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アイテム番号: SCP-774-JP-J
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-774-JP-Jは購買部にて購入できます。保存時は常に-10℃を保ち、SCP-774-JP-Jが傷むのを阻害してください。
暴露者が確認された場合は記憶処理を施し、適切なカバーストーリーを流布してください。
SCP-774-JP-Jの呼称として『SCP-774-JP-J』を含めたいかなる名称も用いることは原則として禁止されています。この書類内では便宜上『SCP-774-JP-J』を本オブジェクトを指す言葉として使用していますが、実際の取り扱いでは推奨されないことを考慮してください。
説明: SCP-774-JP-Jは直接間接問わず、対象を認識した人物(以下暴露者)に対象の呼称(以下SCP-774-JP-J-A)に関して議論を行わせる食品です。しばしば議論は暴力沙汰にまで発展します。
暴露者へのSCP-774-JP-Jの影響は記憶処理によって取り除くことが可能です。ほとんどの場合、再暴露時のSCP-774-JPの呼称は同一です。
現在までSCP-774-JP-J-Aは200種類以上確認されています。
インターネットミームから脱する画期的なあいであ
映像記録SCP-774-JP-J
以下はSCP-774-JP-Jに暴露した研究員2名が本オブジェクトの担当者である鈴岡研究員を人質にし、SCP-774-JP-Jのアイテム番号の変更を求めた際の映像記録です。
〈記録開始〉
エージェント嶋田: 大人しく鈴岡研究員を解放しなさい!
[鈴岡研究員がもがく、口にはSCP-774-JP-Jが詰められている]
岩田研究員: うるさい!何がSCP-774-JP-Jだ、俺は収容に携わったから分かるがあれはどう考えても SCP-1210-JP-Jの1種だ。
藤江研究員: 何?お前、騙したな!SCP-774-JP-Jは間違っているから SCP-1132-Jに変えさせると言ったじゃないか!
岩田研究員: 変えさせるとは 言ったがSCP-1132-Jとは私は一言も言っていない!
エージェント嶋田: 仲間割れしてます、今です!確保!
エージェント賀川: 了解!
エージェント黒井: ……拒否する。言われて見ればそうだ、話を聞いたときから俺もこいつのナンバーには違和感がある。
エージェント嶋田: なんですって!
エージェント黒井: あれはSCP-055-DE-Jの類いだ。周囲の人物を過度な興奮状態にする異常性を持った食品なのだろう。だとしたらまずい、すぐに分類を変えさせる必要がある。サイト-19に連絡を…
エージェント嶋田: っ暴露してる……新規暴露者確認!状況悪化の恐れあり、エージェント黒井を制圧対象に追加!
エージェント賀川: 誰でもいいから早く来て!っ暴れるな!
藤江研究員: 離せ!畜生!
岩田研究員: 今に見てろ!分類ミスで収容違反して痛い目見るのは御免だからな!
[3人はエージェント賀川らに連行される]
エージェント嶋田: 鈴岡さん、大丈夫ですか?
鈴岡研究員: とりあえず……大丈夫です。食わされたのの中身がつぶあんだったのがちょっと嫌でしたね、ははっ、こしあんかクリームがよかった……なんて。
エージェント嶋田: 問題なさそうですね。ですが万が一もありますから検査の方に、後はこちらで処理します。
〈記録終了〉
SCP-774-JP-Jに関して鈴岡研究員により以下の意見書が提出され、SCP-774-JP-J関連呼称の使用縮小が一時的に許可されました。SCP-774-JP-Jの収容をより円滑に行うための意見は常時募集されています。
補遺: 鈴岡研究員の意見書
私はSCP-774-JP-Jを『人間の思考に影響を受けてその名称を決定させようとするもの』だと推測します。
そして暴露者間の抗争はそれを指し示す『名称』が残っている限り永遠に失われることはないとも推測します。
我々はあの怪物を『SCP-774-JP-J』と名付けてしまいました。我々が普段SCiPの分類として扱っている記号を、新しくあのタベモノの名前として名付けてしまったのです。たとえオブジェクトナンバーの変更を行ったとしても、過去にSCP-774-JP-Jがアレの名前として名付けられた事実は変わりません。『SCP-774-JP-J』としての名称がそのまま残ってしまう可能性、新規ナンバーへの再振り分けを試みる新勢力の発生も確認されています。『アレ』の名前はいまだに分かれ続けており、統一させるのは非常に困難な点も十分に考慮するべきです。
私は、SCP-774-JP-J関連呼称の使用縮小を求めます。完全な対応が出来ないうちは我々はあの菓子を、SCP-774-JP-Jとも、大判焼き1とも、今川焼き2とも、回転焼き3とも、浅草焼き4とも、揚げまんじゅう5とも、あじまん6とも、あづま焼き7とも、尼い出焼き8とも、甘太郎焼き9とも、あまやき10とも、あんこ饅頭11とも、えびす焼き12とも、円盤焼き13とも、黄金饅頭14とも、お竹饅頭15とも、オバントック16とも、おやき17とも、おやつ饅頭18とも、回転饅頭19とも、カスタードパンケーキ20とも、がめこもぢ21とも、カルチャー焼き22とも、画廊まんじゅう23とも、義士焼き24とも、きんつば25とも、栗まんじゅう26とも、御座候27とも、小判焼き28とも、蜂楽饅頭29とも、蜂来饅頭30とも、御紋焼き31とも、しばらく32とも、じまん焼き33とも、人工衛星饅頭34とも、ずぼら焼き35とも、ずんどう焼き36とも、太閤焼き37とも、太鼓まん38とも、太鼓焼き39とも、大幸焼40とも、大砲焼き41とも、太鼓饅頭42とも、大文字焼き43とも、太郎焼き44とも、ちゃっぽろ焼き45とも、天輪焼き46とも、東海道47とも、どてきん48とも、巴焼き49とも、ドラムスコ50とも、どりこの焼き51とも、どらこ焼き52とも、どら焼き53七尾焼き54とも、七越焼き55とも、二重焼き56とも、花見焼き57とも、ぱんじゅう焼き58とも、パンセポンセ59とも、日切焼60とも、びっくり饅頭61とも、ヒット焼き62とも、ピーパン63とも、ふうまん64とも、武家まん65とも、夫婦饅頭66とも、ベイクドモチョモチョ67とも、ホームラン焼き68とも、ホッペ焼き69とも、満月焼き70とも、まんまる焼き71とも、三笠焼き72とも、めおと饅頭73とも、望月74とも、焼一番75とも、焼きまんじゅう76とも、やなぎ饅頭77とも、横綱まんじゅう78とも、六法焼79とも、日式輪餅80とも、紅豆餅81とも、車輪餅82とも、SCP-1210-JP-Jとも、SCP-055-DE-Jとも、そのほかのいかなる呼称でも呼ぶべきではありません。
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
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任意A任意B任意C-
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- portal:7175206 (28 Jan 2021 12:13)
現状DVです。面白くないなと感じさせる原因として、オチが早すぎることと展開が予想の範疇であることが大きいように思います。
①オチが早すぎる
記事の根幹のオチである大判焼き要素が説明の頭で出てきてしまうため、笑いに繋げるまでのタメが足りません。大判焼きの名称を最後に50種以上出してきていますが、一番最初でネタバレが全部終わってしまっているために「結局大判焼きでしょ?」という風にしか感じられず、読み流してしまいました。
ジョークに限った話ではないですが、最も笑わせたい情報=最重要の情報を出す前には、丁寧な前振りを積む必要があります。例えば「名づけられすぎた」というメタタイトルを活かすのであれば、もっと読者を煙に巻いてSCP-XXXX-JP-1~SCP-XXXX-JP-500まで呼び名があります!のように、めっちゃくちゃな説明をした挙句、最終的に「なんだ大判焼きの話かよ!」と読者に突っ込ませる……という形にするなどです。このネタでは大オチ=ネタバラシの形になると思いますので、説明の頭でこれを明かしてしまうと勿体ないです。
②展開が予想の範疇
説明以降のパートでは滅茶苦茶をやっている感じではありますが、どれもネット上の呼び方問題のネタを拡大したような話に終始しており、意外性がありません。この対立軸以外の対立を作る、あるいは更に規模の大きいバカバカしい論争にしてしまうなど、ネットミーム以外の面白さを記事内で作らなければ、それらの焼き直しという域を出ないかなと思います。
現状の形で残すのは相当厳しいかもしれませんが、最後の脚注山盛りの意見書の部分は視覚的な面白さはあります。最後はこれで落とすという形でもいいかもしれませんが、そこに至るまでの道をもっと丁寧に、もっと徹底して、もっと真面目に、もっと馬鹿らしく敷いてあげるように意識してみてください。ジョークを冗談のように書くよりは、真面目くさった顔で書くほうが面白くなると思います。
ありがとうございます
終盤まで正体を明かさないように改稿しました
拝読しました。あまり面白くありませんでした。
前半部に内容が追加されていますが、本質的に改稿前の問題が解決していないと思います。つまるところオチ部分がいわゆる「今川焼の呼び名論争」で終わってしまっているので、「ネットですでに面白いといわれているネタ」を流用しているという印象がぬぐえません。この問題を解決するには、「呼び名で論争がある」というだけに終始せず、そこから新しい展開を生んでいく必要があると思います。
またkskhornさんが提案されている「SCP-XXXX-JP-1~SCP-XXXX-JP-500まで呼び名があります!」という展開は、もっと抽象的にいうと前半でシリアス感・重大感を散々煽った後に、その正体はくだらないものだったというオチをつけることで落差を出し、その落差で笑わせるという方法です。こういった緊張感によるメリハリはジョークの基本でもあり、SCP-20██.█.██-JP-Jでも活用されています。この展開を作るには前半部でしっかり読者に緊張感を味わってもらう必要がありますが、現行の前半部はそのような緊張感がなく、したがって落差が発生していません。この方針で行くならば、前半でふざけず、あくまで重大な問題あると読者に思い込ませる必要があるでしょう。
また、議論が紛糾する・名前が決まらないという点において結局記事中でも引用されているSCP-1210-JP-Jと内容が被っており、新規性を感じませんでした。
以下形式面の指摘です。
この下書きではところどころに誤った方法で改行が用いられています。報告書では基本的に改行を用いません。詳しくはSCP記事の文体とは?を参考にしてください。
改行を行うのは、パラグラフ(意味段落)が変わるときのみです。また、パラグラフが変わるときは改行するだけではなく、パラグラフ間に一行の空行を設けます。以下に例文を掲載します。
報告書内に太字による強調が含まれていますが、基本的に報告書では太字や色付けによる強調を用いません。ジョークなのでそこまで形式を守る必要はありませんが、この部分の黒字は狙いすぎている印象を受けました。
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
ありがとうございます
まず、新規性を感じないところ及び新しい展開について改善出来るように練り直します
太字なのですが、おそらく特別収容プロトコルの「実際の取り扱いでは…」のことだと思います。これはSCP-774-JPでの表記と同じようにしたものですので、他に指摘が出ない限りこのままにしようと思っています
そのほかの文体の問題点は改善します
全体的に大判焼のネットミームから逸脱できていないように思いました。序盤の宣戦布告や争い、議論での揉め事などはインターネット上で行われているやり取りの延長ですし、これ自体に目新しさはないと思います。どう記事を構成するかは完全に自由だと思いますが、ネットミームを脱する必要はあるでしょう。
シリアス感についてですが、つまりは雰囲気を偽装するということです。ネットミームを表層した大規模な事件を用意するのではなく、作用する厄介さが従来のSCP記事と同じ読後感を作り上げる必要があります。先行例としてはSCP-836-JP-Jが参考になるでしょう。
太字は初期のフォーマット崩れが指摘されない時代のものなので、今の時代に再現すべきではないと思います。
ありがとうございます
もう少し勉強してからまた改稿しようと思います