一次報告書(ログ抜粋)
| 発生日時 |
発生地点 路線/駅 |
備考 |
| 20██/5/9 |
津軽線/青森駅 |
|
| 20██/5/17 |
津軽線/奥内駅 |
|
| 20██/5/23 |
津軽線/蟹田駅 |
|
| 20██/5/29 |
津軽線/瀬辺地駅 |
|
| 20██/6/4 |
津軽線/後潟駅 |
|
| 20██/6/18 |
津軽線/津軽宮田駅 |
財団エージェントから以上の報告を受ける。 |
| 20██/6/22 |
津軽線/油川駅 |
|
| 20██/6/30 |
津軽線/大川平駅 |
監視を開始する。 |
| 20██/7/3 |
津軽線/今別駅 |
天屋博士主導の研究チームを設立。 |
| 20██/7/5 |
津軽線/左堰駅 |
|
| 20██/7/8 |
津軽線/大平駅 |
情報の検閲を開始。 |
| 20██/7/11 |
津軽線/郷沢駅 |
記憶処理処置を開始。 |
| 20██/7/19 |
津軽線/中沢駅 |
|
| 20██/7/23 |
津軽線/三厩駅 |
|
| 20██/7/28 |
津軽線/津軽浜名駅 |
|
補遺: 天屋博士の報告
今のところ一つの駅の被りもなしに、津軽線内の全ての駅でSCP-XXX-JPが観測されている。この1周期のみで現象は落ち着くか、あるいは2周期に入るのかは7/30現在は判断が付かない。一番考えたくない事例としてはた他路線に飛び火していくシナリオである。この場合、記憶処理や情報の検閲が間に合わない可能性が高くなってくる。
追記
なお、8/3に青い森鉄道小湊駅にてSCP-XXX-JPが確認され、以降は青い森鉄道・津軽線での発生事例が確認され始めました。
二次報告書(ログ抜粋)
| 発生日時 |
発生地点 路線/駅 |
備考 |
| 20██/8/3 |
青い森鉄道/小湊駅 |
出現路線が変更される |
| 20██/8/6 |
青い森鉄道/小柳駅 |
|
| 20██/8/10 |
青い森鉄道/矢田前駅 |
|
| 20██/8/15 |
青い森鉄道/浅虫温泉駅 |
|
| 20██/8/18 |
青い森鉄道/三戸駅 |
|
| 20██/8/21 |
青い森鉄道/向山駅 |
|
| 20██/8/25 |
青い森鉄道/陸奥市川駅 |
|
| 20██/8/27 |
青い森鉄道/千曳駅 |
|
| 20██/8/28 |
青い森鉄道/東青森駅 |
|
| 20██/8/30 |
青い森鉄道/清水川駅 |
|
| 20██/8/31 |
津軽線/蟹田駅 |
財団の監視網を外れたため対処が後手に回った。 |
| 20██/9/2 |
青い森鉄道/野内駅 |
監視網を津軽鉄道・青い森鉄道両線に拡大。 |
| 20██/9/3 |
青い森鉄道/筒井駅 |
|
| 20██/9/5 |
青い森鉄道/下田駅 |
|
| 20██/9/8 |
青い森鉄道/北高岩駅 |
|
| 20██/9/11 |
青い森鉄道/諏訪ノ平駅 |
|
| 20██/9/15 |
青い森鉄道/苫米地駅 |
|
| 20██/9/19 |
青い森鉄道/乙供駅 |
|
| 20██/9/21 |
青い森鉄道/三沢駅 |
|
| 20██/9/26 |
青い森鉄道/西平内駅 |
|
| 20██/9/28 |
津軽線/青森駅 |
|
| 20██/9/29 |
青い森鉄道/狩場沢駅 |
|
| 20██/10/1 |
青い森鉄道/小川原駅 |
|
| 20██/10/3 |
青い森鉄道/上北町駅 |
|
| 20██/10/5 |
青い森鉄道/剣吉駅 |
|
| 20██/10/6 |
津軽線/青森駅 |
|
| 20██/10/9 |
青い森鉄道/目時駅 |
|
| 20██/10/10 |
青い森鉄道/野辺地駅 |
青い森鉄道内の駅が制覇される。次の監視路線の選定を行う。 |
| 20██/10/13 |
大湊線/吹越駅 |
財団監視網内で発生したため、プロトコルに沿って対処される。 |
| 20██/10/15 |
大湊線/赤川駅 |
|
補遺: 天屋博士の報告
考えうる最悪なシナリオを辿り、SCP-XXX-JPの発現ポイントは他路線に拡大した。津軽線内での傾向から青い森鉄道線内で監視を行い、迅速な記憶処理を行える体制を整えていたが、蟹田駅への出現を受け後手に回った。これにより、複数線内でランダムに発生することが確認された。過去出現した路線に出現すると推測されるが確証を得るには早いだろう。目下の問題は、人員配置がボトルネックになるのが目に見えているため早急な対応が必要な点と、日を追うごとに発生頻度が上がっている点である。律儀にも新規路線の駅を全て制覇してから他路線に進出する理由は不明である。
追記:
財団は、収容方法が確立できないと判断し、オブジェクトクラスをKeterに確定しました。警察機関所属エージェントおよび、出退勤中、休暇中の職員を利用することで迅速な情報提供を行えるよう、連絡網《名称未定》の構築が成されました。レベル2以上の職員に対し、《》のホットメールを配布します。
三次報告書(ログ抜粋)
| 発生日時 |
発生地点 路線/駅 |
備考 |
| 20██/10/15 |
大湊線/北野辺地駅 |
|
| 20██/10/16 |
津軽線/青森駅 |
|
| 20██/10/17 |
大湊線/陸奥横浜駅 |
|
| 20██/10/20 |
大湊線/金谷沢駅 |
|
| 20██/10/21 |
青い森鉄道/三沢駅 |
|
| 20██/10/23 |
大湊線/有戸駅 |
|
| 20██/10/26 |
大湊線/有畑駅 |
|
| 20██/10/28 |
津軽線/青森駅 |
|
| 20██/10/29 |
八戸線/本八戸駅 |
監視網外であったが《連絡網》の通報から急行したため記憶処理は迅速に進行した。9:37発生 |
| 20██/10/29 |
八戸線/鮫駅 |
1日に2地点で観測されるのは初めてである。10:30発生 |
| 20██/10/30 |
八戸線/白銀駅 |
|
| 20██/11/2 |
八戸線/大喜久駅 |
|
| 20██/11/3 |
津軽線/蟹田駅 |
16:25発生 |
| 20██/11/3 |
八戸線/金浜駅 |
19:40発生 |
| 20██/11/5 |
八戸線/種差海岸駅 |
|
| 20██/11/6 |
八戸線/陸奥湊駅 |
|
| 20██/11/8 |
八戸線/大蛇駅 |
6:57発生 |
| 20██/11/8 |
八戸線/小中野駅 |
7:58発生 |
| 20██/11/10 |
八戸線/長苗代駅 |
|
| 20██/11/13 |
奥羽本線/新青森駅 |
17:38発生 |
| 20██/11/13 |
青い森鉄道/青森駅 |
17:55発生 |
補遺1: 天屋博士の報告
《連絡網》の構築は大きな成果を上げている。しかし、連日のように頻発するSCP-XXX-JPの影響で、かなり多くの人員を対策に吸われている。とうとう1日に2地点でSCP-XXX-JPの観測があった。1地点目のSCP-XXX-JPが発生してから、遅延込みで、我々が通常移動するのと大差ない時間をかけて2地点目に行っている可能性がある。奥羽本線に進出したことで県外に進出する可能性が高まり、その場合は財団はかなりの労力をSCP-XXX-JPに費やすことになるだろう。情報の検閲班にも早急に収容手段を確立するよう求められたが、大湊線の事案で不確定要素が入ってしまったため難しい。今まで新規の路線に進出する際は全駅制覇していたはずであるが、大湊線に関しては下北・大湊ではSCP-XXX-JP-1は出現していない。これに関しては全くもって意図が読めない。
補遺2: 検閲班-湾谷研究員から天屋博士へのメール:20██/11/2
その懸念事項が存在しているのは把握していますが、こちらもシフト制といえど連日膨大な検閲をしているのです。現在のプロトコルでの早期対処が行われている状況でこの仕事量ですと、早々に対処しなければ(県外に進出した場合も鑑みて)業務がオーバーフローします。監視対象がSNS上のみに留まらなくなった場合、エリア規模の記憶処理プロトコルの申請が必要となります。重ねてプロトコルの改訂を要求します。
追伸: 下北・大湊でSCP-XXX-JPが発生しなかったのなんて、恐山付近なので彼岸に行きたくなかったからとかじゃないんでしょうか。
経過
三次報告書以降、奥羽本線(津軽湯の沢まで)へ進出したSCP-XXX-JP-1は青森県外への進出はせず、津軽鉄道、五能線(大間越)、弘南鉄道江南線、北海道新幹線奥津軽いまべつ駅の順に出現しました。
補遺1: 天屋博士の報告書抜粋
SCP-XXX-JP-1は青森県に大きな執着があるようであり、県外への進出はしないようである。願わくばこのまま青森県内で収束していただきたいのだが、頻度が毎日、場合によっては1日に2度も発生するため記憶処理材の消費が増加する一方である。コスト的にもかなり厳しく、検閲班からも何度も突き上げを食らっているためこのまま収容プロトコル制定まで持っていきたいものである。弘南鉄道大鰐線に出現しない理由は不明である。
補遺2: 検閲班-湾谷研究員から天屋博士へのメール:20██/12/3
報告は受けているかと思いますが、大館駅・新青森駅・弘前駅でSCP-XXX-JPが観測されました。サイト管理官へのエリア拡大と研究班の増員を申請してください。-湾谷
補遺3: サイト管理官から天屋博士への通達:20██/12/7
SCP-XXX-JPの秋田県進出に伴い、提出された特別収容プロトコルは棄却されました。観測を続行してください。
経過
進出路線
奥羽本線(陣馬~院内)、田沢湖線(大曲~田沢湖)、花輪線(大館~湯瀬温泉)、秋田内陸縦貫鉄道、秋田新幹線(田沢湖~秋田)、男鹿線、羽越本線(秋田~小砂川)、由利高原鉄道、北上線(横手~黒沢)、
補遺1: SCP-XXX-JP研究班総括-天屋博士の報告書抜粋
青森に大きな執着があるというのは大きな誤りであった。SCP-XXX-JP-1は県内の鉄道駅全てで飛び降りを制覇してから次へと移動するようである。確実に南下を始めていることが読み取れるのであるが、これを止める有力な手立ては無い。毎日どこかの駅でSCP-XXX-JPが発生し、情報検閲も困難になりつつある。警察組織と連携し、発生地点の駅の封鎖、記憶処理措置、駅構内設備の自然な導入、これらを完遂させてプロトコルを円滑に進められるようになるにはあと1年は必要と見られる。
補遺2:
秋田検閲局-阿田研究員から天屋博士へのメール:20██/1/13
引き続き乗降人口の多い駅を重点監視対象に置きつつ観測を続けますが、次の進出予測県への情報引継ぎの官僚のため、引き継ぎ先の選定をお願いします。阿田
天屋博士から阿田研究員への返信:20██/1/14
岩手・山形両県に回して良いので、迅速に連絡網の体制を整えておいてください。進出先が確定した場合、非選定先の県検閲班人員は一時的に既存監視網へ吸収し、不足人員の増員に充ててください。-天屋
経過
東北進出路線
秋田: 花輪線(兄畑~好摩)、いわて銀河鉄道、田沢湖線(赤渕~盛岡)、秋田新幹線(雫石~盛岡)、山田線、三陸鉄道リアス線、八戸線(久慈~角の浜)、大船渡線BRT(盛~長部)、釜石線、北海道新幹線(二戸~一ノ関)、東北本線、北上線(北上~ゆだ高原)、大船渡線(一ノ関~新月)
宮城県: 大船渡線(気仙沼)、大船渡線BRT(唐桑大沢~気仙沼)、気仙沼線BRT、気仙沼線、石巻線、仙石線、東北本線(有壁~越河)、東北新幹線(古川~白石蔵王)、陸羽東線(子牛田~中山平温泉)、仙台地下鉄南北線、仙台地下鉄東西線、仙台空港アクセス線、東北本線利府支線、仙山線(仙台~奥新川)、常磐線(仙台~坂元)、阿武隈急行(槻木~あぶくま)
山形県: 陸羽東線(堺田~新庄)、奥羽本線(及位~板谷)、陸羽西線、羽越本線(女鹿~鼠ヶ関)、左沢線、山形新幹線(新庄~米沢)、仙山線(山形~面白山高原)、山形鉄道フラワー長井線、米坂線(米沢~小国)
福島県: 東北新幹線(福島~新白河)、福島交通飯坂線、奥羽本線(庭坂~福島)、磐越西線(郡山~徳沢)、磐越東線、常磐線(新地~勿来)、水郡線(郡山~矢祭山)、東北本線(貝田~白坂)、只見線(会津若松~只見)、会津鉄道
補遺1: SCP-XXX-JP研究班総括-天屋博士の報告書抜粋
SCP-XXX-JP-1は東北地区路線をほぼ制覇している。関東地区への進出が予想されるが、未だこれを止める有力な手立ては無い。首都圏では路線数が莫大になるため情報検閲は不可能である。さらに言えば、実社会への影響も計り知れない。警察組織と連携は開始され、1件目の発生と同時に、その地点から1日に移動可能圏内の各駅への派遣がなされるように手順が組まれている。各都県との連携を密にすることが最重要である。
補遺2:
福島検閲局-不田収容スペシャリストから天屋博士へのメール:20██/7/14
、もしSCP-XXX-JP-1が人間と同様に、電車を乗り継いで移動しているのであれば東京メトロ、JR線の乗り替え可能路線は多岐に渡り、2件目の出現予想路線の選定はほぼ不可能となるでしょう。我々もそろそろあの無賃乗車の愉快犯を収容したいのです。自分達がお金を払って通勤しているのがバカらしくなってくるので -不田
天屋博士から不田収容スペシャリストへの返信:20██/7/15
茨城、栃木、群馬に暫定的に検閲班を設置。警視庁公安部特事科に対して情操協力を要請してください。分かります。私も早くこの茶番の鬼ごっこをやめにしたいのですが、しかし記憶処理しか方法がないのです。供給が追いつかず、業務と需給は飽和しています。現在日本支部理事会に東西警察機関共同網の敷設を申請しています。-天屋
関東甲信越進出順(路線省略)
| 進出先 |
発生期間 |
備考 |
| 栃木県 |
20██/8/15~ |
|
| 群馬県 |
20██/9/22 |
|
| 茨城県 |
20██/10/25 |
|
| 千葉県 |
20██/11/13 |
|
| 埼玉県 |
20██/1/5 |
|
| 東京都 |
20██/2/20 |
|
| 神奈川県 |
20██/5/3 |
|
| 山梨県 |
20██/6/4 |
|
| 静岡県 |
20██/7/10 |
|
| 長野県 |
20██/8/2 |
|
| 新潟県 |
20██/9/6 |
|
| 富山県 |
20██/11/4 |
|
補遺1: SCP-XXX-JP研究班総括-天屋博士の報告書抜粋
SCP-XXX-JP-1は首都圏に着実に南下し、西に展開を始めている。私はSCP-XXX-JP-1を人ではないかと考えている。SCP-XXX-JP-1の行動理念として、各路線、各県を制覇してから移動を行なっていることが挙げられるが、私にはどうにもこだわりの強い、あるいは几帳面な性格の人間にしか思えないのである。幸い、出現場所が絞り込めるため1軒目の発生箇所について絞り込むことが容易であり、現在のプロトコルの実施の最大の障壁は記憶処理材の在庫である。さらに、ここ最近の傾向として、過去出現した駅への再出現の傾向も判明してきている。どうやら『利用者数の多い駅』、『接続線の多いハブ駅』が選ばれる可能性が高いようである。現に、東京駅で40件、新宿駅で28件、渋谷・池袋で14件、千葉・横浜・上野で16件確認されている。これらの検証を重ねることで、より効率的なプロトコルを策定できるだろう。
現在、財団職員は出勤1時間前に職場に到着するよう要請が出ており、交通機関の麻痺も時間の問題である。一刻も早く上信へ移動してほしい。移動したようで何よりだ。(20██/8/5追記)
補遺2:
長野検閲局-黒木博士から天屋博士へのメール:20██/8/7
収容不可能と見るや、あからさまに被害をこちらにそらそうとするのをやめてください。-黒木研究チーム
天屋博士から黒木博士への返信:20██/8/7
台風のようなものです。耐えてください。首都圏よりは対応は楽かと思われますが、首都圏の警戒網の人員の何割かをそちらへ移譲します。不足した場合は連絡をください。また、駅数が減少するため記憶処理材の使用量は低下すると推測されます。予算案をまとめて提出してください。-天屋
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