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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8174の標準物品収容ロッカー内にて管理・収容されます。SCP-XXX-JPを用いた実験は倫理的理由により禁止されます。
説明: SCP-XXX-JPは微量のアルコール分を含んだ赤色の液体です。解析の結果、成分上は市販の赤ワインと同一のものであることが明らかとなっています。現在までに計4.7LのSCP-XXX-JPが回収され、収容下に置かれています。また、特筆すべき点として、アルコール分を含んでいるにも関わらず摂取した人物(以下、摂取者)が酩酊状態に陥らない点が挙げられます。
SCP-XXX-JPを摂取した場合、摂取者の保持している人格は即座に消失します。この原理は不明であり、現在調査が進行中です。SCP-XXX-JPによる摂取者の人格消失は不可逆的なものであり、現在までに行われた人格復元の試みは全て失敗に終わっています。摂取者は人格消失後、平均2時間に渡って昏睡状態に移行します。昏睡状態中の摂取者の意識を覚醒させることは不可能であるとされています。
昏睡状態より覚醒した際、摂取者は新たな人格を保有していることが明らかとなっています。この人格(以下、新人格)は心理的な自己防衛本能によって形成されたものであると推測されています。新人格は消失した人格の存在について知覚していません。しかしながら、新人格は消失した人格の記憶を引き継いでいることが明らかとなっています。この結果、摂取者は高い確率で解離性障害を発症します。現在、摂取者の解離性障害の治療が実施されています。
補遺.1: 発見経緯
SCP-XXX-JPは2017年に行われた網羅的な異常存在の捜索の際に回収されました。回収地点は青森県青森市の南砺精神病院の倉庫でした。南砺精神病院は2016年に後継者不足を理由に閉院しています。特筆すべき点として、SCP-XXX-JPの付近には「患者用」と書かれたメモ用紙が存在していたこと、SCP-XXX-JPが付着した痕跡のある紙コップが散乱していたことが挙げられます。このことから、南砺精神病院ではSCP-XXX-JPの患者への投与が行われいたと推測されています。現在、SCP-XXX-JP影響者の捜索が継続して実施されています。
補遺.2: 詳細調査
SCP-XXX-JPと南砺精神病院の関連性についての詳細調査の結果、南砺精神病院内にて日常的にSCP-XXX-JPが使用されていたことが判明しました。複数の状況的証拠から使用理由はSCP-XXX-JPを患者に対して使用することによって意図的に解離性障害を引き起こし、患者の関係者から金銭的支援を受ける為であったと推測されています。現在、南砺精神病院関係者の捜索が行われています。
人格を消して新たな人格を創り出す薬。ただし記憶は消えないのでアイデンティティがごちゃごちゃになってしまう。回収現場の病院では私利私欲を満たすためだけに使用されていた。
上手く人間の醜さが描写されてますかについてお聞きしたいです。
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7178014 (30 Dec 2020 05:31)
拝読致しました。
リビジョン5時点での批評です。
面白かったです。雰囲気で攻めた良い記事だと思います。しかしながら神を殺すサイトテーマに類似しているためかメタが来るのかと身構えていたため、少し予想外を感じました。雰囲気づくりのためだとは思いますが、良くも悪くもそういった印象をテーマから与えられてしまう可能性は考慮した上で投稿した方がよろしいかと思います。
記事作成頑張ってください。
批評・ご意見ありがとうございます。テーマは別のものに変更しようと思います色々考えて現状維持で行きます
個人的にですが背景で雰囲気出せていて良いと思います。
現状UVです。
アノマリー分類バーとかを使うともっと雰囲気出せると思います。
ご意見ありがとうございます。ACSはむしろ雰囲気を損なうと判断しているので使ってません。
あと、できることならもう少し内容に踏み込んだ意見をいただきたかったです
個人的には何種類のワインが提供されているのかが気になるところです。
提供されたSCP-1382-JP-1は一口しか摂取しないのに対象の付近に出現したSCP-1382-JP-1を飲み干す理由が知りたいです。
別に本筋と関係しないので記述していません。ここを記述すれば話が散らかりそうなので
一回目は“今飲み切るべきではない”わけですが、二回目は死ぬ直前なので今飲まなければいけない……みたいなものを想定していました。明文化しようと思います
現状のままでもUVです。ただ、記事の内容の面で気になった点が少し。
「今飲むべきでは無い」「熟成年数が対象の年齢と同じである」などからオチが簡単に予想出来てしまうのが少しもったいないかなと感じました。
また、対象の人生を表したワインであるにも関わらず、対象の飲んだ時の感想が一律であることに違和感があります。
執筆がんばってください。
批評ありがとうございます。この記事は雰囲気で攻めることを目的に書いたものですのでオチに重きを置いていませんでした。
感想については練り直そうと思います