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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: その性質上、SCP-XXXX-JPの完全な収容は不可能です。SCP-XXXX-JPの発生数を減少させる為、各国政府と連携のもと、ペーパーレス化を進めてください。
説明: SCP-XXXX-JPは、人間が移動中に発生する物体の異常転送現象です。SCP-XXXX-JPによって転送される物体(以下、SCP-XXXX-JP-A)は、SCP-XXXX-JP-Aを運搬している人間(以下、SCP-XXXX-JP-B)にとって、比較的重要度の高い物品が選出されます。これまでに確認されているSCP-XXXX-JP-Aは、学校の宿題等の提出物、教科書、会議の資料などです。SCP-XXXX-JPが発生すると、SCP-XXXX-JP-AはSCP-XXXX-JP-Bが運搬を開始する出発地点に転送されます。
実験記録XXXX-1 - 日付2021/10/12
対象: プリチャード学院の学生200名
実施方法: 特別研修を実施し、受講報告書を紙面にて提出させる。なお、報告書を入れたファイルには小型発信機を取り付けた。
結果: 4名がプリントを忘れたと主張した。そのうち1名のファイルに取り付けた発信機はある地点からの瞬間的な移動を記録した。当該生徒の荷物は他生徒と比較して重いことが判明した。
実験記録XXXX-2 - 日付2021/10/28
対象: Dクラス職員200名(他サイトとの連携実験)
実施方法: 研修資料を予め配布し、研修当日に支給された鞄に入れて持参させる。資料を入れたファイルには小型発信機を取り付けた。実験対象者の房にはすべて監視カメラがある。
結果: 2名が資料を忘れたと主張した。いずれの発信機も資料の瞬間的な移動を記録したが、監視カメラの死角となる地点(机の下、布団の中)に転送され、映像での記録は失敗した。
実験記録XXXX-3 - 日付2021/11/6
対象: Dクラス職員200名(他サイトとの連携実験)
実施方法: 研修資料を予め配布し、研修当日に支給された鞄に入れて持参させる。資料を入れたファイルには小型発信機を取り付けた。実験対象者の房にはすべて監視カメラがあり、死角の原因となりうるものはすべて撤去した。
結果: SCP-XXXX-JPは発生しなかった。
以上の実験記録から分析されたSCP-XXXX-JPの発生条件は以下の通りです。
- 重要度の高い物品を運搬している。
- 転送先地点がカメラ等により監視されていない。
- SCP-XXXX-JPの発生がSCP-XXXX-JP-Bに知覚されないほど、SCP-XXXX-JP-Aが軽量である。
以上の条件がそろった際、低確率(およそ1%)の割合で発生すると思われます。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7041235 (25 Nov 2020 12:21)
現状DVです。財団職員がオブジェクトのせいにして自身に都合の良い行動を取るというオチや展開は今までの作品でもいくつかあると思いますが、本作はアノマリーの設定とオチが直結しすぎるているように感じました。オブジェクトの説明:節から始まって補遺:節でのオチにいたるには、読者の意表を突くような、意外でかつ納得感のある組み合わせを提示した方がよいでしょう。本作は納得感こそあれ、あまりその繋がりが意外でなく、読者からは不十分な印象を抱かれる懸念が大きいように思います。オチを捻る必要があるように感じます。
あるいはSCP-050-JP-JやSCP-081-JP-Jのように、読者をfunnyの意味で面白がらせるためのネタを多数盛り込んだ、ある種のドタバタ劇のジョーク記事として描写することも手だとは思います。ただし、これはかなり難度の高い技術を要求している気もするので、ご自身のやりたいことや得意なことと照らし合わせて取捨選択いただければと思います。執筆頑張ってください。
批評ありがとうございます。
オチが弱いことは確かに自分でも感じていた点でありますので、第三者のご指摘を頂けたのはとても嬉しいです。
現状のアノマリーの設定ではこのオチをこれ以上活かしきることは厳しいと感じていますので、もう少しオチあるいは説明を練り直してみようと思います。