このページの批評は終了しました。

観測されたSCP-3332-JP(赤枠内)
アイテム番号: SCP-3332-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-3332-JPの収容はその性質上不可能であるとされています。SCP-3332-JPか一般に認知されないよう、世界各地の天体研究機関、観測所に財団が介入し、観測記録の隠蔽を行います。
説明: SCP-3332-JPは太陽付近で観測されている異常実体です。
SCP-3332-JPは瞬間的な出現と消失を不定期に繰り返しています。SCP-3332-JPの出現及び消失の瞬間を撮影する試みは不明な要因によって失敗に終わっています。SCP-3332-JPはクラスII相当の空間転移能力を有しているとされており、その能力を行使することによって瞬間的な出現と消失を実現させていると考えられています。
太陽付近に出現・滞留するにも関わらず、SCP-3332-JPには形状などの変化が発生しません。これはSCP-3332-JPが異常なレベルの耐久性・防熱性を有しているためであると推測されています。これらの性質は財団の観測範囲内において非常に強力なものであると推測されています。
SCP-3332-JPは2010/09/18に財団外宇宙支部によって実施された定期調査の際に観測されました。観測当時は暫定的に異常飛翔物として指定されていましたが、複数回に渡る出現と消失を受けて正式にSCPオブジェクトとして指定されるに至りました。現在、SCP-3332-JPに対する詳細な調査が進行中です。
補遺.1: 追跡実験
2019/09/17に財団外宇宙支部主導の上で、SCP-XXXX-JLの追跡実験が行われました。実験時、追跡モジュールはSCP-3332-JPの位置情報について、太陽付近を示した後にサイト-81MJの購買スペースの電子レンジ内を指し示しました。これを受けてサイト-81MCの購買スペースの電話レンジ内を調査したところ、内部には財団購買部より販売されている弁当が確認されました。該当の弁当はサイト-81MJ勤務スタッフが昼食用に購入したものであり、摂食に際して加熱する目的で電子レンジを使用したことが明らかになっています。
後日行われた検証の結果、該当の電子レンジに異常性が存在していることが確認されました。このことから、SCP-3332-JPの異常性は該当の電子レンジによって発生していることが明らかになりました。現在、該当の電子レンジはSCP-3332-JP-Aに指定された上でサイト-81MJに収容されています。
補遺.2: 追加情報
2020/07/18に財団外宇宙支部によって、冥王星付近を漂う異常天体が確認されました。該当の天体には複数のSCP-3332-JPとの類似点が存在していました。このことから、SCP-3332-JPとの関連性を疑った財団が調査を行った結果、該当の天体がサイト-81MJにて夏季限定で販売されているラクトアイスであることが判明しました。
これを受け、サイト-81MJ内の網羅的な調査を行った結果、同サイトのカフェテリアに設置されている冷凍庫内部に、小規模な異常ポータルが展開されていることが確認されました。このことから、冷凍庫にて保管されていたラクトアイスが何らかの弾みによってポータルに進入し、展開先である冥王星付近に移動したものと推測されています。該当の冷凍庫は、SCP-3332-JP-Bに指定されたうえで収容されることが決定されました。
現在、未発見の異常設備が存在しているとして、サイト-81MJ内の調査が進行中です。
記事ココマデ
タグ: scp jp keter ショート2023 家電
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7178014 (30 Dec 2020 05:31)
説明: の「側面に財団のロゴマークに酷似した紋様が刻印されている」がうまく伏線として効いていないと感じました。この一文がなくて終盤で「SCP-XXXX-JPはサイト-81MJの購買スペースの電子レンジだった」と明らかになっても唐突さはないと思ったのと、財団は電子レンジのようなアメニティのひとつにもロゴを刻印するこだわりを持つか疑問があったためです。
これは「該当の電子レンジが使用されている間だけ、肉眼で分からないほどの速度で購買スペースと太陽付近とでの出現と消失を繰り返している」だと解釈したのですが、もしそれで合っているとしてこの説明だとやや分かりにくいかもしれません。「財団が観測して以来、ずっと出現と消失を繰り返している」ともとれるので、説明の仕方を変える必要があると思いました。
地球から遠いため、何か観測機器を用いてSCP-XXXX-JPの様子を見ていると解釈したのですが、その上で担当者が「瞬間的な出現と消失の繰り返しが起きている」ことを知るためには、先に観測機器が「出現状態」と「消失状態」の両方を観測できていなければならないはずです。ですから「SCP-XXXX-JPの出現及び消失の瞬間を撮影する試みは、機材の性能限界によって失敗に終わっている」が成り立つ時点で、その観測データを元に判断する研究者が「SCP-XXXX-JPは瞬間的に出現と消失を繰り返している」を知ることはできないと考えられました。
これを解決するために「機材が性能限界で撮影をできない」という設定を切って、撮影ができるようにしても展開に問題は起きないように思えたので、そう文章を変更していいと思います。
普通の電子レンジの場合は、温めたい物とマイクロ波を出す装置が両方内部にあるので加熱ができるのですが、SCP-XXXX-JPはその装置に当たる部分が外側にあるため、シンプルに「熱遮断性能」だと熱を通さないなら中の物を温められないと捉えられる可能性があります。「ちょうど電子レンジが使うのと同じ2.45ギガヘルツの電磁波だけ通せるようになっている」や「SCP-XXXX-JP自体が熱で溶解・蒸発・破損することはないが、中の空間に熱を通しはする」といった細かな定義をどこかに加えておく必要があるかもしれません。
批評ありがとうございます。詰めの甘い部分があったので、取捨選択をしたうえで修正に取り組もうと思います。
レンチンのときだけ出現するなら、「SCP-XXXX-JPな瞬間的な出現と消失を不定期に繰り返しています」等の方が良さそうです。
機材の性能限界とは具体的には何の限界なんでしょう。時間分解能ですか?SCP-XXXX-JP自体の観測、それもロゴの観測にまで成功しているなら空間分解能に問題は無さそうでしょうし。一方で、「瞬間的」な出現と消失を実証するためには、時間分解能はある程度高くないといけないのではないかなと思いました。
いずれも後の展開に深く影響する要素ではないでしょうし、削って良さそうな印象を受けます。
わざわざ婉曲で壮大な手法をとるのに目的が弁当のレンチンかいというしょうもなさがウリだと思います。嫌いではないのですが、このネタ1本で山が1個しかないのは物足りなさを覚えられそうな気がします。文字数と相談して、冥王星をはじめ極寒の天体に弁当を飛ばして冷凍する冷凍庫、みたいな派生ネタで1本畳みかけても良いのかなと思います。
なお、弁当箱解釈にしても
makigenekoさんが指摘した財団ロゴの疑問はついてくると思うので、その対応は必要かもしれません。執筆頑張ってください。
批評ありがとうございます
Tutu-shさんのものであってます。その上で、文字数と相談して提案内容を反映させようと思います。
解釈についてですが、
その他詰めの甘い部分については修正していきます