SCP-3049-JP - 小型宇宙の発生起源

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クレジット

タイトル: SCP-3049-JP - 小型宇宙の発生起源
著者: ©teruteru_5
作成年: 2023

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アイテム番号: SCP-3049-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-3049-JPは高危険物管理ロッカー内にて収容されます。SCP-3049-JPを用いた実験は潜在的に有する危険性から禁止されます。

説明: SCP-3049-JPはプラスチック製の加熱式弁当容器です。素材は非異常性であり、容器部と紐部より構成されています。SCP-3049-JPは素材の非異常さに反して、内部より加えられた力に対してのみ高い破壊耐性を発揮することが明らかとなっています。SCP-3049-JPの主要異常性非活性時は通常の弁当容器として用いることが可能です。現在までに1700実例のSCP-3049-JPが収容されています(-1から-1700に指定済み)。

SCP-3049-JPは付属の紐部を引くことで活性化します。活性化状態のSCP-3049-JP内部には高温高密度の小型球体(SCP-3049-JP-Aに指定)が出現します。SCP-3049-JP-Aは高い熱エネルギーを保持していることが確認されています。SCP-3049-JP-Aを回収・保存する試みは全て失敗に終わっています。

SCP-3049-JP-Aは出現からおよそ3秒が経過した時点で瞬間的かつ急速に膨張を開始します。これに伴い、SCP-3049-JP-Aの保有する熱エネルギーは容器部全体へと拡散されます。この時のSCP-3049-JP-A拡散の様子は宇宙膨張論におけるビッグバン発生直後のものに酷似していることが明らかとなっています。

SCP-3049-JP-Aの熱エネルギー拡散はSCP-3049-JPの有する破壊耐性によって遮断されていることが明らかとなっています。仮にSCP-3049-JP-AがSCP-3049-JP外へと流出した状態で熱エネルギー拡散を行った場合、XK-クラスの終末事象を発生させるものと推測されています。

上記理由により、SCP-3049-JPを用いた実験は全面的に禁止されています。

補遺.3049-JP: 発見経緯

SCP-3049-JPは東京都内に存在する複数のコンビニエンスストアにて販売されていたところを財団によって確保されました。SCP-3049-JPの製造・流通元は不明であり、現在調査が行われています。また、回収以前のSCP-3049-JPは以下のキャッチコピーと共に販売されていたことが明らかになっています。

出来たての美味しさを弁当に詰め込みました！

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