チームコン アイデア①

根幹アイデア
公衆電話の使用方法を理解していない霊が増えたため、死者からの電話は確認されなくなった
スマートフォンの流通により、死者からの電話は気付かれにくくなった

説明
・SCP-3818-JPは田原山（大分県北西部）に存在する電話ボックス
・1987年に運用が停止されている
・外見と素材に異常はない

・電力の供給がないけど稼働してる
・Dクラス職員による実験で問題なく通話がされたことから、正常に動作していると判断

・SCP-3818-JPの内部には1体のクラスA霊体が不定期に現れる
・霊体（-A）の外見は過去7日以内に死んだ人と同じ
・故人と-Aの同一性は確認されていない

・-Aは受話器を取ったり、文字盤を回したりする
・これと同時にSCP-XXXX-JPは通話を開始する
・この通話は故人と親しかった人の携帯に繋がる

・通話時間に応じて-Aは消失する
・これは右脚→左脚→左腕→右腕→胴体→頭部の順で進行し、最終的に-Aは消滅する
・消滅にかかる時間は-Aと通話者の距離によって変化する
・-Aの消滅後、通話は途絶する

補遺1: 発見
・1990年代に流行った「死者からの電話」の都市伝説に対する調査の結果、巷説部門が発見
・周辺住民には「いわくつきの公衆電話」として知られている
・巷説の変化に伴って集合認知論などによる異常性変質を危惧し、巷説部門の監修のもと現地収容

補遺2: 通話成功率現象
・スマホが流通してからSCP-3818-JPによる通話成功率が減少
・iPhoneだと「非通知」Androidだと「公衆電話」と表示されるため警戒して電話に出ない
・あと公衆電話が減ったから
・他にも-Aが電話を使わずに消える例も確認される
・困惑した様子を見せたり、文字盤を押したりする
・巷説部門は「使い方知らないのでは」と推測している

補遺3: 無力化判断
・3818-JPの稼働と-Aの出現が途絶える
・そして「死者からの電話」に関する言及も減っている
・このことから巷説を知る人が減り、集合認知論に影響を及ぼしたため無力化したと判断
・Nagiに指定して収容
・今まで稼働と出現は記録されていない

おもしろさ
・盲点をつくことによる意外性（公衆電話使えない問題と死者電話の関連性）
・諸行無常的な感じ

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