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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその性質上、確実な収容方法が確立されていないため、SCP-XXX-JP発生に伴い生じる混乱を緩和させることに力が尽くされます。SCP-XXX-JPを記録した写真や映像が確認された場合は、全て虚偽の内容に差し替えられ、その度に適切なカバーストーリーが適応されます。
説明(改訂第2版): SCP-XXX-JPは肢体が欠損していない状態の哺乳類(以下暴露者と呼称)を中心に発生する現象の総称です。SCP-XXX-JPが何をトリガーに発生するのかはSCP-XXX-JPの観測例の少なさから判明していません。観測されたSCP-XXX-JPの全事例に共通する点としてSCP-XXX-JP発生の瞬間を目撃した人物が1人以上存在することが挙げられます。
SCP-XXX-JPが発生した際、暴露者の右腕の付け根である三角筋周辺部からは爆発が確認されます。この爆発によって暴露者の腕は欠損し、勢いよく飛び周辺の地面に散乱します。この際、記録に残る全事例において欠損した腕は暴露者の付近に居た人物に激突しています。これにより、暴露者は出血性ショックにより概ね死亡し、暴露者の腕が激突した人物は骨を折るなどの怪我を負います。現在までにSCP-XXX-JPによる負傷者は██名、死亡者は██名確認されています。
SCP-XXX-JPは201█/██/██に初めて観測され、現在に至るまで平均して1年に2回の頻度で発生し続けています。現在までに観測されたSCP-XXX-JPの事例数は10回ですが、SCP-XXX-JP発生の瞬間を捉えた写真や音声・映像記録はまだ確認されていません。1
補遺SCP-XXX-JP - 日付2022/3/16:
事例SCP-XXX-JP-10の事後調査にて、工事現場に設置された監視カメラの1つがSCP-XXX-JP発生の一部始終を記録していた事が報告されました。これはSCP-XXX-JPの調査が開始されて以来、初めて詳細なSCP-XXX-JP発生の瞬間を記録したものでした。
SCP-XXX-JP担当主任チームは記録に基づいて分析した結果、SCP-XXX-JP発生は暴露者と付近の人物によって行われる会話の内容がトリガーになって発生している可能性が高いとして、SCP-XXX-JPの異常性の再確認、当報告書の改訂を検討中です。
以下はSCP-XXX-JP発生の一部始終を記録した監視カメラの映像の抜粋です。
<再生開始>
[需要度が低いので割愛]
[太田氏がプラスチック製の箱を椅子替わりにして腰掛けている]
[信夫氏がカメラに映る。信夫氏は両手に鉄板の入った箱を抱えている]
信夫氏: よいしょっと…。
[信夫氏が箱を床に置き、自身の傍に存在する棚に鉄板を収納し始める]
圭介氏: 信夫さん最近大変っすね。力仕事ばかり任されて…。
信夫氏: 本当だよ。こんな歳のおじちゃんにこの仕事は合わねぇよなぁ。
[圭介氏と信夫氏が共に声を上げて笑う]
信夫氏: だからさぁ、お前もそんなとこで、ぼーっと眺めてねぇでさぁ。
[信夫氏が被験者に向き直る]
信夫氏: ちょっと手ぇ 貸してほしいんだけど。
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[爆発音]ㅤ
[信夫氏の悲鳴]<再生終了>
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批評してくださる方へ
久しぶりに下書きを書いたので文章構成とかが結構心配なのですが、批評してもらいたい点は以下の3つです。
・現状の評価
・文章がおかしいところや読者に伝わりにくいところはないか
・記事のインパクトの出し方
批評、よろしくお願いします。
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- portal:7039226 (24 Nov 2020 03:59)
とても読みやすくオチが秀逸でした!特にインシデントSCP-XXX-JP-3内最後の行が伏線になっているのもポイントが高いですね!面白かったです!
ちょっとですが気になった点を挙げますね
インシデントSCP-XXX-JP-3内説明最後から二番目の行 「SCP-XXX-JP直前」
補遺では「SCP-XXX-JP発生」と言っているので「SCP-XXX-JP発生直前」の方がいいかもです
全てのインシデント内説明最初の行「暴露者は~にて暴露」
重複が気になるので「~にて発生」の方がいいかもです
補遺SCP-XXX-JP - 日付2022/3/16二行目「これはSCP-XXX-JPの調査が開始されて以来初めて詳細なSCP-XXX-JP発生の瞬間を記録したものでした。」
一文が長く修飾語で一瞬混乱したので「以来」もしくは「初めて」の後に句点を入れたほうが読みやすいかもです
個人的な意見ですがお力に慣れれば幸いです!執筆がんばってください!
はじめに
・現時点ですと、NV~DVです。
・文章のおかしさや分かりにくい部分は見当たりませんでした。
・現時点で記事はだいぶ短いほうですし、もっと長くなっても大丈夫だと思います。
これは対象Aの特定の発言をトリガーとして、対象Bに異常性が発生する というものですね。
現時点では財団は「手を貸してほしい」という発言が、SCP-XXX-JPの発生条件に関連するのではないかと考えています。しかし、こういう発言は日本全国で日々何度も行われているはず(誰かと作業を行う存在として、労働者人口6000万人を考える。各労働者が月1回ペースで発言したと仮定すると、年間で7億2000万回となる)なので、年2回程度という発生頻度とは大きな差があります。まだ未発見の発生条件が残っていると考えるのが自然なので、財団はこの異常性をもっと調べる必要がありそうです。
201█/██/██に初めて観測されたとあるものの「手を貸してほしい」という日本語は2010年以前にも存在しているので、やはり相手に向かって発声するだけが異常性の発生条件ではないようです。もしくはこの日付に、何者かが何かを行ったのかもしれません。
この異常性は現状、発生記録が日本のものしかないので日本国内もしくは日本語でのみ発生するものと判断することもできます。もしもその場合は「te kashite hoshii」という一連の発音自体に異常性の発生要因があり、言葉の意味は日本語で偶然一致するだけで必ずしも関連していないのではないか? と解釈することもできました。
ラストの [爆発音] の文字が大きくなっている部分は、通常の大きさでも良いと思います。分かりやすい表現方法として有りではあるものの、言葉自体の力だけではインパクトを出しきれなかったという背景があるとも感じられました。
アイデアの根本である「例えの表現が実際に起きる」は面白くできるもののはずです。ただ、ストーリーは「手を貸してほしい」以外の比喩表現を使っても同等のものが完成しそうに見えたので、もしも絶対これでなければならないという理由が現状ないのであれば、他にも色々と探してみていいと思います。
現時点ではストーリーは X→Y という2コマの漫画な展開であり、Yがかなり予想外な面白さを持っていないと評価は難しそうです。二段構えのオチで X→Y→Z としたり、途中で余計な何かが混ざって本来のルートから逸脱する X→Yα→β のような面白さを狙ってもいいかもしれません。
この下書きと系統は類似していないと思われますが、例えばSCP-2536-JP タバコと滋賀はお好きですか?は素直に進むはずだった展開にAre We Cool Yet?も想定していなかったことが起きたことで予想外なオチが待っています。
MorphiaNestさんmakigenekoさんありがとうございます。頂いた批評を元に修正したいと思います。
以前に批評中断したrev.14とも比較してみましたが、あまり変わっていないように見えます。最後の段落を追加したのは別にいいのですが、結局「財団が未知の発生条件」が何なのか全く分からずに終わってしまっているので、どうしてもモヤモヤ感が残ってしまいます。
言葉遊び系の記事は、それだけだと物足りなく映ってしまいます。何かプラスアルファでパンチのあるストーリーを持ってくるか、異常性の発現条件をもっと絞るなど、もう一工夫あった方が良いと思います。
現状、長さに問題は無く、伝わりにくいところも無いように思えます。
ただし、映像記録の抜粋の後のパラグラフが蛇足になっているように感じます。
「手 貸してほしい」という意図あるいは発音がトリガーとなっていることは、発生記録と映像記録から容易に読み取ることができます。ここで綺麗にオチが付いているにも関わらず、その後に「一連の発音自体に~」と財団による分析を入れてしまうのは、駄洒落を披露された後にその解説を語られたようでやや興覚めといった印象を覚えます。
またGokipoさんが仰るように、"未知の発生条件"自体が何なのか分からない状態で締められており、どういう感覚を抱くべきなのか分からず放り投げられたような印象を覚えました。最後の最後で冒頭部の不穏さに引き戻され、コメディが死んでしまっているようにも思えます。
個人的には、(特に末尾で)"未知の発生条件"について特別に触れる必要性は無いように思います。makigenekoさんが仰るような数の不釣り合い、すなわち「手 貸してほしい」という言葉の予想される発声回数がSCP-XXXX-JPの発生回数を遥かに上回ることは容易に想像でき、「まあ何か異常性の発生を制限する要因があってこの回数に落ち着いているんだろうな」と分かるからです。なので私は最初に読んだ際には特に不足を感じませんでした。
"未知の発生条件"をメインに据えるわけではないのであれば、「厳密な発生条件は現在研究中です」とでも書き、報告書の末尾ではなく説明:欄に記載するのが良いのではないでしょうか。あるいは、makigenekoさんやGokipoさんが仰るような第三の展開を追加するのであれば、発生を抑制している要素の設定を固めた上で、未知"はなく判明済みの条件として記載するというのが手段の一つかなと思います。
以上です。執筆のほど応援しております。
Tutu-sh
GokipoさんTutu-shさん、ありがとうございます。頂いた批評を元に修正したいと思います。
拝読しました。
既に複数の方からの批評があるため、指摘の内容被りについてはご容赦ください。僕が読んだ限りですと批評を受けて構成はしっかりした形になったのではないかと思います。ですが、指摘を100%解決できているわけではないため、まだまだ手を加えることができると思います。
まず、makigenekoさんやGokipoさんの指摘にある異常現象のトリガーが絞り切れていない点が挙げられます。Tutu-shさんの指摘の通り、なくても違和感はないとも思うんですが、記事中に含まれている要素が少ないため、読者を考えさせるためにももう1つのトリガーを加えるのがいいのかなと思います。
現状では音声がトリガーというのはわかるんですが、指摘されている通り、何故年に2回しかないのかが疑問のまま終わります。この言葉が言われる機会なんてあまりにも多いので、これが答えと言われてもなるほど!と思った後に本当か?となってしまいそうですね。あまり納得感がありません。オチはこの形がベストだとは思いますが、もう少し異常性の発動条件を考えてみるのはいいかもしれません。ここからもうひと展開加えるのがいいと思うんですが、オチの前に追加で絞る要素を入れる形になるでしょうか。4件の事案記録にほんのり共通の要素を仄めかし、最後の映像記録で表の答えはセリフ、裏の答えはその絞る要素を出すみたいな感じにすると深みが出そうです。で、裏の答えなんですが、どうして爆発するのかというとこにも繋げられるといいかもしれません。爆発の要素はビジュアル的にめちゃくちゃ面白いのですが、セリフ部分とはあまりピンと来ませんし。ただ、意味不明さ・理不尽さを出したいならボカしたままでいいですね。ここについては取捨選択お願いします。
あとは細かい指摘になります。
全体を通して、構成は整えられているので、オチへの導線を整えてよりオチの印象を大きくできるように改稿できるといいですね。こういう言葉遊びタイプの記事は好きなので、いい感じにまとまるといいですね。
批評ありがとうございます。頂いた批評を元に内容を深く・濃くすることを意識して修正を考えたいと思います。