後先知らず
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの周辺には監視員を2名配備します。SCP-XXXX-JPの周囲は監視カメラにて常時1名が監視を行い、侵入者を認めた場合は直ちに監視員に拘束されます。

周辺地域にはカバーストーリー「不動産管理地」を流布されます。

説明: SCP-XXXX-JPは侵入時に発生する異常時空です。財団は、行方不明者の捜索の際にSCP-XXXX-JP内に侵入した警察所属のフィールドエージェントの通報が入ったことで異常性を初認識しました。以降複数回の探索が行われた結果、SCP-XXXX-JP内のみ時空間異常を発生させていることが判明しましたが、人的損失の拡大から現在捜査は許可されていません。

詳細は以下を参照してください。

調査記録 - 20██/09/22 - 前半:

: 音声ログ - 20██0922dbmclf**

日付: 20██/09/22

通信者:
(通報)エージェント・██(Agt.██)、輪島博士
(第一次)探索隊「神隣」甲-1、甲-2、甲-3、甲-4

探索隊: 探索隊「神隣」

司令: 輪島博士

対象: SCP-XXXX-JP

備考: フィールドエージェントの通報を受け、回線を財団下の秘匿回線へ直通させている突発的な事象。


[通信換通]
[財団秘匿回線接続完了]
[ログ記述開始]

14:21 - Agt.██: あー、もしもし、通信引き継がれましたか?

輪島博士::** あぁ、つい先ほど引き継ぎを完了した。担当は博士の輪島だ。さて、現在どういう状況下にいるのか端的に説明していただけるか? こちらで現在逆探知を進行中だ。

14:22 - Agt.██: 了解です。えー……まず私は、行方不明者聞き込みの際にマンション内にエントランスの扉を開けて侵入したのですが、扉が閉まると同時に周囲の音が消失したため異常性を認識しました。背後の扉はガラスなため外が見えますが、外部は……一見変わりはないですが風で気や草が動く様子もないですね。人も車も見当たりません。その後に一度退出したのですが扉を開放すると通常通りの光景に戻ります。この現象を鑑みて通報した次第です。

14:23 - 輪島博士: 了解した。今あなたは玄関、あるいはエントランスにいるものと思われるが、内部の確認は行ったか?

14:23 - Agt.██: いえ。内部への通路が非常に暗いため無闇に内部に行くのは危険判断しました。

14:23 - 輪島博士: 了解した。現状も脱出は可能か? 無理であれば内部に管理人や窓があるかどうかの確認をしてくれ。映像がないので口頭で頼む。もし内部へ行かざるを得ないのであればマッピングはこちらで行う。

[複数回Agt.██が扉を開閉する音が響くと同時にその他外部の環境音が断続的に聞こえる]

14:25 - Agt.██:   。音声を拾っているかは不明ですが、このような感じで完全に遮断されます。扉は開閉可能ですね。

14:26 - 輪島博士: 了解した。では建物から退出してくれ。先ほどから逆探知が成功しないんだ。というか退出できるのであれば住所を伝えてくれ。警察隊に偽装させた探索部隊を送る。

14:26 - Agt.██: 了解です。えぇ……住所は、東京都足立区████町██番████-██です。舞台に引き継ぎ次第通常業務に戻ります。

14:26 - 輪島博士: 了解だ。

[部隊が到着する。現場はブルーシートで周囲を隔離し、カバーストーリー「立て篭もりに対する突入」を流布する。Agt.██は通常業務に復帰する]
[以降は探索部隊との通信]

14:47 - 輪島博士: あー、担当の輪島だ。先ほど引き継いだフィールドエージェントから情報入っているとは思うが、そこにあるアパートが今回の探索場所だ。音の関係から、入り口の扉が閉じ切ると異常空間が完成するものと思われる。

14:48 - 甲-1: そうらしいな。Agt.██からそう聞いている。我々の任務は奥へ進みつつ異常性の発見と内情調査か?

14:48 - 輪島博士: そうだ。現状はおそらく次元異常であるということしか判明していない。くれぐれも注意してくれ。侵入完了し次第映像を送ること。

14:48 - 甲-1: 了解した。

[探索隊「神隣」が建物内に侵入する]

14:50 - 甲-1: 隊員4名全員エントランスへ侵入完了した。扉は閉めている。写っているか?

[甲-1が映像を扉へ向ける]

14:50 - 輪島博士: 問題なく写っている。音声も良好だ。電波が遮断されているわけではないようだな。

14:50 - 甲-1: 突入先は暗くて見えない。途中で完全に闇の中だ。いくぞ。

[カメラが突入方向の通路を映すが、途中からは肉眼では先を確認出来ないほど暗い]
[探索隊が突入する。カメラは暗所に入る前に自動的に暗視モードへ切り替わる]

[通信途絶]


補遺: 探索隊「神隣」が暗所へ突入した直後、機能していたカメラ、音声などの一切の通信連絡手段が途絶しました。これらからSCP-XXXX-JP内部は、暗所を境に完全に空間が断絶されるものと見られています。

追記 - 20██/10/12付: 第二次探索隊により、「神隣」が記録した、通信断絶後の映像が回収されました。

回収された調査記録 - 20██/09/22 - 「神隣」撮影:

: 音声ログ - 20██0922dbmclf**

日付: 20██/09/22

探索隊: 「神隣」甲-1、甲-2、甲-3、甲-4

対象: SCP-XXXX-JP

備考: 通信ロスト後の独自探査記録映像。第二次探索隊によって回収される。


[接続ロスト後から開始]
[探索隊が暗所を通り抜ける。通路が映る。明度は十分に確保されており、探索に難はない]

14:53 - 甲-1: すぐに通路と思しき場所に出た。先ほどの暗さは一切ない。通信や映像はどうだ。

14:53 - 輪島博士: 特に障害は起きていない。そのまま続行してくれ。

14:54 - 甲-1: 了解した。ひとまず我々はクリアリングを兼ねて一階から探索を開始する。甲-1、甲-2のA班は左から、甲-3、甲-4のB班は右から探索する。現在起動しているカメラはA班が持つ。B班もカメラを起動し次第探索を開始しろ。

14:54 - 甲-3: 了解。


A班カメラ

14:54 - 甲-1: 左手前から探索を開始する

[A班が左側通路に侵入してすぐの扉を映す。扉にはに101と表記されているのが読み取れる]
[甲-1がドアノブに手を伸ばす]

14:55 - 甲-1: 鍵がかかってる。

14:55 - 甲-2: 当たり前ですね。壊しますか?

14:55 - 甲-1: いや、まだ住人まで異常存在とは限らん。

[甲-1が複数回にわたってノックを行うが反応は見られない]

14:56 - 甲-1: 一度保留だ。別の部屋を見る。

14:56 - 甲-2: 了解。

[ログ終了]

補遺: [任意に追加されるパラグラフ]

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