 20██年4月1日のインタビュー以降、SCP-XXXX-JPの活動が見られなくなりました。異常性はそのまま保持しているようですが会話の試みがすべて失敗していることから、当該オブジェクトに何らかの異常が発生している可能性があるため、20██年8月31日現在、機動部隊などを用いた調査が計画されています。7。
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:7222583 (04 Sep 2021 11:10)
下書きを読ませていただき記事の内容としてはモブ爺の嘆きや急に別次元に飛ばされ人狼をさせられる対象の気持ちなどを考えると非常に哀れに感じられ、サイトに投稿される記事の雰囲気にとても合っていると感じました。またDクラスを用いた実験の内容などを書き加えると尚いいかもしれませんね、そこでDクラス同士の疑心暗鬼の様子や彼らの精神が追いやられていく様を描いてみたりなど(上から目線ですいません)しかしこれは私個人の感想なのであまり気になさらずに
文法的な誤りに関しては1つ気になる点がありまして、インタビュー記録内でインタビューを切り上げようとする夢望がモブ爺に「待ってくれ」と言われ言葉を途中で切る描写があります。この際夢望の言葉は「インタビューをー」と表現されているのですが、少しインターネットで調べてみてと個人の感想なのですが、言いかけてやめたという表現をしたい場合は一般的には「インタビューを…」などの方が伝わりやすいと思いますよ。またこの「ー」を使う際は「インタビューを──」のようにこれを大きくして2つ繋げるのが一般的ではなかったでしょうか?
以上が私のコメントです。少しでも参考になれば嬉しいです。
インタビューを切り上げようとする夢望がモブ爺に、ではなく夢望にモブ爺が、ですね、文法的な意見を出しておいて本人が誤字をしてしまいましたね、すいません
よく読んだら夢望がモブ爺にで問題ありませんでした。すいません
コメントありがとうございます。
確かにそうですね。修正しました。
「ここについては、読者の方のご想像に」と思ってました。
気が向いたら書こうかな。
脚注を一部削除しました。
拝読しました。
人狼ジャッジメントは未経験ですが要するに人狼ゲームの初日犠牲者ポジションのキャラクターが独立した人格を有し、その異常性により人々がゲームの中に取り込まれる、という大筋かと思います。
現状では改善が必要な箇所が多いと感じました。
1.人狼ゲーム要素が活かせていない
「オブジェクトを目撃するとゲームの中に引き込まれ人狼ゲームに参加させられる」という描写が説明だけで完結しており、その後の展開にもゲーム内の要素はほぼ生かされていません。
また、人狼ゲームそのものに対する説明も「人狼ジャッジメントと同じルールで進行します」で丸投げされており、実際のゲームログなどもないため詳しく知らない人間には勝利条件(そもそも勝利と敗北があるゲームなのかどうか)などは何一つ伝わらないでしょう。
このように人狼要素が極めて薄いことで、オブジェクトがその初日犠牲者である面白みも薄れています。
加えて言えば、オブジェクトの感じる悲哀とゲーム内への転移が完全に独立しているため、悲哀方面を際立たせるのであれば転移の異常性は必要ないようにも思えます。
2.モブ爺周辺の描写の甘さ
オブジェクトは「『モブ爺』というNPCキャラクターを名乗る電子生命体です」とのことですが、それがどの様な形態でどのような場所に出現するのか、という描写が不足しています。
視認すると異常性が発現するということなので、発言等のテキスト類、あるいはアイコン画像など視覚的に認識可能な姿で出現するのだと推測はできますが全体的に情報不足です。
当該ゲーム内に出現するのか、それとも掲示板や動画サイトに出現するのか、何故なりきりやいたずらではなく電子生命体だと判明したのか、後述するコピーはそもそも何をコピーしたのか…等々気になることは多いので、電子生命体を扱った既存オブジェクトや「オンライン」タグを参考に設定を詰める必要があると思います。
また、インタビューの内容も「毎回殺されるフィクションキャラの悲哀」という比較的よく見るテーマであり、先述した人狼要素との関わりの薄さもあって面白みが薄く感じました。
雪山に閉ざされた世界しか知らないオブジェクトが外の事象に興味を持つという点を伸ばせば、何かしらの発展はできそうな気がします。
3.その他
・財団の活躍の弱さ
収容プロトコルから最後の補遺に至るまで、財団はコレといった手を打てておらずコピーしたオブジェクトにもあっさり逃げられています。結果的に財団が出し抜かれる/取るべき手段がないと判断するオブジェクトは存在しますが、そこに至る経緯が見えなくては単なる無能な集団に見えてしまします。
オブジェクトの設定を詰め、必要であれば実験や検証といったプロセスも描写すると改善されるかもしれません。
・書式/表記的な問題
昨今では改行はパラグラフごとに行い、間に空行を挟む形式が一般的です。
また、補遺などの見出し前後に空行が挟まれていない箇所もあるのでこちらなどを参考に推敲することをおすすめします。
以上となります。
執筆の一助となれば幸いです。
コメントありがとうございます。
確かにご指摘された通りです。この記事は、「前に友達とふざけた話をしたなぁ」と思い出し、そこから構想を練ったものですから、あまり考えていませんでした。
全くもってその通りだと思います。少しだけそういう要素を追加します。
ここについては構想上のミスです。修正と補足などを追加します。
間に半角スペースを挿入してください。
矛盾した記述のように見えます。帰還しないことが分かっているなら創作を行う理由はないと思います。
セクション自体が面白く感じませんでした。人狼ゲームの謎解き要素が強いわけでもなく、ただ人狼ゲームをしているだけで人狼ゲームとしての面白さがないのでながくてダレてしまいました。また、実験とするには参加者の石が統一されていないのもよくない点だと思います。上でゲーム要素を足してください、と言われた批評を受けてこの改稿を行ったのだと思いますが、改善案としてクリティカルではありませんし、面白さに寄与していない部分だと思います。
改稿されていますが、上でKigoremonさんが指摘している「テーマに新規性がない」という最も下書きにおいてクリティカルな部分が改善されていないと感じました。要素を付けた死して改善するのではなく、いったん下書きの要素を見つめなおして面白くするには何の要素が必要か?という部分から構想を練り直す必要があると思います。
入れ忘れておりました。修正します。
確かに矛盾しています。後者を削除します。
ここについては、Kigoremon氏の指摘を受けて一気に書き上げたため、内容としては面白くないと思います。
参加者の意思の統一(ここでの意思の統一は「1人」を表しているとしています。間違ってたらごめんなさい。)は、一応元がオンラインゲームですから、敢えてしていません。
ここはどうしようもありませんでした。