SCP下書き 「狂い咲く朝顔のような」

現在このページの批評は中断しています。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの発生条件を満たす施設を減らすために別の教材を用いた授業指導案の提案がなされていますが、アサガオの教材としての有用性が広く浸透しているため大きな効果は得られていません。SCP-XXX-JPの発生条件を満たす小学校にはエージェントを派遣し、日の出から10時間経過した時点で見回りを行ってください。また、見回りの際はカメラなどの機器を用いてアサガオの直接の視認を避けてください。SCP-XXX-JPの発生が確認された場合は人と接触させないように速やかに回収してください。茎から切り離された状態のSCP-XXX-JPを発見した場合は摘み取った人物を速やかに特定、及び記憶処理を行ってください。回収されたSCP-XXX-JPはサイト81██の収容金庫に保管してください。

追記:茎から切り離された状態のSCP-XXX-JPを発見した場合は適切な処置を施したうえでSCP-XXX-JP-Cとして収容してください。

説明: SCP-XXX-JPは異常性を持つアサガオです。SCP-XXX-JPの発生場所は小学校で育てられているアサガオの中に限定されます。現在二輪以上のSCP-XXX-JP が同じ茎から発生した事例は確認されていません。通常のアサガオは日没から約10時間後に開花しますが、SCP-XXX-JPは日の出から約10時間後に開花します。この特性から下校時刻の児童や教職員によって発見されることが多く、後述の特性によって摘み取られてしまいます。茎から摘み取られたSCP-XXX-JPは約1時間ほどで異常性を喪失します。
SCP-XXX-JPの異常性は人間がSCP-XXX-JPを視認した時に発現します。観察機器を通した実験によってまだ摘み取られていない状態のSCP-XXX-JPの花弁の色は白色であることが分かっていますが、SCP-XXX-JPを視認した人物(以下SCP-XXX-JP-Aと呼称)はSCP-XXX-JPを色のついたアサガオと知覚します。この際SCP-XXX-JP-Aが複数存在した場合それぞれ別の色として知覚していることが分かっています。
SCP-XXX-JPを知覚したのちSCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPを茎から摘み取ろうと考えそれを実行します。この際SCP-XXX-JPの花弁の色がSCP-XXX-JP-Aが知覚したとおりの色に変化します。
さらにこの時SCP-XXX-JP-Aは記憶(以下SCP-XXX-JP-Bと呼称)を想起します。SCP-XXX-JP-Bは幼年期に自らが体験したものであることが主で、自分の感じた事が第三者によって否定される記憶であることが多いです。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP-Bを悲しい記憶であると感じますが一時間ほどでSCP-XXX-JP-Bを完全に忘却します。この記憶の忘却を防ぐ試みは現在成功していません。 SCP-XXX-JPに適切な処置を施しSCP-XXX-JP-Cとすることで忘却を防ぐことができます。また、SCP-XXX-JP-Cは破壊耐性を有しており半永久的にSCP-XXX-JP-Bを保存することができます。

SCP-XXX-JPの異常性が与える影響を調査するためSCP-XXX-JPを用いた実験が許可されました。以下はその実験記録です。

終了報告書:SCP-XXX-JP-Bはいずれも共通して自分の感じたことが理解されなかったもしくは否定された記憶であることが分かります。最終的には忘却してしまいますがこれといって日常生活に異常をもたらすものではありません。また、実験に参加した職員の身体及び精神面にはSCP-XXX-JP-B を忘却したこと以外に異常は見られませんでした。加えて過去改変などの事象も確認されませんでした。これ以上の実験の必要はありません。-伊藤博士

補遺1: 20██/██/██福島県███市においてSCP-XXX-JPの回収作業に向かった職員がSCP-XXX-JPを回収しようとする男性と接触しました。この男性は██小学校の元校長である安齊██氏でSCP-XXX-JPの異常性を認識しており、4体の茎から切り離された状態のSCP-XXX-JPを異常性を有したまま保存していることが判明したためインタビューが行われました。

補遺2: 回収されたSCP-XXX-JP-Cへの実験でSCP-XXX-JP-Cに直接触れることで第三者であってもSCP-XXX-JP-Bを想起することが判明しました。また該当者への調査によってSCP-XXX-JPをSCP-XXX-JP-Cに加工することによって該当者のSCP-XXX-JP-Bの忘却を防止できると判明しました。この発見により特別収容プロトコルが改訂されました。

補遺3: 安齊██氏から回収されたSCP-XXX-JP-Cには1~4の番号が割り振られその特性を調査する実験が行われました。以下は実験によって判明した特性です。

SCP-XXX-JP-C-1

説明: 無色透明の花弁を持つアサガオ。

SCP-XXX-JP-A: 今野██氏

SCP-XXX-JP-B: インタビュー内容と同様。教師に何度も問われるも質問に返答できず泣き出す記憶。

SCP-XXX-JP-C-2

説明: オレンジ色の花弁を持つアサガオ。

SCP-XXX-JP-A: 青木██氏

SCP-XXX-JP-B: テレビに合わせて歌っていた歌を姉に「へたくそ」と言われる記憶。

SCP-XXX-JP-C-3

説明: 黄緑色の花弁を持つアサガオ。

SCP-XXX-JP-A: 平塚██氏

SCP-XXX-JP-B: 自分が大切にしていたぬいぐるみを投げつけられる記憶。

SCP-XXX-JP-C-4

説明: ふちが濃い灰色で中心が薄い灰色の花弁を持つアサガオ。

SCP-XXX-JP-A: ████氏

SCP-XXX-JP-B: 白黒映像を見て昔、世界には白と黒のグラデーションしか色は無かったと思っていたことを友達に笑われてしまう記憶。

補遺4: 20██/██/██現在財団では計2███個のSCP-XXX-JP-Cが収容されています。



    • _


    コメント投稿フォームへ

    新たなコメントを追加

    批評コメントTopへ

ERROR

The fumihito's portal does not exist.


エラー: fumihitoのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:7216736 ( 14 Jan 2021 09:51 )
layoutsupporter.png
特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License