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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Ticonderoga
特別収容プロトコル: N/A
説明: SCP-XXXX-JPは特定の状況下で発声することで異常な効果を引き起こす数節の文言です。SCP-XXXX-JPは平常時は一切の効力を持ちません。SCP-XXXX-JPの異常性は着席可能物に着席しているヒト(対象A)が発声し、その内容をその他の人物(対象B)が受理することで発生します。
SCP-XXXX-JPの異常性は不干渉フィールド(SCP-XXXX-JP-A)の構築です。SCP-XXXX-JP-A構築時、対象Bは対象Aに対して一切の物理的干渉が不可能になります。これは儀式論的観点から見た場合、契約内容の不履行を防ぐ為のものであるとされています。これを受けた検証の結果、第三者が対象Aに対して物理的干渉を行うことは可能であることが証明済みです。
SCP-XXXX-JP-Aは対象Aが着席可能物より離席することで解除されます。これは儀式論的契約内容を履行した為であるとされています。しかし、第三者及び対象Bが対象Aを強制的に離席させる試みは失敗に終わっています。
補遺: 2019/05/11、SCP-XXXX-JPを用いたDクラス職員の逃亡事案が発生しました。この時、SCP-XXXX-JPの異常性はD-XXXによって改変されていたものと推測されています。以下は該当事案の様子を捉えた監視カメラ映像を抜粋・再編したものです。
記録 XXXX-JP
[記録開始]
T-17: D-XXXはインタビュールーム内にてインタビューを受けている。以下はインタビュー記録の一部抜粋である。
博士: それでは、D-XXX。貴方の抱える違和感について教えてください。
D-XXX: そうだなあ、なんて言えばいいのか……。あ、そうだ。一つお願いしてもいいです?
博士: どうしましたか?
D-XXX: 貴女に椅子を倒して貰いたいな、と思って。いいですか?
博士: 大丈夫ですが、それがどうか──
[博士が後ろ向きに倒れ込む。後の調査により、変質したSCP-XXXX-JPの異常性によるものであることが確認されている]
D-XXX: [小声で]よし。
T-13: 博士から奪取したカードキーを使用して、D-XXXがインタビュールームから脱出する。直後、室外で待機していた警備員とD-XXXが対峙する。以下はその際の監視カメラ映像の抜粋である。
警備員: おい、Dクラスがここで何してる。早くインタビュールームに戻るんだ。
D-XXX: じゃあ、戻る前に一つお願いしてもいいですか?
警備員: なんだ?
D-XXX: [近くのパイプ椅子を指さして]そこの椅子に座って貰ってもいいですか?
警備員: いいが、それがどうした?
[警備員がパイプ椅子に吸い寄せられるようにして座り込む。警備員は立ち上がろうとするものの、立ち上がれないでいる]
[D-XXXが付近にあったロングスーツを着用する]
T-9: D-XXXが移動用エレベーターに乗り込む。26秒後、エレベーターが地上階に到達する。D-XXXがエレベーターから降りる。
T-7: 受付窓口付近にて、D-XXXが受付担当者に声を掛けられる。以下は受付担当者とD-XXXの会話記録である。
担当者: すいません。セキュリティカードを提示して貰ってもいいですか?
D-XXX: あー、セキュリティカード。紛失しちゃったのでパス出来ませんか?
担当者: 駄目ですね。規則なので。
D-XXX: そうですか。そうだ、一つお願いしてもいいですか?
担当者: どうしました?
D-XXX: 椅子倒して貰ってもいいですか?
担当者: いいですが──
[担当者が後ろ向きに倒れ込む]
T-2: D-XXXが警備詰め所を訪れる。以下は警備役員とD-XXXの対話記録です。
D-XXX: すいません。少しいいでしょうか?
役員: なんでしょうか?
D-XXX: ここの門を開けて貰いたいのですが、いいですか?
役員: 外出申請書はお持ちですか?でないと開けられないので。
D-XXX: 外出申請書ですか。ちょっと持ってないですね。
役員: じゃあ開けられないです。お引き取りください。
D-XXX: では、その前に一つお願いしても?
役員: なんでしょうか。
D-XXX: そこの椅子に座ってくれます?
役員: いいですよ──
[役員が椅子に吸い寄せられるようにして座り込む。役員は立ち上がろうとするものの、立ち上がれないでいる]
[D-XXXが警備詰め所内に侵入し、セキュリティゲートのロックを解除する]
T-0: D-XXXがサイト外に逃亡する。
現在、D-XXXの行方及びSCP-XXXX-JPの情報漏洩ルートについて調査が進行中です。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7178014 (30 Dec 2020 05:31)
拝読致しました。
リビジョン19時点での批評です。
現状DVです。収容プロトコルに着席可能物を財団収容区画ないにおいて使用する事を控える旨の情報は書いた方がいいと思います。これの様にDクラスやオブジェクトが使用する事態は避けたいですし。また、Dクラスが最初以外椅子を用いない事でオブジェクトを運用している事態が説明との相違の様に感じてしまいつよつよすぎるのでは?と思ってしまいます。
この運用方法なら他組織への諜報活動計画案が提言されて異常性が漏洩するリスクから却下とかもありそうだなとも……
記事作成頑張ってください。
批評ありがとうございます。収容プロトコルですが、文字数の関係上このままで行こうと思います。ログについては修正しました。
改めて読んだら面白いけど当時も感じた御都合主義感がやはり強すぎる様に思います……あとインタビューからの離脱後服を着替えるなど一般職員からの目を誤魔化す描写も一応あった方が良いのではと少し思いました。
批評ありがとうございます。
ご都合主義感ですが、個人的にはどうしようもないものだと考えています。短い中でストーリーを作る以上、それに頼らないといけない箇所も多く出てくると考えているので。
インタビューからの離脱後に服を着替える描写についてですが、現行版でもしっかりと記載されています。
不自然、且つ理解の困難な記事だと思います。現状この記事が生存できるとは思えないです。
既に批評でご都合主義が指摘されていますが、ご都合主義なのかも若干怪しいレベルでストーリーがつかめませんでした。
・「特定の状況」と「文言」が何なのか説明していないため、そのままログに移行されても話に着いていけない
・儀式論という言葉で読者を煙に巻いており、その現象が発生する理屈の説明になっていない
・日常的にありえる会話で発生する異常性、且つ財団職員が職務を全うできなくなる程強力なのであればTiconderogaは妥当ではなく、記事の理解を妨げる要素になっている
と不満点がこの短い文に詰まっています。
ここがご都合主義にあたるのでしょうか。だとすればDクラス職員が財団を出し抜くという構図がとられる限り、ご都合主義が解消されることは無いと思います。登場人物と異常性を受ける連中を換えた方がいいですね。
もっとも、ここまで読んでも話の理屈はまったく掴めなかったので、このセクションに意味があるとは思えないのですが・・・・
現状は説明セクションの第1パラグラフから再構築をオススメしたいです。著者が脳内で組み立てているストーリーが掴めない程度には不親切な文が序盤から連続するため、大胆なリワークが必要になると思います。