オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-2432-JPはサイト81██の低危険度物品収容ロッカーに視認出来ないようにした上で収容してください。
説明: SCP-2432-JPは未知の漢字(以下SCP-2432-JP-A)の読み286種類が記された200ページの書籍です。出版元は鐚梶あかじ超常出版と記されています。
SCP-2432-JPを認識した小学校一年修了相当の漢字能力をもつ人物(以下曝露者)はSCP-2432-JP-Aの視認した読みや用例を即座に理解します。曝露者が書いたSCP-2432-JP-AはSCP-2432-JPと同様に曝露を引き起こします。また曝露者は電子機器にSCP-2432-JP-Aを入力することができ、入力されたSCP-2432-JP-Aは同様に曝露を引き起こします。
曝露者が過去に作成した文書はSCP-2432-JP-Aが用いられていたように改変され、改変以降に文書を閲覧した人物はSCP-2432-JP-Aに曝露します。
音声でのSCP-2432-JP-Aの説明や、非曝露者によって書かれたSCP-2432-JP-Aは曝露を引き起こしません。
曝露者に対して記憶処理を行った場合もSCP-2432-JP-Aに関しての記憶は維持され、影響を取り除くことは不可能です。
SCP-2432-JP実例: 以下は曝露者に対してのインタビューの結果得られた、SCP-2432-JP-Aの読み及び意味の抜粋です。SCP-2432-JP-A自体の読みを平仮名で、送り仮名を片仮名で表記しています。字義や用例においてはSCP-2432-JP-Aを黒塗りで示しています。
番号 | 読み | 用例 | 字義 |
---|---|---|---|
01 | あ | 字義不明 | |
02 | あい | █憎 | 期待にそぐわない様 |
03 | あが | 字義不明 | |
04 | あさ | 字義不明 | |
05 | あざ | 字義不明 | |
06 | あし | 字義不明 | |
07 | あス | █す | 明日 |
08 | あヌ | █ぬ | 字義不明 |
完全な記録は別途資料を参照してください。
実験記録SCP-2432-JP
実験記録1
実験内容: SCP-2432-JP-A-2071曝露者が書いたSCP-2432-JP-Aを非曝露者のDクラスに見せる。
実験結果: DクラスはSCP-2432-JP-A-207に曝露した。
実験記録2
実験内容: 非曝露者が書いたSCP-2432-JP-Aを非曝露者のDクラスに見せる。
実験結果: Dクラスは曝露しなかった。
実験記録4
実験内容: SCP-2432-JP-A-512曝露者が口頭で非曝露者のDクラスにSCP-2432-JP-Aを説明する。
実験結果: Dクラスは曝露しなかった。
実験記録14
実験内容: 非曝露者のDクラスである佐藤康正をSCP-2432-JP-A-1373に曝露させる。
実験結果: 被験者の名前の正がSCP-2432-JP-Aに変化。戸籍等においても変化があったためカバーストーリー「誤字」の下、全てのSCP-2432-JP-Aを正に差し替えた。
実験記録15
実験内容: 非曝露者のDクラスである育田典明を名前に関する財団外の戸籍等の記録を全て抹消した上でSCP-2432-JP-A-284に曝露させる。
実験結果: 被験者の名前の育がSCP-2432-JP-Aに変化した。
実験記録14,15を受け氏名の一部の読みがSCP-2432-JP-Aと一致するDクラスを実験に用いる際はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員2名の許可を得ることが義務付けられました。
実験記録16
実験内容: 非曝露者のDクラスである伊久間圭吾を曝露拡大防止措置を行った上でSCP-2432-JP-A-28に曝露させる。
実験結果: Dクラスは通常通り曝露しましたが氏名に変化は見られませんでした。変化が見られる条件の調査が行われています。
追記: SCP-2432-JP-Aの予期せぬ曝露の拡大を防ぐため、曝露者に常用漢字として認識されているものを以下に記載します。以下の対象を用いた実験はできるだけ控えてください。
番号 | 読み | 用例 | 字義 |
24 | いキル | █きる | 命を保つこと |
29 | いのち | █ | 命と同義 |
51 | うム | █む | 分娩すること |
53 | うぶ | █ | 初々しいこと |
62 | おウ | █う | 植物が芽を出すこと |
87 | き | █真面目 | 融通のきかない人 |
112 | しょう | █類 | 動植物 |
137 | せい | █存 | 命を保つこと |
150 | なま | █ | そのままの状態 |
153 | なル | █る | 神聖なものが出現すること |
189 | はエル | █える | 植物が芽を出すこと |
ページコンソール
批評ステータス
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シリーズ-JP所属
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
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- portal:7175206 (28 Jan 2021 12:13)
拝見しました。
SCP-JPの殿堂入り記事に伊れない病という作品があり、この作品のアイディアとかなり重なる部分があります。生の字という馴染み深い漢字がじつはSCPであったというのは新規性を感じますが、今の形から大きくツイストを加えなければ、上の記事と比較されて色よい評価を得られないかも知れません。
伊れない病との共通点は自分でも少し危惧していました。新たな行動が発生する訳ではなかったためそのまま進めていましたがやはり重なりますね。
違う流れを考えて見ます。
まず注釈、要するに
これを一番下に置いてください。
主語が定まっていないため理解しにくい文章が多くみられます。
ここの部分がわかりづらく感じました。
ということでしょうか
異常性が付加されるされないといった文章が並ぶのでとても理解しがたくなっていると思います。一つの段落で全て説明しようとした結果、ここまでわかりにくくなっていると思うので、番号ごとに段落を分けて丁寧に説明するべきだと思います。
SCP-XXX-JP実例:の文章のところが改行したときに1行空けていないようなので空けてください。また文が短いときは改行しないほうがいいと思います。
ここは
でいいのではないでしょうか
ストーリーとしてはSCP-XXXX-JP-Aは「生」という文字で今「生」という文字が使われているのは暴露者日本中に拡散したからというストーリーでしょうか。
現状、SCP-XXXX-JP-Aは「生」というオチが効果的ではないと思います。
SCP-XXX-JP実例の文字は多分「生」という字を使った文字で、これは作者の方が創作して考えたオリジナルの読みだと考えました。(検索して似たようなのが出てこなかったのでそう思いました。もし違っていたら申し訳ありません)
この記事の面白さはオチにSCP-XXXX-JP-Aは「生」という字だった!で読者にインパクトを与えるものであると思います。しかし、SCP-XXX-JP実例で用例をみてもこれが「生」という文字だという伏線になっていないと思いました。実例が作者のオリジナルであればこれを見ても「生」という文字は浮かんでこないでしょう。オチを見ても「そうですか」の一言で終わってしまいそうです。
もっと、オチにつなげるためのさりげない伏線が必要だと思います。例えばオチを知ってもう一度読むと意図が理解できるような描写に出来ればまた変わってくるはずです。
注釈については訂正しました。
段落を分けるのは失念していました改善しました。
異常性の性という字に生が含まれているため使用を避けた結果分かりにくくなっていたので見直させていただきます。
直しました
追加します。インタビュー記録を変更して見ました。
生の読みはオリジナルのもので間違いありません。一応字義は実際に生が持っているものですが伏線にはなりづらいですね。
申し訳ありませんが現段階ではNVとさせて頂きます…
的外れな事を言っていたら申し訳ありません。
まず初めに他の方もおっしゃられていますが伊れない病に似たものを感じ、インタビュー記録でそれが色濃くなっている様に感じました…
伊の方もはじめ考えたり悩んだらと言った表現が含まれどうしても似たり寄ったりという印象を持ちます。
ですので初めは簡単な物でだんだん難しくする、というのはどうでしょうか?私個人としての感覚なのですが生陽の言い方を自分は知らないから知ってるDクラス凄いなと思う程度には少しレベル高いなと思いましので…
インタビューは自分でも気になっていたので意見頂けてありがたいです
既視感の正体がわかりました。変更します。変更しました。
生陽は一応この記事オリジナルの読みなのでそのことがわかりやすいように変更します変更しました。
話の根幹部分は改稿前と同じだと思いましたのでそちらで話を進めさせてもらいます。間違っていたら申し訳ありませんがスポイラーを教えてください。
SCP-2432-JP-Aが「生」である必要性が薄いと思いました。読みが一致する漢字がSCP-2432-JP-Aになったりと生という文字から広げようとしていることは理解できるのですが、なぜ22_ SZK_47さんが数ある漢字の中から生を選んだのかという部分が作中で明かされていなかったのでそこが気になりました。現状「生」でなくても話が無理なく展開できるので、やはり「生」という字でなければできない展開を考える必要があると思います。
再びの批評ありがとうございます
「生」という漢字には読みが実際に158種類あるのでそれをもとに「生」を選んだのですが、それを知らないと分かりようがない記事になっていたと受け止めさせて頂きます。改稿案を考えます。 説明のために画像を追加しました。
変えました
ファイルページ: 表紙改
ソース: http://scp-jp-storage.wikidot.com/file:7175206-3-sqat
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: 表紙改
著作権者: 22_SZK_47
公開年: 2021
補足:
内容に関しては以前Twitterでお伝えしたので省略します。
画像が安っぽく、リアリティに欠けます。空の写真部分も、辞典の表紙の一部なのか、Webで表示する都合上つけられた背景なのか判別できません。前者だとしたら、文字のある部分と空の写真部分の質感が違い過ぎて、文字のある部分が浮いて見えます。
改良案を提示しますが、私はデザインのことは全く分からないので参考程度にしてください。『広辞苑』の第五版、第六版、第七版の装丁のような感じで、文字の背景にテクスチャを合成するといいと思います。「テクスチャ 素材」で検索すれば出てきます。言うまでもありませんが、CCライセンスの付与されていない広辞苑の画像を素材にするのはダメです。『漢語林』や『漢字源』のようなものは、高度なデザインであり真似するのは難しいと思うので……。
ありがとうございます
自分もデザインは全く分からないので助かります。安っぽくならない画像を探してみます。変更しました。