アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-Aは専用エリア-8159(北海道に位置)に、SCP-XXXX-JP-Bは専用エリア-8172(長崎県に位置)にて、ゴム製のベルトで拘束する形で収容してください。SCP-XXXX-JP-A,Bの拘束はいかなる状況でも行われる必要があります。非常電源の設定など、各種設定の順位を最優先に設定しておいてください。
説明: SCP-XXXX-JPは、矛(SCP-XXXX-JP-Aに指定)と盾(SCP-XXXX-JP-Bに指定)からなるオブジェクトです。SCP-XXXX-JPは記録では明治末期に作られたとされていますが、検査では紀元前300年に作られたという結果が出ています。これらの情報から、SCP-XXXX-JPは韓非子に登場する矛盾の物語を由来にしていると推測されます。
SCP-XXXX-JP-AとSCP-XXXX-JP-Bには、お互いに引かれ合い、同じ場所に集まろうとする異常性があります。この異常性により、SCP-XXXX-JP-AとSCP-XXXX-JP-Bは常に100km/hの速度で移動をしています。SCP-XXXX-JP-A,Bは自身の移動が長時間妨害された時、自身を妨害している物を何かしらの方法を使って破壊します。この時使われる方法は、自然災害や、テロなどの人間によって引き起こされる物など、様々な方法が選ばれます。SCP-XXXX-JP-A,Bは移動中に移動を妨害された場合、SCP-XXXX-JP-A,Bがそれぞれ持つ異常性を使用します。
SCP-XXXX-JP-AとSCP-XXXX-JP-Bは、両者の距離が一定以上に縮まると、周囲に異変や被害を引き起こす異常性を有しています。この異常性は、縮まった距離が長ければ長いほど強くなり、周囲に起こる異変や被害のレベルも上昇します。
SCP-XXXX-JP-Aを用いて物質を突いた場合、その物質の性質・異常性に関係なく突き抜け、破壊する事ができます。この異常性が適応される物質は、空気などの人間が一般的に触れていないと認識される物質を除いた人類が確認できる物質に限られます。
SCP-XXXX-JP-Bは、全ての攻撃に対する完全な耐性があります。この異常性は、他オブジェクトの異常性を無視します。
補遺: 以下の記録は、SCP-XXXX-JP-AとSCP-XXXX-JP-Bの距離が意図せずに縮まった事例を記録として残した物です。
記録XXXX-1-A - 日付2007/01/██ 17:32
状況: SCP-XXXX-JP-Aを最初に収容していたサイト-81██(現在は別の場所に再建築済み)が原因不明の爆発により崩壊、他に収容されていたsafeオブジェクト数体が破壊され、SCP-XXXX-JP-Aは拘束から開放、SCP-XXXX-JP-Bとの距離を1200kmまで縮めた。
結果: SCP-XXXX-JP-A,B間の距離の中心から1200kmの範囲に、異常な砂嵐が吹き荒れ、範囲内に大きな被害をもたらした。
事後: クラスA記憶処理剤を散布し、副作用についてはカバーストーリー"公害"を適用する事で対応した。
記録XXXX-2-B - 日付2009/03/██ 23:53
状況: SCP-XXXX-JP-Bを最初に収容していたサイト-81██(現在は使用されていない)が落雷により停電、非常電源へと切り替わっている間にSCP-XXXX-JP-Bは拘束を解き、SCP-XXXX-JP-Aとの距離を800kmまで縮めた。
結果: SCP-XXXX-JP-A,B間の距離の中心に熱帯低気圧が発生、後に台風化し、日本列島を本来とは逆に横断し消滅した。
事後: クラスA記憶処理剤を散布し、副作用についてはカバーストーリー"公害"を適用する事で対応した。
記録XXXX-3-A - 日付2012/07/██ 07:09
状況: SCP-XXXX-JP-Aを専用に収容していたサイト-81███(現在は使用されていない)がテロ活動の被害を受け半壊し、その影響でSCP-XXXX-JP-Aの拘束が解かれ、SCP-XXXX-JP-Bとの距離を300kmまで縮めた。
結果: SCP-XXXX-JP-A,B間の距離の中心から300kmの範囲に、730μSv/hの放射能が3時間27分放出され続けた。
事後: クラスA記憶処理剤を散布し、副作用についてはカバーストーリー"公害"を適用する事で対応した。
記録XXXX-4-B - 日付2018/09/██ 11:23
状況: SCP-XXXX-JP-Bを専用に収容していたエリア-81██が███████、███:█████によって全壊し、それによってSCP-XXXX-JP-Bの拘束が解かれ、SCP-XXXX-JP-Aとの距離を100kmまで縮めた。
結果: SCP-XXXX-JP-A,B間の距離の中心から100kmの範囲に、全3体のKeterクラス相当のオブジェクトが出現、負傷者25名・死亡者3名を出した後、財団によって確保された。
事後: クラスA記憶処理剤を散布し、副作用についてはカバーストーリー"公害"を適用する事で対応した。負傷、死亡の理由については、カバーストーリー"不慮の事故"を適用する事で対応した。
臨時記録XXXX-5-A,B - 日付2022/10/██ 14:02
状況: SCP-XXXX-JP-Aを占用に収容していたエリア-8159、SCP-XXXX-JP-Bを専用に収容していたエリア-8172の二つで原因不明のシステムエラーが発生。SCP-XXXX-JP-A,Bの高速が解かれ、両者の距離が0kmまで
結果: [テキストが未記入です。]
事後: [テキストが未記入です。]
— キジハココマデ —
最初期に作ったページなのでコメントがカオスですが、気にしないでくだせえ。
記録だけのシンプルな報告書です。世界滅亡エンド。
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7072410 (01 Dec 2020 07:57)
コンテストにでも出そうかなあ
・説明部の箇条書きになっている所は、普通に文章にしても良いかもしれません。
・D-クラスと表記されている部分はD-8135のようにID表記にした方が良いかもしれません。
・実験記録XXXX-3でscipと表記されている所はオブジェクトという表記にした方が良いかもしれません。また、結果(10cm)と結果(5cm)の間も一行分開けた方が読みやすいです。
テーマとしては面白いですが、オチの予想が何となくついてしまうのが少々残念です。もう少し工夫がなされているとさらに面白くなると思います。
拝読しました。
現状ですとDVです。古事成語の矛盾をオブジェクトにしただけとしか思えず、面白みを感じませんでした。「あれSCPだったのか…」系の記事はそれだけではあまり面白くないのでもう一捻り必要です。
例えばこのSCPですとこのオブジェクトでどのような惨劇が起きたのかを事件記録や発見経緯で伝えてホラーなり胸糞なりにしても良いですし、ユニークな異常性を追加してギャグやシュール系にしても良いと思います。このアイディア自体は割と自由に広げられると思うので頑張ってみてください。
オチなどはじっくり考えます。
2021/3/27から
この矛と盾をきっかけに財団が日常生活の「矛盾」をあつめたら、あれ?政治家さんがいない!みたいな社会風刺を入れてもいいし、
矛盾が多すぎて、収容しきれないぞ!みたいなのでもいいし。
とにかく、矛盾という面白いテーマを見つけたのなら、矛と盾に限らず、色々やってみたほうがおもしろいと思います。
今のままだと、DVです。
だいぶ面白くなりましたが、まだ「SCP的書き方」が十分ではない気がします。
あと注釈の「組織名は伏せます」は不必要、███で隠せば十分だと思います
流石に折り畳みだけの報告書はどうかと思いますよね…
なので書き方を変えて財団的な書き方にしました。
ここは、
こちらになるかと思います。
{修正箇所}
-発見経緯の中の価格
-中央線の位置
-画像との互換性を確保
矛の画像探してきました
↓リンク
http://arms.cybrary.jp/db/longhandle/spear/mao.html
↓利用規定
http://arms.cybrary.jp/info/copy.html
大丈夫…なはずです。
無事に貼れました。
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