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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 現在、Dクラス職員をSCP-XXX-JPの対象にさせることで収容状態を維持して下さい。SCP-XXX-JPによってDクラス職員が死亡した場合は直ちに他のDクラス職員をSCP-XXX-JPの対象にさせて下さい。██████病院には常に医療スタッフに扮した財団職員に見回りをさせて下さい。
説明: SCP-XXX-JPは████県立██████病院に搬送中の救急車内でランダムに起こる現象です。SCP-XXX-JPが発動する条件は搬送中の患者が成人した大人であること、その患者が重症であることが確認されています。なお、SCP-XXX-JPが発動する前に救急車の搬送先を██████病院以外の医療施設に指定することでSCP-XXX-JPの発動を阻止できることが確認されています。
対象となった患者はSCP-XXX-JPが発動する前に、言語性幻聴1を聞き始めます。過去に記録でSCP-XXX-JPによる幻聴を受けているDクラス職員にインタビューをしたところ「男の子の声が聞こえた」「”きっとだいじょうぶ”と励まされた」などのSCP-XXX-JPの幻聴に対して非常に好印象なコメントを記録しました。これらの記録からSCP-XXX-JPによって聞こえる声の持ち主は推定7歳ほどの男児と考えられています。
言語性幻聴を聞き始めて約3分ほど経つと対象は集団墓地に転送されます。この集団墓地の場所は特定されておらず、先がないほど広いことが分かっています。次に対象はそこで葬式の参列を発見します。この葬式は誰が死んだために行われたのかが分かっていません。対象が参列を発見してから暫くすると元の救急車に再び転送されます。
対象はその病院で驚異的な回復力を見せ、最短で2週間以内に病院を退院します。このまま対象が病室に入院すると、精神異常を発症します。入院した対象は他者から何を言われても「だいじょうぶと言われた」と錯覚します。また、対象は本や新聞などの文面や、何も書かれていない壁や床にも「だいじょうぶ」と書かれていると錯覚します。
対象が病院を退院するとSCP-XXX-JPの影響は全く受けなくなります。対象自身も何も無かったかのように病院を退院し、普段の生活を送り始めます。この1週間後、対象は何らかの形で心身にかかわる重傷を負い、また██████病院に搬送されます。その救急車内でもう一度SCP-XXX-JPが発動し、対象はこの件くだりを永遠に繰り返します。対象が死亡するとSCP-XXX-JPのターゲットは変更され、次に██████病院に救急車で搬送されてきた患者に発動します。
以下の記録はSCP-XXX-JPの存在が確認されて間もない20██/7/17~20██/7/19に、安斎博士によって記録されたインタビュー記録です。救急車で搬送中のSCP-XXX-JPの対象となったD-65882にインタビューを行いました。なお、医療スタッフに扮した財団職員数人も同行しています。
補遺: D-65882は20██/7/25に
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- portal:7039226 (24 Nov 2020 03:59)
初投稿です。初めて記事を書いたので少し下手なところもありますが
批評、よろしくお願いします。
要素を詰め込もうとしているのかちょっと読みづらいです。二文に分けてもいいかもしれません。
個人的にはこのあたりの記述は無くてもよいと思います。実験には許可が必要~というのは基本的には当たり前なので、かさましの要素になっていることが多いです。一文目が十分にフックになりうるプロトコルなのでいっそ消してもいいのではないでしょうか。
完全な、とはどういう意味でしょうか。クリニカルではありません。
全体としてクリニカルトーンを詰め切れていない演出を受けます。この辺りは個別に指摘しているとキリがないので他の記事を参考にしてもらいたいです。
スポイラーを読み、ある程度は内容について考えられていることが伝わりましたが、記事の構成がそれを生かせるところまで達していないと思いました。「搬送中に発生する」という部分は新規性があり興味を惹かれましたが、続く異常性の部分が目新しいものではなかったため非常にもったいなく感じました。スポイラーを詰めたとしても多くの場合、スポイラーに踏み込むほど考察してもらえることは稀です。多くの読者は「フックで記事に興味を持ち」「異常性、ストーリーを楽しみ」「その記事の背景を考察する」という流れを取ります。この下書きでは「異常性、ストーリーを楽しみ」の部分が非常に弱いです。凶暴になる。それが伝播するという異常性はありふれており、実験記録もそれを強調するのみで特に面白さがありません。補遺も財団のミスから展開するものであまり説得力がありませんでした。まずは異常性の部分を詰めなおすことから始めてはどうでしょうか。復讐の手段はなにも単純な暴力だけではないはずです。
異常性、ストーリーの面白さを根本から考え直したいと思います。確かに異常性が狂暴になるだけでは物足りないと思えてきました。批評を受けて「異常性、ストーリーを楽しみ」と「補遺のオチ」を考え直すことができそうです。今回は批評をしてくださり、ありがとうございました。