SCP-2938のKeterクラス再分類の提言

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SCP-2938は財団による様々なオブジェクトの研究で、非常に危険な性質を有している事が示唆されています。これまで複数の死者を出しているSCP-173の排出する赤褐色の物質には、SCP-2938と同一の性質を持つ物質が含有されています。SCP-2938は収容違反寸前にあるSCP-035の封じ込めセルを覆う液体の約50%に相当する成分や、致死的な中毒性を有するSCP-597の母乳の70%以上を占める成分、ガンマ線ストリームをも放出するSCP-846の持つ複数のアクセサリーの主要成分等とも性質の一致が完全な一致が見られます。80日以内に地球を居住不可能な環境に変える力を持つSCP-871は、どのような変化を起こしても必ずSCP-2938と同一の成分を含有します。有機物に使用しない状態でのSCP-1853は、SCP-2938の持つ機能と全く差異が見られませんでした。

加えて、SCP-2938は複数の異常存在の出現トリガーとなっています。極めて敵対的かつ非常に危険なクリーチャーを生み出し続けるSCP-354や、多くの船舶を沈めサイト-██を壊滅させたSCP-2770-2が出現する境界も、最も多く含有している物質はSCP-2938と完全に同じ組成であると確かめられています。いかなる状況でも財団職員の接近が禁止されているSCP-2316も、SCP-2938に近似できる物質で満たされた空間に発生しています。後天的に異常性を発現した人型オブジェクトのうち、意思疎通の可能な者全員がSCP-2938と一致する性質を有した物質の摂取経験を告白している事は特筆に値します。

これほど多くのオブジェクトに関連しているにもかかわらず、SCP-2938はSCP-2300に分類されるどのゴーレムとも性質が一致しません。科学的性質が同じであるはずのSCP-317-FRの体組織を代用できない等、SCP-2938と他のSCiPとの関係はより広範かつ詳細に調査されるべきです。

さらに、SCP-2938は人類がSCiPの犠牲となっている要因の一つとも考えられるようになりました。今や完全に凍結されているSCP-087の探査において、SCP-087-1に遭遇したDクラス職員が4名中4名が遭遇前にSCP-2938と同等の液体を摂取していた事は代表的な例と言えるでしょう。人間の良心を弄ぶSCP-1076に影響を受けた親が最も頻繁にオブジェクトへ与えた物質と一致している事も忘れてはなりません。政治的・軍事的な力を持つ人物や財団の関係者を標的とする傾向にあるSCP-1500の影響下に置かれた人間が一切の例外なく、影響されるまでの24時間以内にSCP-2938に等しい物質を摂取している事はもはや無視できません。インシデント303-6にて█████博士が死亡したのも、体内のSCP-2938に相当する物質の割合が許容値を超えて変動したからであると断定されています。現在、SCP-268-JPに綴られるSCP-268-JP-Bの死因の一つとして無視できない割合で現れる液体がSCP-2938と同一ではないかという検証が進められています。収容サイト全体を汚染したSCP-2790は、大部分がSCP-2938と同一の性質を持つ液中で職員と接触していた事が判明しています。

財団はSCP-2938を危険性の高いオブジェクトの収容に用いてますが、これは逆説的にSCP-2938の有害性に関する説を補強しています。財団職員の血の大河の下に眠るSCP-076-2は、最終手段としてSCP-2938相当の物質を96.5%含む液体によって殺害される事になっています。同様に財団に屍の山を築いたSCP-682を収容する溶液も、63質量%はSCP-2938と等しい性質を持っています。SCP-231-7への"処置110-モントーク"の前後にSCP-2938と科学的組成を同じくする物質を摂取させているのを倫理委員会が黙殺している事について、我々は疑問を持たなければなりません。

このような事実に反し、SCP-2938はSafeオブジェクトとして分類されたままとなっています。私は、異常存在の影響から人類を保護する使命のために、SCP-2938のKeterクラスへの再分類を提言します。

- ジャック・ブライト


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