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アイテム番号: SCP-2270-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-2270-JPの存在する建造物は財団によって買収し、サイト-81NUの管轄下に置かれます。SCP-2270-JP内部にはQNTMシステム搭載の監視カメラが配置されます。SCP-2270-JPを用いた実験は倫理的観点から禁止されます。
説明: SCP-2270-JPは岩手県[編集済]市内に存在するカラオケ店舗の一室(207号室)です。SCP-2270-JP内の設備に異常性は確認されていません。SCP-2270-JP内の特筆すべき点として、以下の要素が挙げられます。
- 2体の腐敗死体(鑑定の結果、村木 悠大氏(7)と村木 康太氏(25)であることが判明済)
- 壁に付着した血液(鑑定の結果、村木 悠大氏のものであるとされている)
- 床に存在する染み(鑑定の結果、尿であることが判明している)
- アルコール成分の付着したグラス
SCP-2270-JPの異常性は、内部に存在しているキョクナビ1を用いて特定の曲を選曲した際に発生します。この時、SCP-2270-JP内に存在する人物には選曲した曲に伴った感覚あるいは感情の想起が発生します。この影響は時に精神的・肉体的苦痛を伴います。以下は、該当する曲を選曲した時に想起する感情・感覚をリストアップしたものです。
曲 | 想起内容 |
---|---|
恋人ごっこ2 | 自分の存在は望まれていないという被害妄想 |
僕らの記念日3 | 頭部全体に鈍痛が発生 |
STIGMA4 | 尊敬しなければいけないという強迫観念、潜在的な恐怖心 |
First Pain5 | 潜在的な恐怖心、下腹部に鈍痛が発生 |
愛して愛して愛して6 | 焦燥感、顔面全体に発生する鈍痛 |
およげたいやきくん7 | 高揚感、右腕の感覚の喪失 |
アプリコット8 | 浮遊感、息苦しさ |
天国へ行こう9 | 全身の感覚の喪失、無念、苦しみ、諦念 |
15件省略 | |
ハッピーエンドじゃ愛せない10 | 空虚、首の圧迫感 |
楽曲と想起する感情には共通性はないとされています。また、村木 悠大氏の死因は絞首に由来する窒息死、村木 康太氏の死因は縊死であることが確認されています。両名の死体に打撲痕や引っ搔き傷が残っていたことは特筆すべきです。
補遺: SCP-2270-JP及び該当の死体は、該当するカラオケ店舗の店員によって発見されました。発見時、死体は笑みを浮かべていたと証言していますが、腐敗が著しく進んだ現在、調査は不可能であるとされています。これ以上の腐敗死体の放置は調査の妨げになるとしてサイト-81NUの共同墓地に埋葬されました。
また、死体の身元の調査の過程で、村木 康太氏が居酒屋にて飲酒時に暴行事件を起こしていたことが判明しています。これを受けてSCP-2270-JP内の監視カメラの調査を行った結果、村木 康太氏が村木 悠大氏に対して虐待を行っている様子が確認されています。
SCP-2270-JPとの因果関係は調査中です。
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- portal:7178014 (30 Dec 2020 05:31)
人名が完全にそのままなのに違和感を感じた点、カラオケで歌うには似つかわしくない曲が、少し多い点を感じました。それと、わがままなんですが、異常性発見時の状態もできればあった方が内容が繋がるような感じがしたので、あった方が嬉しいです。完成待ってます。
批評ありがとうございます。
過去にもこのような状態で記事を書いて投稿しているのでこのままでいきます。
ここについてですが、個人的にはあまり変えたくないんですよね。意外とそれぞれに明言しない/する気のないものですが意図を仕込んでいるので。あまりにも指摘が多かったら変えることも検討しようと思います。
ここらをいろいろ書き足します
執筆お疲れ様です。以下、読後の疑問点になります。
手がかりのみを散りばめ結論を記載しない手法は(誤伝達部門やミーム汚染対策など、結論の明確な記載が不可能な状況ではないため)不自然に感じました。 財団にとって事件そのものは重要ではない、という意味であれば遺体や事件に対する婉曲的言及のみ多い点が気になりました。
カラオケ店員は時間連絡に応答がない時点で遺体を発見するため、警察への通報と財団による収容(あるいは警察による遺体の回収)は一日以内に行われると想定できます。また、死因特定がなされているということは検視解剖が行われているため、やはり遺体は通常通り冷暗室にて保存されるのではないでしょうか。
異常性は遺体の損壊状況=死の直前の状況と直結しているため、異常性研究の観点から特筆すべき点は異常性と遺体の傷を比較した一覧などのように感じます。
村木 悠大氏が笑みを浮かべる理由は記事中からは読み取れませんでした。
また、「壁に尿」とありますがこれは酒癖の悪さの一例でしょうか。頻繁に軽犯罪に抵触するほどの酒癖の悪さであれば、それを放置していた倫理観からも本人に自死するほど強い罪悪感がある点には不自然さを感じました。
以上になります。
批評ありがとうございます。以下返信になります。
これについての記述を消そうと思います。
これについては回収するということを忘れていました。今思うと何で回収してないんだろうな、と思うので書き換えようと思います。
確かにその通りですね。追記します。
書き換えます。
笑っていたのは康太氏ですね。書いておきます。
その通りです。また、壁に尿ではなく、床に尿(縊死したときに筋肉の弛緩が起こって発生したもの)です。
掘り下げていきます。
拝読しました。
実際はないところもあるとは思いますが、防犯カメラがついているかもしれないカラオケで虐待するのはリスキーだと思いましたが、悪い父親ということでそのあたり気にしないのでしょうか。
あと一応軽く曲の歌詞について調べたのですが、親子でカラオケに行って歌う曲なのか?と疑問に思いました。もちろん悠大氏が好きな曲を歌えなかったことは考えられますし、若いのでボカロ曲を入れるのは不思議ではありませんが、たいやきくんが異色な気がします。
きくお氏の曲は知っていますが、少なくとも私にとって選曲の基準や理由(メタ的なものを含む)があまりよく分かりませんでした。
また、その異常性に気づくのもなかなか難しいと思いました。
それと虐待していた父親が首をつって死体が笑顔を浮かべていたというのは何故なのかとも思いました。打撲があるのも謎でした。それも異常性による行動なのでしょうか。
タイトルは「黙れと殴られた子どもが口に出せなかった思いが曲に現れた」というかんじなのかな、と思いました。
的外れな事を言っていたら申し訳ありませんが、執筆のお手伝いになれば幸いです。