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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 日本国内で行われているテレビ放送はすべて監視され、SCP-XXX-JPの発生が確認された場合は即座にその局からの電波を妨害します。また、発生したSCP-XXX-JPを撮影した映像がインターネット上に投稿された場合速やかに削除し、投稿者に記憶処理を行ったうえで、カバーストーリー”フェイク映像”を適用してください。
説明: SCP-XXX-JPは日本国内のテレビ放送において発生する、製作者不明のコマーシャルメッセージです。199█年に東北地方において不審なコマーシャルメッセージとそれに伴う異常行動が報告され、財団の知るところとなりました。観測・収容プロトコルの制定後、5度の発生が確認されていますが、そのすべての無力化に成功しています。コマーシャルメッセージの内容は常に「手洗い、うがい、頭上注意」を訴えるものです(映像記録XXX-JPを参照)。映像は15秒に亘って放送され、そのすべてを視聴した人物は手洗い、うがいという一連の行動に強い恐怖心を抱きます。また、対象者は手洗い、うがいという動作を避けるだけでなく、周辺に手洗い、うがいを行っている人物がいた場合その行動を阻止しようとします。この異常性は記憶処理によって取り除くことが可能です。
映像記録XXX-JP:以下は199█年に発生したSCP-XXX-JPの書き起こしです。
<記録開始,199█/██/██>
0:00 映像は2Dのアニメーション。ピアノの伴奏と女性の歌声が流れている。
0:01 黄色の帽子に赤い靴を履いた男の子のキャラクターが映し出される。
0:03 男の子のキャラクターがスキップで町を歩いている。その間明るい曲調の音楽が流れ続けている。
0:05 新たに赤いリボンを付けた女の子のキャラクターが表れ、二人でスキップをしながら町を歩いている。
0:07 二人が公園に到着し、ブランコに乗って遊んでいる。0:08 二人が公園の砂場で遊んでいる。
0:09 夕方になり、二人は公園で別れる。
0:10 家と思われる建物の玄関で、男の子のキャラクターが挨拶をしている。
0:11 男の子のキャラクターが手を洗い始める。泡はデフォルメされており手が完全に隠れている。
0:12 コップを手に取り、うがいを始める。
0:13 終始笑顔であった男の子のキャラクターの顔がこわばり天井を見つめている。
0:14 天井から何らかの物体何らかの物体(黒い影として表現されており、詳細不明)が落下。男の子のキャラクターが押し潰され足が激しく痙攣している。その際音楽は止まり足が地面に当たる音のみが聞こえる。
0:15 男の子のキャラクターの血によって赤くなった画面に「手洗い、うがい、頭上注意」の文字が映し出される。
<記録終了>
付記1: SCP-XXX-JPが発生する時期が感染症の流行している時期と一致することが分かっています。因果関係は不明ですが、感染症流行時に監視を強化することを特別収容プロトコルに追加することを検討中です。
付記2:SCP-XXX-JPに微細な変化が見られることが確認されています(登場するキャラクターの服が違う等)。また、確認できる範囲内で映像の展開が早まっており、最後の字幕が出た後に数秒の空白があると予想されています。その部分がSCP-XXX-JPを製作した団体等の情報なのではという仮説のもと、SCP-XXX-JPをすべて流したのち、影響者には記憶処理を行うという実験の提案が出されましたが、実験で得られる利益よりも危険性がはるかに高いという理由で却下されました。
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SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7216736 (14 Jan 2021 09:51)
まず、誤字かは分かりませんが、
⇒19██に東北地方において不審なコマーシャルメッセージと〜
こちらは19██年に東北〜、ではないでしょうか。
感想としてはDVからNVでした。スポイラーにも書いてありますが謎にしている部分があまり考察しがいがありません。私としては、へーそんなのがあるんだーふーん。で、結局どうなるの?でした。
このままでは映像を見た後、手洗いうがいが怖くなるだけしか記述されていないので、具体例を入れる(事例等)、そして謎の部分を入れるなら、もう少し匂わせないと、どの要注意団体だろうとかがわからないと思います。
こんにちは!こんにちは!こんにちは!まにゅりです!又は万里です!
ご拝読ありがとうございます。
ご助言を念頭に置きながら改稿していきたいと思います。
こんにちは、拝読させていただきました。
件の震災後にはこのオブジェクトのモデルとされているあのCMを見るだけで強い恐怖を覚える方が多発した(らしい)という背景も込みで、“怖い気持ち”になる不気味なCM、という着眼点がとても好みです。
ですが気になった部分がいくつかあったので、そちらについて書かせて頂きます。
「日本国内で行われているテレビ放送はすべて監視され、SCP-XXX-JPの発生が確認された場合は即座にその局からの電波を妨害します。」等としたほうがいいかもしれません。
・おそらく19██年の「年」が抜けています。あと199█年、もしくは200█年じゃ駄目でしょうか?
・「それに伴う異常行動が報告され、」と一旦区切りを入れたほうが個人的には読みやすいです。
・「観測・収容プロトコルの制定後、5度の発生が確認されていますが~」としたほうがいいかもしれません。
その他
・今まで5度発生したSCP-XXX-JPの時間帯と、その放送局(発信元は不明であっても、どこかしらのチャンネルをジャックして行われていると思うので)
・「ピアノの伴奏と女性の歌声が流れている。」とあるのでおそらく歌詞がついていると思うのですが、その内容も気になりました。あのCMだと曲の歌詞も有名になったポイントのひとつなので大事な要素かなあと。
・0:14ですが、「何かしらの物体」ではなく「何らかの物体(黒い影として表現されており、詳細不明)」などとしたほうがいいかもしれません。
・0:15の後に半角スペースがありません。
・「ピアノの鍵盤を乱雑に叩きつける音が鳴る。」これはちょっと怖がらせようとしすぎ感があります。なので、音楽が止まって男の子の頭部が潰れる音声だけが鳴る、とかはどうでしょう?
15秒のCMはスポットCMと呼ばれている規格なのですが、
タイムCM(30秒のもの。所謂“ロングバージョン”ですね)の観察例も見てみたいなと思いました。
また背景についてですが個人的にはいらないと思います。
バックストーリーや要注意団体の絡まない、「よくわからん、でも不気味」っていうのが個人的には好みなので…(でもそれらがないとDVする方も少なくないとは思いますし、現在のSCP-JPは全体としてそういう風潮です)
以上の諸々から現状はUVよりのNVですが、発想がとても好きです。
改稿がんばってください!
ご批評ありがとうございます。ご指摘いただいた文章に関しては、とても参考にしながら改稿させていただきました。
元々背景は書くつもりはなくSCPらしさのようなものを意識して組み込んでいました。背景が無いほうが好みと言っていただけるとそれだけアイデアが魅力的だったということでとても嬉しいです。
改稿に関してですが背景を練るのではなく、異常性事態の不気味さを高める方向で挑戦してみようと思います。流れる曲の内容などを明らかにするというのはいい改善案だと思うので使わせていただきます。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
これは現実で見たらトラウマもんですね…
というか異常性よりもトラウマから恐怖心を抱きそうですが…
オブジェクト自体は非常に好みです。
ご批評ありがとうございます。
タグに「Joke」が入っている件ですが、記事内に既存のCMのオマージュがあるため悩んだ末に設定していました。確かにこの記事に適切なタグではなかったと思います。修正させていただきました。
また、改稿案についても何パターンかを提示していただきありがとうございます。自分にはないアイデアだったので参考にさせていただきます。
また機会があればよろしくお願いします。ありがとうございました。