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大空へ飛び出す翼をあなたに。

※写真は施術後の一例です。
施術タイプ
品番 | 型番 | 回数 | 価格 |
---|---|---|---|
と-T-003 | R01-α | 1回 | ¥ 3,300,000~ |
と-T-003 | R01-β | 1回 | ¥ 4,300,000~ |
と-T-003 | R00-α | 1回 | ¥ 2,300,000~ |
特徴
- 変異する鳥類の種類を指定することはできません。
- 日本生類創研の職員が対象者のもとへ向かうため、強制的な施術も可能です。
- 対象者は免疫系等や寿命の面から、10歳~50歳までに限定されます。
仕様
- 選択した鳥類として生きるための基本的な知識・本能は施術時に埋め込まれます。
- 虫を食べることに対する嫌悪感は認識歪曲によってなくなります。
- 施術後の体調不良等の不具合に対するアフターケアは無償で受け付けています。
- 産んだ卵は食べられます。スクランブルエッグとして食べるのがおすすめです。
- 施術方法については事前に説明させていただきます。
- 効果は不可逆的なもののため、施術後、人の姿に戻ることはできません。
説明: と-T-003"トランスバード施術"は対象者を任意の鳥類へと変化させる施術です。
「空を駆けまわりたい」、「しがらみに囚われずに自由に生きたい」というお客様のお声をもとに考案されました。鳥類の本能と人間の認識の差の解消には難航しましたが、認知歪曲薬品"sange2-Ki"の開発によって開発に成功しました。当施術では短時間で痛みを感じずに鳥になれます。
- R01-α: ベーシックタイプです。1、2年程度の寿命調節も可能であり、通常の鳥類よりも長い寿命を得ることが出来ます。
- R01-β: 認知歪曲薬品"sange2-Ki"を施術に用います。施術後徐々に人間としての知性を消失させ、悩みなどから解放されます。知性の消失までには個人差がありますが、平均3日で知性が消失します。
- R00-α: R01-αのプロトタイプです。対象者の腕部をはじめとした複数個所に鳥類の特性を再現します。強い副作用がありますので、ご注文の際は注意してください。
当施術を注文した時点で対象者は施術に同意したものと見做されます。ご注意ください。
研究者コメント
昨今、ライフ・ワーク・バランスが重視されはじめ、自分の人生・生き方について再考するようになった方も多いと思います。その人生・生き方の一つとして日本生類創研が提供させていただくものこそが、この"トランスバード施術"でございます。鳥になることで、しがらみや常識から解き放たれることで自由に世界に羽ばたくことをお約束します。この施術を経てお客様の人生がより良いものとなることを研究員一同で願っております。 ──Bエリア第7研究所 ヒト科生物研究員 日下部 彰
お客様の声
- 子供のころから鳥になって自由に世界を旅したかったので依頼しました。施術代は金融機関から借りましたが、返金せずに済むところもよかったです。 ──住所不定 28歳男性 無職
- 最初は自殺を考えていましたが、友人からの紹介で施術を受けることにしました。鳥になったらクソ課長の高級車や頭にフンを落としてやるつもりです。 ──千代田区在住 34歳男性 会社員
- いつまでも働かない息子への施術を依頼しました。息子がニワトリになってから食費や電気代が浮き、時間にも余裕が出来たのはよかったです。でも鳴き声がうるさかったので、フライドチキンにして食べちゃいました。ダメ息子でも味だけはしっかりしていてうれしいです。 ──大津市在住 67歳女性 主婦
- 久能さんに相談したところ、特別にR-00-αと認識歪曲の薬を組み合わせた施術をしていただけました。副作用でものを食べなくなったり、筋力が落ちたりして弱々しくなりましたが私の好みの娘になったので満足です。娘は弱ってますが、それが嗜虐心をくすぐるので退屈しなさそうです。久能さん達には感謝してもしきれません。 ──京都市在住 48歳男性 自営業
注意
近年、不明な人物による施術対象の確保などのトラブルが生じております。当トラブルを受け、日本生類創研によって保護させて戴きます。保護後の処遇、対応についてお答えすることは致しかねます。ご了承ください。
- Qのコンテスト22 - Quackery(いんちき療法)
- テーマコンリバイバル(悪、Q、嘘)に参加します。
使用画像
ファイルページ: ウズラ
ソース: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Adlut_Coturnix_japonica2015.jpg
ライセンス: CC BY-SA 4.0
タイトル: File:Adlut Coturnix japonica2015.jpg
著作権者: メルビル
公開年: 2015
補足:
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7178014 (30 Dec 2020 05:31)
日本生類創研のカタログフォーマットとあったので飛びつくようにして批評させていただきます
総合評価としては残念ながらDV相当と思います。
以下に面白かった点・面白くなかった点・全体として・総合的な評価についてまとめます
面白かった点
・「認知歪曲薬品 sange2-ki」のネーミングセンスは日本生類創研らしくはないですが、そのらしくなさがこの場合キッチュで面白いと思います
→本フォーマットでは難しいでしょうが、「JOICLE」のように各アルファベットに意味があることがわかれば、taleなどで再利用可能かと思います
・流石に444JPと関連させなかった点
→444JPと関連させていたら批評もしないところでした。自制が効いていてよかったです
・日本生類創研がワークライフバランスと言い出した点
→一番そういうことを考えてなさそうな団体だろ、と突っ込んでしましました
面白くなかった点
・「生態プログラミング」
→鳥そのものに変化するのならプログラミングというのはおかしいのでは?
→人間の知能を持ったまま鳥になるR01-αならそうする必要性がありませんし、βにするなら人間ではなく鳥になるので必要ないと思います
・「強制的な施術が可能」なのに「記入ミスが~」のところに違和感を覚えます
→この辺の文面は、久能を利用していることからも「ファーティリティ・ダウンフォール」あたりの文面を参考にしたのかなと想像します
→仮にそうだとしたら、あの記事は「嫌な相手を強制的に不妊手術する」という攻撃的な使い方と仕様のマトモっぽさにギャップが生じるために面白いのであり、こうやって流用すると効果的に機能しないように思います
020JPとの関連性
→この題材なら必ず盛り込んでくると思いました。私でもそう思うのですから、多くの読者はそう思うはずです
→しかし、関連させる意図が見当たりません。020JPは日本生類創研というGoIがSCP財団に本支部に登場する最初期の作品であり、未だに日本生類創研の代表的オブジェクトとして扱われています
→そうした代表的オブジェクトのオリジンを書く場合には、相当な重さ・厚さが必要でないと面白さに繋がるというよりはDV要因となると思われます
全体的に
やや日本生類創研を万能組織として扱ってしまっていて現実感が薄い
→人間を鳥にする。それ自体は日本生類創研なら可能でしょう。しかし、お好みの鳥類を指定可能で、職員が施術申込者のところまで行き、匿名可能で、年齢制限もないとなると、あまりに都合が良すぎると思います
→各施術タイプについても同様で、数十年規模での寿命調節も可能というのはどう考えても都合が良すぎます。
日本生類創研の目的が見えない
→当初こそ「ごめん^^;」に代表されるやっかい組織であり、根本的にはそれはあまり変わっていないとみることが出来ますが、近年では多種のカノンでの掘り下げ、各記事における記述、「ハブ」にある綱領などにより、「一応なんらかの目的はあるんだろうが、それが上手くいっていない組織」っぽい書き方をされるのが近年の日本生類創研かと思います
→そういう「トレンド」を踏まえた場合、この施術は日本生類創研内部で、どのような意義を持って生み出され、どのような目的の下にこの価格設定で売られることになったのかというバックグラウンドが想像できません
久能がこれを開発する意義
→日本生類創研好きとして考えると、久能は人体や長命手術、不老不死に関わる印象がありますが、この「トランスバード」にはそういった要素がありません
→無いのは別にDVポイントではないのですが、久能がこの施術を開発する意義が見当たらないように思います
→寿命操作があるから久能なのかもしれませんが、其他の久能関連記事では、多くが人型・人間に対する寿命操作にとどまっていたように思います。久能が万能だとするのならそれでもいいですが、説得力が無いように思います
→「なぜ久能がトランスバードを開発する必要があるのか?」を明確に打ち出せないのならば、いっそ新キャラを出してもいいのでは?というのが私見です
総合的に
個々のパートに面白さの種は埋まっているのですが、そのどれもが噛み合っておらず、過去の代表的な記事の継ぎ接ぎを成型したように思える部分が多いです
まずは、このトランスバード施術は、日本生類創研内部において、どのような意図と意義をもって作成され、どのような目的の下販売されるに至ったのか?ということを設定するといいのではないでしょうか
その上で、過去の職員たちならば誰がこの施術に適任か?あるいは新キャラを出すのか?を構想してみましょう
その上で、これだけの異常製品を購入して、それを利用しようとする購入者はどういう連中なのかを考え、最後にオチ的な人物はどういう言動をとるのかを練ってみたらいかがでしょうか?
私が以前日本生類創研フォーマットで書いたときに頂いた批評で「GoIフォーマットは+10の記事はわりと簡単に書ける。しかし+50の記事はそうそう出ない」というような言葉を貰いました
本記事はQコンに出るということなので、+10を狙う記事には十分なりえると思いますので、是非改稿してみてください
長文になりましたが、久しぶりの批評なのでお許しください
批評ありがとうございます。外部でも同様の批評を頂いたため、Tale形式としての大規模な改稿を実施しようと思います。
拝読しました。
改稿したとのことでしたが、久能のコメントと020-JPのリンクが削除されただけで、全体の印象としてほとんど変わっていないように思います。私の感想もNisso-Nissoさんと同じく、単に人が鳥に変化するだけの施術なので、ニッソがこれを手がけることにイマイチ必然性が感じられないのと、020-JPとの関連に面白みを見出す人はおそらく少ないだろうと思いました。
ご提案としては、現状ですと「ただ人間が鳥に変身するだけ」で終わってしまっている感が強く、ひねりがないと思いますので、1.なぜ鳥に変身させるのか 2.人間が鳥に変身した結果何が起きるのか をもうちょっと煮詰めて考えた方が良いかと思います。020-JPと関連させるのはやめ、単純な面白オブジェクトではなく、恐怖か笑いのどちらかの方向に思い切った二段オチ、三段オチを用意すべきではないでしょうか。
批評ありがとうございます。
言われてみれば確かに全体的にあまり変わっていませんね。現状だと短期間で煮詰めきれる気がしないため、Qコン締め切りに囚われずに、アイデアを完全に煮詰めきれるまで待ってから投稿しようと思います。