SCP-XXXX-JP あれは確かに俺を見ていた。

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-Aはサイト-81██の人型実体収容室内に収容されています。SCP-XXXX-JP-Aは担当職員に許可を取ることでサイト-81██を自由に移動することが出来ます。しかし、通常通りの職務をすることはSCP-XXXX-JPの消失を招く恐れがあるため如何なる場合においても許可されません。

説明: SCP-XXXX-JPは起源不明の集音マイク付き全方位式監視カメラです。SCP-XXXX-JPは現在存在している如何なる機種と一致せず、どのような構造で機能しているかは判明していません。

SCP-XXXX-JPはエージェント牧尾(以下SCP-XXXX-JP-A)を中心に半径2m範囲内に常に出現しています。特筆すべき点としてこの時、SCP-XXXX-JPの出現地点は必ずしも天井や壁とは限りません。SCP-XXXX-JP-AがSCP-XXXX-JPの出現範囲内から出ようとするとSCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JP-Aの移動速度と同等の速度で移動を開始し、SCP-XXXX-JP-Aを中心に半径2m範囲内を維持します。SCP-XXXX-JPは移動時、浮遊能力や透過能力、破壊耐性などが付与されます。これらの能力をどのようにして付与しているかは不明です。

SCP-XXXX-JPは反ミーム的特性を有しており、SCP-XXXX-JP-Aを含め人々に認識されていませんでした。その為、SCP-XXXX-JPがいつ頃から出現したのかは不明です。SCP-XXXX-JPは別件でクラスW記憶補強薬を服用していた職員によって発見、報告されました。発見直後、SCP-XXXX-JP-Aが特異性の原因と推測され、SCP-XXXX-JPに指定されていましたが、身体検査を実施した結果、SCP-XXXX-JP-Aには如何なる特異性も確認されませんでした。その為、現在の番号に変更されました。

以下はSCP-XXXX-JPの実験記録の抜粋です。

実験記録XXXX-JP-001

実施方法: SCP-XXXX-JPを手で接触する。

結果: SCP-XXXX-JPは接触しようとした瞬間に透過し接触を妨害した。

分析: SCP-XXXX-JP-Aが動かなくとも能力は付与されるようです。ー南那原研究員

実験記録XXXX-JP-013

実施記録: SCP-XXXX-JPにロボットアームを用いて接触する。

結果: SCP-XXXX-JPは接触しようとした瞬間に透過し接触を妨害した。

分析: 人間ではなくとも能力は付与されるようです。ー南那原研究員

実験記録XXXX-JP-024

実施方法: SCP-XXXX-JPに遠距離から銃を撃つ。

結果: SCP-XXXX-JPに銃弾は命中したものの、傷等はつかなかった。

分析: SCP-XXXX-JPは攻撃を受け付けないようです。ー南那原研究員

実験記録XXXX-JP-035

実施方法: SCP-XXXX-JPに水酸化ナトリウムをかける。

結果: SCP-XXXX-JPは水酸化ナトリウムを透過した。

分析: SCP-XXXX-JPは液体も透過するようです。ー南那原研究員

これ以上の実験は不要です。今後の実験の実施を凍結してください。ー白木博士

補遺1: 2021年2月12日にSCP-XXXX-JP-AがSCP-XXXX-JPを破壊する事案が発生しました以下はSCP-XXXX-JP-Aに行われたインタビュー記録です。

対象: SCP-XXXX-JP-A

インタビュアー: 白木博士

[記録開始]

白木博士: 牧尾さん、何故あなたはSCP-XXXX-JPを破壊したのでしょう?

SCP-XXXX-JP-A: ………これ以上我慢できなかったんだ。

白木博士: 我慢とは何に対してのことですか?

SCP-XXXX-JP-A: この現状に対してのことだよ!お前らに分かるか?丸一日中どこの誰かもなんなのかも分かんねぇ奴にトイレの時も風呂の時も見られて、訳の分からない実験に付き合わせられる身の気持ちが分かるのかよ!?

白木博士: 落ち着いてください。SCP-XXXX-JP-A。

SCP-XXXX-JP-A: その名で呼ぶな!俺には牧尾亮って名前がちゃんとあるんだよ!お前らも昔はその名前で呼んでくれてたじゃねぇかよ。

[SCP-XXXX-JP-Aは啜り泣く。]

SCP-XXXX-JP-A: なんでだよ。昔は…昔はもっとちゃんと人として接してくれたじゃねぇか。

白木博士: 落ち着いて。確かに私にはあなたの気持ちはわかりません。しかし、インタビューは行わなければならないのです。

SCP-XXXX-JP-A: …………すまない。

白木博士: では、何故あなたはSCP-XXXX-JPを破壊することができたのですか。透過能力や破壊耐性がある筈ですが?

SCP-XXXX-JP-A: ……ああ、あれは何故か俺だけ触れられるんだよ。それでレンズに包丁を刺して。そしたら浮いてたのが落っこちて動かなくなったんだ。

白木博士: そうですか。あなたは通常、オブジェクトを破壊することがここの方針に反することは理解していましたか?

SCP-XXXX-JP-A: ああ。

白木博士: それで処罰を受けることも?

SCP-XXXX-JP-A: ああ。でも、それでも……今の方がマシだ。

[記録終了]

補遺2: SCP-XXXX-JP-AがSCP-XXXX-JPを破壊した日と同日、同時刻に南那原研究員が死亡していたことが判明しました。南那原研究員の両眼球には刺傷があり、SCP-XXXX-JP-A破壊との関連性を現在調査中です。調査にあたり、南那原研究員の居住していた住居内を探査したところ、幾つかのアルバムが発見されました。アルバムには、SCP-XXXX-JP-Aが写された写真が大量に載せられていました。


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