SCP下書き 幸せそうな家庭なのに

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP周辺はカバーストーリー「取り壊し予定地」を用いて封鎖します。内部の監視のため、SCP-XXXX-JPの内部に死角が生じないように小型のカメラを設置します。SCP-XXXX-JP-1、-2の音声の拡散を防ぐため、SCP-XXXX-JPの周辺には防音設備を設置し、音声が拡散しないようにします。

説明: SCP-XXXX-JPは██県██市に存在している推定築██年と考えられる一軒家です。SCP-XXXX-JPの表札には「██」と記述されており、調査の結果、██という人物は2年前に引っ越してから行方不明となっていることから、これ以上の情報は不明です。

SCP-XXXX-JP内には5歳程の男児(以下、SCP-XXXX-JP-1)と40代後半とみられる男性(以下、SCP-XXXX-JP-2)が存在しています。SCP-XXXX-JP-1及びSCP-XXXX-JP-2は食事を必要とせず、意思疎通が可能です。また、SCP-XXXX-JP-1、SCP-XXXX-JP-2は異常性を有することと、以前居住していた██ 光氏1、██ 直人氏2と容姿が一致している点以外に異常な点は見られません。

SCP-XXXX-JPは毎日午後4時から午後5時の間にかけて活性化します。SCP-XXXX-JP活性化時、SCP-XXXX-JP内では、一連のイベントが進行します。このイベントは活性化終了と共に終了します。このイベント終了後、新たなSCP-XXXX-JP-1個体がSCP-XXXX-JPの玄関からSCP-XXXX-JP内に侵入します。

イベント: イベント進行は、以下のように行われます。

フェーズ イベント内容
1 SCP-XXXX-JP-2がSCP-XXXX-JP-1を攻撃する。
2 SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JP-2から攻撃されてから5分後、SCP-XXXX-JP-1の身体が発達し、この時点で10歳程になる。
3 SCP-XXXX-JP-2がSCP-XXXX-JP-1から攻撃される。この時点でSCP-XXXX-JP-1の身体は13歳程になる。
4 SCP-XXXX-JP-1が台所に移動して特定の出刃包丁を回収する。この時点でSCP-XXXX-JP-1の身体は15歳程になり、不明な人物の遺体が出現する。
5 SCP-XXXX-JP-1が出刃包丁でSCP-XXXX-JP-2を攻撃する。攻撃の際、SCP-XXXX-JP-2が出刃包丁で攻撃された部位は██ 直人氏に縁のあるランダムな物体(以下、SCP-XXXX-JP-2-A)に変化する。
6 SCP-XXXX-JP-1が、SCP-XXXX-JP-2-Aを使用する。このとき、SCP-XXXX-JP-2-Aを使用する度、SCP-XXXX-JP-1の身体はSCP-XXXX-JP-2に近づいていく。
7 SCP-XXXX-JP-1が出刃包丁を用いてSCP-XXXX-JP-2を刺殺する。SCP-XXXX-JP-2刺殺後、SCP-XXXX-JP-1の身体及び、記憶、人格、遺伝的情報はSCP-XXXX-JP-2のものと同一になる。これにより、SCP-XXXX-JP-1は完全にSCP-XXXX-JP-2と成り代わります。
8 SCP-XXXX-JPが非活性化し、SCP-XXXX-JPの玄関から新たなSCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JP内に侵入する。

**補遺1: SCP-XXXX-JPは20██/██/██に収容違反したSCP-████-JPの収容の際、聞き込みを行なっている際、調査を担当していた財団エージェントにより異常性が発覚したことで発見され、収容に至りました。後の内部調査の結果、内部には███gのコカイン、██ 美波氏3の血液の付着した出刃包丁、幼児向けの雑誌4と一冊の日記が発見されています。日記の内容は極めて乱雑であり、解読は難航しています。

補遺2: 以下は活性時のSCP-XXXX-JPのイベント進行を記録したものです。

映像記録-XXXX-01


記録日時: 20██/██/██ PM:4:00~PM:5:00


<再生開始>

SCP-XXXX-JP-2がSCP-XXXX-JP-1の顔面を複数回に渡って平手打ちする。平手打ちするとき、SCP-XXXX-JP-2はSCP-XXXX-JP-1に向けて怒鳴りながら繰り返し罵言5を発言する。SCP-XXXX-JP-1は繰り返し「ごめんなさい」や「もうしません」、「僕が悪かったです。」とSCP-XXXX-JP-2に向けて発言している。SCP-XXXX-JP-2は「許してやろうか?」とSCP-XXXX-JP-1に向かって発言する。SCP-XXXX-JP-1は泣きながら顔をあげ、「ありがとうございます」とSCP-XXXX-JP-2に向かって発言する。直後、SCP-XXXX-JP-2がSCP-XXXX-JP-1の顔面を複数回に渡って殴る、蹴るなどの暴行を加える。SCP-XXXX-JP-2がSCP-XXXX-JP-1の腹部を複数回殴り、SCP-XXXX-JP-1が嘔吐する。

[5分経過]

SCP-XXXX-JP-1の身体が発達し、10歳程の容姿になる。SCP-XXXX-JP-2はSCP-XXXX-JP-1に対して「気持ち悪い」や「止めろ」と発言し、SCP-XXXX-JP-1の腹部や脚部を執拗に拳で殴打する。SCP-XXXX-JP-1は「許してください」や「もう止めて」と発言する。SCP-XXXX-JP-1の身体には複数の内出血の痕や傷口が見える。

SCP-XXXX-JP-1の手元に████社製の木製バットが突如出現する。SCP-XXXX-JP-2は木製バットを見ると同時に頭を抱え、呻き声をあげる。SCP-XXXX-JP-1は木製バットを用いてSCP-XXXX-JP-2の頭部を10回程叩く。SCP-XXXX-JP-2は抵抗する素振りを見せず、SCP-XXXX-JP-1に対して謝罪をする。SCP-XXXX-JP-1は笑いながらSCP-XXXX-JP-2をみる。SCP-XXXX-JP-2はSCP-XXXX-JP-1に「許してください」と複数回発言する。直後、SCP-XXXX-JP-1は更にSCP-XXXX-JP-2に暴行を加える。この時、SCP-XXXX-JP-1の身体及び容姿は13歳程に変化している。

SCP-XXXX-JP-1が台所に向かって移動する。この時SCP-XXXX-JP-2はうずくまりながら不明瞭な発言を繰り返している。4分後、SCP-XXXX-JP-1が台所から出刃包丁を持ち出してSCP-XXXX-JP-2に向かって移動する。台所からSCP-XXXX-JP-1が退出した後、突然身元不明の女性の死体が出現する6。SCP-XXXX-JP-2が死体を見ると同時に後悔や懺悔等の発言を2分間の間繰り返し発言した。この時、SCP-XXXX-JP-1の身体及び容姿は15歳程に変化している。

SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JP-2に近寄り、出刃包丁でSCP-XXXX-JP-2の右肩、左手、大腿を刺す。SCP-XXXX-JP-1が出刃包丁を用いて攻撃したSCP-XXXX-JP-2の部位はSCP-XXXX-JP-2-A7に即座に変化した。SCP-XXXX-JP-2は苦しむ様子を見せるが出血は見られない。この時、SCP-XXXX-JP-1の身体及び容姿の変化は見られなかった。

SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JP-2-Aを使用する。SCP-XXXX-JP-2-Aを使用する度にSCP-XXXX-JP-2はSCP-XXXX-JP-1に止めるように説得しようとするも、SCP-XXXX-JP-1によって攻撃されて説得は失敗に終わっている。また、SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JP-2-Aを使用する度にSCP-XXXX-JP-1の身体や容姿がSCP-XXXX-JP-2に徐々に近づいている様子が確認される。

SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JP-2の傷の手当て、介抱をし、SCP-XXXX-JP-2を抱えて寝室のベッドに置く。直後、SCP-XXXX-JP-2の傷は回復し、SCP-XXXX-JP-2の傷は30秒程で完治する。SCP-XXXX-JP-1は冷蔵庫からおにぎり8をとりだし、SCP-XXXX-JP-2に手渡す。SCP-XXXX-JP-2は泣きながらおにぎりを10分かけて摂食する。摂食後、SCP-XXXX-JP-2は感謝をSCP-XXXX-JP-1に伝える。

SCP-XXXX-JP-1が出刃包丁を所持した状態でSCP-XXXX-JP-2に接近する。SCP-XXXX-JP-2はSCP-XXXX-JP-1に複数回謝罪し、出刃包丁を捨てるように説得する。SCP-XXXX-JP-1は出刃包丁を手から落とすが、SCP-SCP-XXXX-JP-1は説得を拒否し、出刃包丁を左胸に突き刺す。出血及びSCP-XXXX-JP-2-Aは発生せず、左胸に出刃包丁を突き刺すとともにSCP-XXXX-JP-1の容姿が近づいていっている。その後、SCP-XXXX-JP-1は連続してSCP-XXXX-JP-2の喉仏とこめかみ、大腿、脇腹に出刃包丁を突き刺す。SCP-XXXX-JP-1が出刃包丁を突き刺す度にSCP-XXXX-JP-1は老化し、この時点でSCP-XXXX-JP-1の外見は45歳程に変化している。この変化後、5分37秒間SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JP-2に向かって不明瞭な発言を繰り返す9。この時、SCP-XXXX-JP-2は呻き声をあげながらすすり泣く様子が確認される。SCP-XXXX-JP-1が発言を終えると同時にSCP-XXXX-JP-2の鳩尾にSCP-XXXX-JP-1が出刃包丁を複数回突き刺す。SCP-XXXX-JP-1の容姿はSCP-XXXX-JP-2のものと完全に同一のものに変化し、完全に成り代わった様子が記録されている。

SCP-XXXX-JPの活性化が終了する。活性化と同時にSCP-XXXX-JP-2の死体及び身元不明の女性の死体は消失し、SCP-XXXX-JPの内部の血痕等が消える。玄関のドアが開く音と同時に新たなSCP-XXXX-JP-1が侵入する。

<記録終了>


終了報告: 現在のSCP-XXXX-JP-2の人格などについての聞き込み調査の実施を要請します。

補遺3: SCP-XXXX-JP-2へのインタビュー記録


SCP-XXXX-JP-2へのインタビュー記録
20██/██/██
担当者: エージェント・堺

<記録開始>

エージェント・堺: では、SCP-XXXX-JP-2、インタビューを開始します。

SCP-XXXX-JP-2: わかりました。

エージェント・堺: あなたの住宅内の様子を見てみたところ、このような映像が記録されていたのですが、このときのあなたの身体的な変化及び記憶の影響についてお聞きしたいのですがよろしいでしょうか?

SCP-XXXX-JP-2: 分かりました。順を追って説明しますね。

エージェント・堺: 分かりました。

SCP-XXXX-JP-2: まず身体的な変化について説明します。私が使用したものは異常なものであることはご存知ですよね。

エージェント・堺: ええ。

SCP-XXXX-JP-2: あれは私の前の父に由来するものなんです。あれを使うと私達は身体的に成長するんです。まあ、個体ごとに成長スピードは異なりますが。

エージェント・堺: 成長するとき、一体どのように成長するのでしょうか?

SCP-XXXX-JP-2: 気が付いたら成長してるので分かりませんね。逆にあなた達は自分の身長が伸びたとき、その感覚を実感できますか?

エージェント・堺: …分かりました。では記憶の影響について教えてください。

SCP-XXXX-JP-2: はい。記憶に関しては、私が、前の私の父を、殺害した際に私の頭の中にこう、ぶわーっていう感じで溢れ出てくるんです。

エージェント・堺: 他に分かることは?

SCP-XXXX-JP-2: すいません。これ以上は分かりません。

エージェント・堺: 分かりました。インタビューを終了します。


終了報告: インタビュー終了後、以降出現した計10体のSCP-XXXX-JP-1及びSCP-XXXX-JP-2の遺伝子検査を実施したところ、全てのSCP-XXXX-JP-1の遺伝的情報は完全に別であるにも関わらず、全てのSCP-XXXX-JP-2の遺伝的情報は完全に一致するという結果になりました。このことから、SCP-XXXX-JP活性化終了時に出現するSCP-XXXX-JP-1個体は何らかの方法により選出され、SCP-XXXX-JP-1に変化されたものと考えられます。

補遺4: 第██回SCP-XXXX-JP内部調査の際、寝室のベッドの隙間に一通の手紙が挟まっていることが判明しました。以下はその手紙の内容です。

財団の皆さんへ

こんにちは。私はネグニズム協定という団体の代表です。この家のかつての住人である██ 光さん、██ 直人さんは私達のメンバーの一員でした。ですが、明らかに杜撰な虐待を行っていたため、メンバーから追放しました。██ 光さんはそのまま死亡しましたが、██ 直人さんはまた私達のメンバーになりました。彼は子供を誘拐して、自宅に連れ込み、虐待をしていたんです。彼がちゃんと虐待をしていたため私達は考えを改め、再び迎え入れました。そこからというもの、彼は虐待をしては誘拐してを繰り返してました。私達は何か彼の手助けに、と考え、この家を建てました。私達の技術では毎日一人の子供、それも身寄りの無い子供や誘拐された子供を転移させることしかできませんが、それでも彼は喜び、毎日嬉々として虐待をしていました。でもある日、家が変化しました。異常に気付いた私達は直ぐに彼の元に向かいました。彼は転移してきた子供に虐待されてました。私達はその様子を間近で見てましたが、とても素晴らしい虐待っぷりでした。気が付いたら見いってしまう程の虐待でした。虐待中、私達はあることに気付きました。よく見てみると子供の姿は██ 直人さんの姿と同じになっていました。どんなに素晴らしい虐待であっても私達はあの家ごと██ 直人さんとあの子供を棄てました。おそらく今も素晴らしい虐待をしていると思うと心が躍ります。それと同時に、あなたたち財団には迷惑をかけますが、あの家を保護してください。ではまた。

          ―[判別不能]

この手紙に書かれている「ネグニズム協定」という団体について調査が行われています。


scp jp euclid ループ 死体 時間 人工 建造物 記憶影響 儀式



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執筆者: teruteru_5
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批評コメント: 8

最終更新: 16 Mar 2021 12:38
最終コメント: 16 Mar 2021 12:38 by teruteru_5

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