SCP下書き「最後の一仕事」改稿版

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPを収容する方法は確立されていません。しかし、その発生条件が比較的限定されているため、一般市民との接触機会を減少させることが可能です。SCP-XXX-JP-Aとなりうる製品を生産する企業にはエージェントを派遣し、パッケージに製品寿命を明示することを義務付け、一年以上の耐用時間を持つ製品を開発することを防いでください。インターネット上でSCP-XXX-JPと思われる記録を発見した場合は、記録を削除したうえで関係者に対して記憶処理を施してください。

説明: SCP-XXX-JPは一年以上使用した歯ブラシを廃棄した際に発生する現象です。廃棄された歯ブラシ(以下SCP-XXX-JP-Aと呼称)は異常性を有し、歯ブラシを使用していた人物(以下XXX-JP-Bと呼称)の意識がない際に瞬時に移動し歯を磨くような動作を行います。SCP-XXX-JP-BはSCP-XXX-JPを知覚することができませんが周囲にいる人物、及び記録機器を用いた実験では問題なく観察することができます。また、SCP-XXX-JP-Bに対するインタビューでは共通して「口がとてもスッキリしている。」「とても気持ちのいい夢を見ていた気がする」等の好意的な印象が示されています。

_実験記録XXX-JP-1 日付20██/██/██__

対象: D-XXX-JP-A、D-XXX-JP-B、D-XXX-JP-C

実施方法: D-XXX-JP-A、D-XXX-JP-B、D-XXX-JP-C、に一日三回の歯磨きをそれぞれ一か月、半年、一年間続けさせた。その後に歯ブラシを破棄させ記録機器を設置した部屋で就寝中の対象者の様子を観察した。

結果: D-XXX-JP-CにのみSCP-XXX-JPが発生した。

以下は実験記録XXX-JP-1 の映像記録です。

対象: D-XXX-JP-C

<記録開始,20██/██/██>

23:33SCP-XXX-JP-AがD-XXX-JP-Cの顔の上部15cmに出現する。

23:34SCP-XXX-JP-AがD-XXX-JP-Cの口にブラシ部分を差し込み歯を磨くような行動(以下歯磨きと呼称)を開始する。

0:44絶え間なく行われていた歯磨きが終了する。

0:49SCP-XXX-JP-AがD-XXX-JP-Cの唇にブラシを重ねたのちに消失する。

<記録終了>

注1SCP-XXX-JP-Aが出現した時と同時刻にSCP-XXX-JP-Aがゴミ箱から消失する様子が記録されました。再出現したSCP-XXX-JP-Aには異常性は見られずサイト-81██の安全保管ロッカーに保管されます。
注2実験ののち D-XXX-JP-Cの検査が行われましたが心身共に健康でした。また、口内の病原体がほぼ100%死滅していることが分かりました。

実験記録XXX-JP-2 日付20██/██/██

対象: D-XXX-JP-D、D-XXX-JP-E、D-XXX-JP-F

実施方法: D-XXX-JP-D、D-XXX-JP-E、D-XXX-JP-F、にそれぞれ一日おき、二日おき、三日おきに一年間同じ歯ブラシを利用させ破棄したのちに観察を行った。

結果: SCP-XXX-JPは発生しなかった。

付記:20██/██/██ 現在特別収容プロトコルによりSCP-XXX-JPの発生件数は抑えられています。また、人体に対する影響も長時間の研磨によって歯に傷がつくこと程度で死に至るようなものではありません。以上の事を踏まえて現在実験はその重要度の低さから実施されていません。

事案1: 20██/██/██ 福島県いわき市において不可解な子宮内胎児死の事例が施設内に潜入中のエージェントにより発見され、SCP-XXX-JPとの関りが指摘されました。

説明: 20██/██/██ 妊娠約7か月であった███氏が常位胎盤早期剥離と診断され帝王切開による胎児の摘出が行われました。その際胎児の口内及び口周辺に細かな傷が確認されました。なお、直接的な胎児の死因は口の傷によるものではなく胎盤への子宮内からの外傷であると考えられます。また、███氏へのインタビューから███氏がSCP-XXX-JPの発生条件を満たしていたことが確認されました。

実験記録XXX-JP-3 日付20██/██/██

対象: D-XXX-JP-J、D-XXX-JP-R、D-XXX-JP-V, D-XXX-JP-X

実施方法: D-XXX-JP-J、D-XXX-JP-R、D-XXX-JP-V, D-XXX-JP-Xに歯ブラシを支給し一日三回の歯磨き一年間続けさせた。その後に歯ブラシを破棄させ記録機器を設置した部屋で就寝中の対象者の様子を観察した。また腹部に記録機器を取り付け胎児の様子を観察できるようにした。

注: 実験に参加したD-XXX-JP-J、D-XXX-JP-R、D-XXX-JP-V, D-XXX-JP-Xは全員が妊婦であり、SCP-XXX-JPが発生した段階でそれぞれ妊娠約2か月、5か月、7か月、9か月でした。

結果:D-XXX-JP-R、D-XXX-JP-V, D-XXX-JP-Xは母体と胎児の両方、D-XXX-JP-Jには母体のみにSCP-XXX-JPが発生しました。D-XXX-JP-JへのSCP-XXX-JPが母体にとどまった理由としては胎児に歯が形成される前の段階であったことが考えられます。母体へ発生したSCP-XXX-JPの過程は今まで確認されていたものと同様でしたが母体への歯磨きが終了した直後SCP-XXX-JP-Aが子宮内に瞬時に移動しました。子宮内でSCP-XXX-JP-Aは胎児に対して歯磨きを行いました。この際、行われた歯磨きは胎児への影響の少なさから母体よりもより小さな負荷で行われていると考えられます。しかし、子宮内に十分な空間がないため胎盤や、子宮壁にSCP-XXX-JP-Aの柄の部分が当たっている様子が確認されました。また、胎児にSCP-XXX-JPが発生した三例のうち子宮内胎児死が誘発されたのは1例のみであり、他2例は胎盤への外傷等は確認されたものの胎児は生存していました。

終了報告書:SCP-XXX-JPが胎児に対して発生するには歯が形成され始める妊娠約3か月以上であることが条件のようです。また、必ずしも胎児の死亡が引き起こされるわけではないことが判明しました。つわりによる嘔吐感を和らげるために、新しい歯ブラシを使うことが効果的であるという情報の流布を特別収容プロトコルに追加することを提案します。-安齊博士



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