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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは消失したまま10年以上活動が確認されていないため、現在活動を終了したと判断されました。
SCP-XXXX-JPが明瞭に撮影された高速度撮影画像、及び高速度撮影映像、またはそのデータ、は確認され次第財団エージェントによって回収、破棄、または消去されます。
また、インターネットを通じてカバーストーリー「都市伝説」を流布してください。
説明: SCP-XXXX-JPは日本を除いた世界各地の沿岸部で目撃されていた、9体の人型霊的実体群の総称です。発見当初はその異常性から外見の詳細は不明でしたが、現在は高速度撮影技術によって、すべての実体がまったく同じ外見を有した70代前半のアジア人男性に見えることが発覚しており、それぞれの判別は困難です。
SCP-XXXX-JPが発話した事例は確認できていないにも関わらず、SCP-XXXX-JP間での意思疎通は成功しているように見えることから、SCP-XXXX-JP間でのみ通用する発話を用いない意思伝達手段が存在するものと推測されています。
SCP-XXXX-JPは沿岸部での導線法1と公会法2、天体観測を用いた測量と結果の記録以外の活動が確認されておらず、SCP-XXXX-JPに対するあらゆる物理的干渉が効果を現さないことから、それらの行動に対する反応も確認されていません。
SCP-XXXX-JPは自身と自身が使用する道具にのみ作用する限定的な時間拡張能力を持っています。そのため、SCP-XXXX-JPの行動は客観的には本来の行動に比べて高速で行われているように見え、肉眼で捕捉するのは極めて困難です。また、SCP-XXXX-JPは移動に歩行を用いず、すべて瞬間的な転移によって行われます。
補遺: SCP-XXXX-JPは1819年3月24日に現在の中国上海市に当たる地点で初めてその存在を確認されました。当初は高速度撮影技術の不足からSCP-XXXX-JPについて一切の情報が不明でしたが、1948年に世界に先駆けて財団によって高速度撮影技術が十分な水準に達したことで、その外見的特徴や行動の詳細について確認がとれました。また、高速度撮影によって得られたSCP-XXXX-JPの測量結果記録の筆跡を鑑定した結果、日本の測量家であった伊能忠敬の直筆と一致しました。
1998年4月18日、最初の確認地点である上海市近辺でSCP-XXXX-JPが完全に消失したことが確認されました。その後10年間に渡って活動が確認されなかったため、2018年4月18日をもってSCP-XXXX-JPはNeutralized認定を受けました。
追記: 2019年5月4日、東京都江東区の交番に「伊能忠敬住居跡に奇妙な地球儀が落ちていた」とする報告と地球儀(以下SCP-XXXX-JP-Aに指定)が届けられました。SCP-XXXX-JP-Aはその後財団エージェントにより回収され関係者にはカバーストーリー「卒業制作」が流布されました。
SCP-XXXX-JP-Aは和紙と竹を使用して作られた地球儀です。インクは和墨が使用されており、記述された世界地図は各所歪みがあるものの9割程度の正確さが保たれていました。筆跡鑑定により記載されている文字が伊能忠敬本人の直筆と一致したことによりSCP-XXXX-JPとの関連性が疑われ、現在はサイト-8172の低脅威度物品収容ロッカーに保管されています。
追記2: 2020年8月21日、外宇宙支部サイト00-28から「金星の表面に複数の人影が写っている」として高速度撮影による画像が送信されてきました。分析の結果、写っている人影とSCP-XXXX-JPに多くの類似点が確認され、SCP-XXXX-JPが宇宙の測量を行っている可能性があるとされ、オブジェクトクラスの再指定が議論されています。
現在オチのひと捻りを模索中。
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7062414 (27 Nov 2020 21:27)
拝読しました。
率直な感想
現状DVです。おっしゃられているようにオチのインパクトが足りない感じがします。こちらやこちらでアイデアを全体的に追加してみるのがいいかもしれません。
また、オチで落とす方向に関しても、大きく分けて「なるほどと思われる」ものと「意外性から笑わせる」というものの二つがありますが、現状どちらにも当てはまらずオチとしてあまり機能していないという印象を受けました。どちらに振るかを考えた上で必要なパラメータ(笑いならギャップ、納得ならより具体的描写)を伸ばしてみると良いかもしれません。
細かい点
どうでもいいと言えばどうでもいいのですが、彼なら金星より先にまず月の測量をする気がしました。
以上、参考になれば幸いです。